あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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6月のイメージ

 下記の表は、5月13日(作付本数のシミュレーション)でも提示しましたが、今日の説明でも必要なので提示します。結構役に立つ表だと思うので、できれば暗記して下さい。春夏野菜はこれでほとんど網羅しているはずです。


春夏作

1類  タマネギ
    ジャガイモ


2類  エンドウ・・・・・・→ キュウリ・・・・・→ハヤトウリ
    スナップエンドウ→ ナスビ
    グリンピース・・・→ ピーマン
    ソラマメ・・・・・・・→ オクラ


3類  レタス・・・・・・・・→ ナンキン・・・・・→サトイモ
    キャベツ・・・・・・→ニガウリ・・・・・・・→サツマイモ
              →トウガン・・・・・・・→ヤーコン


4類  コマツナ・・・・・→エンサイ・・・・・・・→ダイコン葉
    ホウレンソウ・・→ツルムラサキ・・・→カブ葉
    チンゲンサイ・・→モロヘイヤ
    春ダイコン・・・・→ニラ、青シソ


その他   インゲン、ニンジン
       ニンニク、ミョウガ
       スイカ、トマト(自給用)


 6月上旬は、冬を越して5月に収穫期に入る野菜が終わりに近づき、キュウリ、ナスビ、ピーマン等の夏野菜は6月中下旬にならないと、本格的には成り始めない「野菜の端境期」である。だから、昨日の出荷は野菜の種類が少なくて、ちょっと困った。出荷したワンパック野菜は、

タマネギ    2単位×250円=500円
ジャガイモ   1単位       200円
コマツナ    1単位        100円
グリンピース 1単位        350円
エンドウ    1単位        150円
レタス      3種類        300円
梅        1.5キロ      700円
ハーブティ用ハーブ(サービス品)
セイジ・レモンバーベナ・スペアミント・レモンタイムの4種類
送料                  800円
合計                 3100円

 梅は迷ったが、入れることにした。


 
 6月は梅雨入りと、池の脾抜き(6月15日)と、田植えの月である。そして、アジサイと花菖蒲の月でもある。

 
 今年はどんな梅雨になるだろうか。去年の梅雨は雨季と乾期の両極端の梅雨だった。晴れ間のない雨季の2週間の中ほどから、スイートバジルの葉が黒ずんで出荷できなくなったので、その記憶が残っている。とにかく「普通の梅雨」であって欲しいと思う。過激な梅雨だと、それが夏中、尾を引いて、盛夏に雨が降り過ぎたり、2ヶ月近く雨らしい雨が降らなかったりする。


 ボクが子供の頃の田植えはまだ「手植え」だったが、今は田植機でする田植えである。稲作は田植えから脱穀まで、全て機械なので、「土と親しむ」というより「機械を使う」という感じである。機械を使う農業はあまり好きではない。


 池の脾が抜かれると、田んぼのそばの細い水路をいっせいに水が走り始める。梅雨の雨と共に川も増水し、コイやフナやナマズやモツ(ハエ)やウナギが川下から川上めざして上ってきたのは昔の話。今は川に魚などいない。川は「用水路」ではなく「排水路」になっている。
 
 子供の頃は、田んぼのそばの細い水路から田んぼに入ってきたフナを捕まえたり、メダカやオタマジャクシを捕まえる楽しみもあったが、今の田植えにはそんな牧歌的な風景はない。

 
 川魚を釣るのも梅雨の中頃から梅雨の終わり頃にかけてだった。近所の親戚のおばあさんに連れられて、池の上のダムに釣りに行く事が度々だった。
 
 隣の家には、ミミズのいる堆肥の山が家の門先にあったので、そのミミズを掘り出して、缶詰の空き缶に入れて持っていく。蜂の巣の子や、アザミの中の虫でも、モツ(ハエ)がよく釣れた。でもその頃から不器用だったのだろう・・・テグスと釣り針が結べなかった。近所の親戚のおばあさんは「それぐれえ、自分で結びょうがな」と言って、結んでくれなかった。我慢比べになって、最後には結んでくれるのだった。釣りは小学校のその頃を最後に行ったことがない。


 その頃の小学校には農繁期の田植え休みと言うのが1~2日あった。田植えは子供でも大いに役に立つということを、その頃の小学校の先生は知っていたのだろう。
 
 一家総出で、苗代(なわしろ)の苗を抜いて一定量を束にして、田植えをする田んぼの畦岸から投げる。投げ方が悪かったり、束の結び方が悪かったりすると、空中、あるいは田んぼに落ちた瞬間にばらけてしまう。
 
 親戚同士、手伝ったり手伝われたりしていた。田植えの時分にはよくパン屋さんがパンを売りに来ていた。1個5円とか10円だった。アイスクリームと同じ値段だった。米との物々交換で買うのをしばしば目にした。


 稲作農家が忙しいのは5月中旬~11月中旬頃の半年間である。自分の農業も稲作農家に近づきつつある。稲作農家のようなやり方にしたいと思う。つまり、表の5月~10月末の半年間が忙しく、裏の11月~翌年4月末は、比較的リラックスできるようにしたい。ハウスはないし、旬に、より忠実であるように、そういうやり方に持っていくこともできる。

11月・・・中旬にタマネギの定植とキャベツ、ソラマメの定植が少々あるのみ。

12月・・・月、水、金の出荷のみ。急ぎの農作業はない。

1月・・・・月、水、金の出荷のみ。急ぎの農作業はない。

2月・・・・1月中下旬を境に業務用の注文が減るし、大霜で野菜やハーブが傷む。2月の出荷は休んでもよい。

3月・・・・出荷はない。中旬からぼちぼち農作業が始まる。

4月・・・・出荷はない。農作業が本格的に始まるが、出荷がないので休みは取れる。

 つまり、5月~10月末の半年間が忙しいだけにしたい。


20070602230556.jpg

 夕暮れの池の土手



20070602230615.jpg

 池の土手から見た夕暮れの田んぼ。



20070602230651.jpg  20070602230708.jpg

 アジサイの花が色づいてきた。


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田植え休み

ワシが小中学校の頃、田植え休みは1週間ぐれえあったよ。高校の実習田でも、全校生徒で一日田植えしたで~

  • 2007/06/03(日) 07:07:55 |
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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