あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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温床、第2弾

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 地下温床、第2弾、昨日1ヶ月ぶりにまた温床を作った。今回の温床は、オクラ90~100ポット、ツルムラサキ70~80ポット、エンサイ80ポットを定植するための温床である。後10日待てば、温床を作らなくても、冷床で、ポリのトンネルで覆うだけで、発芽が揃うが、この10日間はもう待てなかった。この3種類は種蒔き後、2ヶ月(60日)で収穫期を迎えるので、7月1日には出荷できるようにしたい。


 でも普通はもうこの時期には、温床など作らない。しかし、5月上旬は肌寒い日もあるので、きちんと発芽を揃えるには、温床の方がよい。手間がかかるのなら温床など作らないが、1ヶ月前の経験で、比較的短時間でできるのがわかっていた。それに今回は穴を掘る必要もない。


 上記3種類の定植は5月17~18日に決めている。高温を好む作物なので、これより早く定植すると、定植後、ポリやべた掛け資材で覆う必要があり、その一手間をかけたくない。だから5月頭の種蒔きになる。

 
 1ヶ月前の温床を前出し(隣にかさね上げること)したら、画像のようになった。小さな地下温床(稲の苗箱が10ケース並ぶくらい)でも、よく踏み込みをすると、これくらいの量の有機質投入になる。



20070501095634.jpg  20070501094027.jpg

 前回の温床を前出しして、片付けた画像である。これからまた、今回の温床作りをスタートする。



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 小さな緑のフゴに入っているのは鶏糞であるが、今回は鶏糞の量をかなり多めにした。やはり窒素分があった方が、よく発熱すると思う。でも、この鶏糞に果たしてどれくらい窒素分が含まれているかどうかは定かでない。コゴメをたくさんもらってからは、草とコゴメしか与えず、動物性タンパク(魚粉等)や植物性タンパク(大豆くず、トウモロコシくず)が入っている購入飼料はしばらく与えていない。穀類と草だけの菜食主義のニワトリになっているので、窒素分のごく少ない鶏糞である。だから画像のフゴで5杯ほど投入した。




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 今回投入した水は全部で120リットルほどである。画像のタゴに水がこぼれるくらいまで入れると30リットル入る。これを4杯分投入した。肩に担ぐなら20リットル×2=40リットルくらいが限度である。自分は最高18リットル×2=36リットルくらいしか担げない。メタン菌液肥でなく水だけだったら、40リットルくらいは担げるかもしれない。今回はエンジンポンプを利用した。



20070501094236.jpg

 今回はヌカの量も前回より増やして1袋半。前回は1袋をかなり残した。画像のような山の枯れ草は6束利用した。投入する時は2番目の右の画像の「飼い葉切り」で短く切って投入する。
 道に置いても誰に迷惑もかからない。お墓に行く道は山づたいにあるし、池に上がる道は、池の向こう岸へ上がる道が別にある。だから、この道は行き止まりであり、誰もほとんど通らない。軽四の通り道だけ草が生えていない。



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 踏み込み完了。すくも(籾殻)は今回は入れなかった。メタン菌液肥も使わなかった。稲ワラは、温床の最上部に敷くだけにした。使った踏み込み材料は、山の下草6束、トリ小屋の鶏糞をフゴで5杯、ヌカを1袋半、落ち葉を画像のフゴに3杯、水をタゴに4杯(120リットル)だった。交互に材料を投入し、水をかけながら、よく踏み込みをする。




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 完了したら上部をポリで覆う。ここに入っていた苗箱を元にもどしたが、上記3種類の種を蒔いたら、この苗箱は外に出す。
 今回は、温床の周りに「木酢液」は振らなかった。その代わり、ネズミを捕る引っ付きもちのようなものを温床の上に置いた。ヌートリアに3回も入られたから。ヌートリアは水辺を好む害獣であり、子猫ほどの大きさであるが、以前、この引っ付きもちで捕まえたことがある。近所のお年寄りにもらっていた「チャン」を仕掛けようと思ったが、仕掛け方がよくわからなかった。情けない。



20070501094419.jpg

 2時過ぎに始めて4時過ぎに終わった。材料を集めることからスタートしたが、2時間ほどで終わった。温床に関しては、地上温床→電熱温床→地下温床と変遷したが、自分には地下温床が一番合っていると思った。でも、これに到着するまで、なんと17年の歳月をかけてしまった。電熱温床には2万円も投資しながら、どうもうまくいかず、毎年、種の蒔き直しになったから、かなりばかばかしい投資になった。

 地上温床→外枠がうまく作れない。踏み込み中に枠が崩れてしまう→電熱温床の導入→新しく導入したが、うまくいくかない→また試行錯誤→ずっと以前の田んぼ見学で拝見したことをふと思い出し→地下温床。

 技術力など乏しくても気にしない、気にしない。百姓には百種類の作業が出てくるから、温床など単なる1種類にすぎない。

(1)とにかく、得意と思える百種類の内の5種類ほどに早く気付くこと。

(2)がんばれそうな対象が見つかったら、「絶望的に賭けるのだ。変節してはならない(これはかの有名な、「芸術は爆発だ」の岡本太郎さんの語録集に出ているらしい)」。
 自分は今、ブログに「絶望的に賭けている」。何の展望も見出せなくても、がんばれる対象があり、時の過ぎるのも忘れて、まるで少年のように没頭できることがあるのは、54才という年齢で、とてもありがたいと思っている。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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