あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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肥料の変遷

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 すでに5月19日なのに、この時期にしては夜が寒い。今、ストーブをつけている。夜間のこんな冷え込みは、夏野菜にはこたえる。何回も発芽に失敗しているのは「寒さ」が原因である。風も強いし、この1週間は荒れた天気が多かった。


 今日、少し液肥を担いだ。このところの雨で、土が湿っているので、液肥を施すには都合がよい。土が乾いている時は、根に直接触れると枯れることがある。
 肥料を施そうと思えば、この液肥を、いつでも簡単に施せるのがよい。液肥と出会えてから、肥料散布が楽しくなったし、野菜の味がかなりよくなったと思う。
 
 肥料に関しては、

(1)スタートの頃は、くそまじめに「堆肥」なるものを作っていた。当時まだ牛を飼っていた近所から牛糞をもらい、それと、落ち葉、土手草や山の下草、籾殻(すくも)を、サンドイッチ状にして、水を掛けながらよく踏み込みをする。1ヶ月後くらいに、それを切り返す(天地返しをする)・・・これは重労働。それでも3年ほどしたように思う。

(2)市販の鶏糞を買うこともあった。

(3)4年目頃から、町内の酪農家から、2トン車一杯7000円(現在は3000円)で、年に3回ほど買うようになった。

(4)9年目頃から、ニワトリを飼っている友人の鶏糞をもらいに行くようになった。

(5)13年目頃、現在の液肥を教えてもらい、液肥中心になった。



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 ジャガイモの現在の様子である。ジャガイモの葉が茂って、通路の畝間が見えなくなると思っていたが、あまり葉が茂らない。これは液肥に原因がある。液肥はヌカが主体であり、菜種カスは、ヌカ5に対して1くらいしか入っていない。だから、窒素分が少なかったかも知れない。窒素分が少ないと、葉があまり茂らない。

 肥料の3要素

N(窒素)・・・・葉の養分・・・・・・・・→菜種カス、鶏糞

P(リン酸)・・・実をつける養分・・・→ヌカ

K(カリ)・・・・・根の養分・・・・・・・・→クン炭(焼きすくも)
 
 NとPが大切なようである。菜種カスは輸入物だろうから、多く使いたくない。
 6月に入ったら、ためし掘りを始めて、6月10~12日頃には全部を一括収穫する予定である。

ジャガイモ・3月中旬植え→6月上旬収穫、種芋代は16キロで約3500円

タマネギ・9月21日蒔き→11月中旬定植→5月末収穫、種代は3袋で約3500円


 
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 夜が冷えるので、ナスビとピーマンがなかなか大きくならない。あまり手のかからない作物であるが、今日は「芽かぎ」をした。ナス科作物(ジャガイモ、ナスビ、ピーマン、トマト)は、ジャガイモを除いて、芽かぎ(わき芽を取る)をする必要がある。

 ナスビは44本、ピーマンは22本しか植えていない。野菜にはそれぞれ、「自分に適した本数」というものがある。早くその本数を体得することである。自分の場合は、最大の作付け量の時でも、ナスビは90本だった。今の倍である。90本と言う本数は自分にはとても多く感じた。


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 スイートバジルは400本定植しているが、かなりの「植え次」をした。やたらと「ネキリムシ」が多い。この田んぼのバジルはそれほどでもないが、この上の田んぼのバジルは、ほぼ半数の植え次をした。こういう時のために、苗はかなり多く用意しておく必要がある。


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 ニンジンに液肥を施した。春夏作のニンジンは、3月末に蒔いて、まだ太りが小さい6月20日頃から出荷を始めて7月末までの40日ほどで完了。8月に入ると、高温のために腐れが多くなるので、7月末で終わるようにしている。
 
 秋冬作のニンジンは、8月のお盆明けに蒔いて、11月~2月末の4ヶ月間収穫。だから作付面積も春夏作1に対して、秋冬作4の比率である。



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 キュウリにも液肥を施した。夜間が冷えるので、なかなか大きくならない。夜間が「にだえる」ようになると、夜、昼、大きくなる。



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 エンドウ類は病気が多い。画像はグリンピースであるが、込み合い過ぎて風通しが悪かったのか、早くも病気がきた。エンドウ類は、収穫できても、せいぜい1ヶ月である。ただ、5月はまだ野菜の種類が少ないので、エンドウ類は貴重である。

5月14日のワンパック

エンドウ       3単位×200円=600円
スナップエンドウ  3単位×200円=600円
ソラマメ       1単位×300円=300円
コマツナ       1単位×100円=100円
レタス類       3種類で      400円
キャベツ(病気がきている)        50円
タマネギ(葉つき)             350円
ハーブティ用ハーブ4種類      (サービス)
送料(120サイズの箱代込み)
     800円
合計                     3200円

5月18日のワンパック

エンドウ       3単位×200円=600円
スナップエンドウ  3単位×200円=600円
グリンピース    3単位×200円=600円
レタス         3種類で     300円
タマネギ                  300円
ハーブティ用ハーブ4種類      (サービス)
送料(120サイズの箱代込み)    800円
合計                    3200円

 自分の場合、下限2900円、上限3300円のワンパックにしている。平均3200円パックである。レタスやタマネギの葉が場所を取るので、120サイズでもぎちぎちである。
 通常、5月のパックは、
早生タマネギ、エンドウ、スナップエンドウ、グリンピース、ソラマメ、レタス、キャベツ、コマツナ、ニラ、ハーブのチャイブ(極細ネギ)、ハーブのルバーブ(ジャム専用)であるが、今年は上記出荷物以外はちょっと状態がよくない。

  

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 今日のニワトリ  


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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