あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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3種類の芋

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 4月10日の火曜日に新天地へ旅立ったオンドリがいなくなってから、トリ小屋へ入っても何か寂しい。メンドリだったら1羽いなくなっても変わらないが、オンドリは2羽しかいなかったし、その内の1羽がいなくなってから、その存在感の大きさに気づかされた。

 確かに、エサやりや水換えの手間は半分になったが、いつもの定位置にこのオンドリがいないということが、とても寂しい。今日は、旅立った日の午前中に見せた雄姿をアップします。


 今朝は、温床の状態を確認したり、液肥を混ぜたり、田んぼを見回ったりした後、池の上の山にワラビを取りに行った。竹の子も1本出ていた。「雨後の竹の子」と言われるくらいだから、雨が降ってくれないことには、竹の子も出ない。去年は、イノシシに全てやられてしまい、1本も収穫できなかったが、今年は今の所、イノシシが荒らしている気配はない。


 今日は、天気予報の雨を期待して、朝の一仕事を終わらせると半農半Xの日にした。農作業はまだそんなに急ぐ作業はない。大体、自分の全農作業の半分は「収穫、仕分け、出荷作業」なので、出荷がない今の時期は、週に3日だけ農作業をすれば足りることになる。
 
 
 1年の始まりのこの時期は、春夏秋冬の野菜やハーブを何回もシミュレーションすることが多い。何度も書いているが、自分の農業で最も大切にしていることは、定植本数(面積)を誤らないことである。これを誤ると、
(1)定植や中耕、除草、黒マルチを引くロス
(2)収穫時間ロス
(3)残渣の処分ロス
という風に、トリプルロスがかかってくるので、各作物ごとに、定植本数や、種芋を植え付ける個数は暗記している。暗記していると、その年に作付がいくら多かったか少なかったか頭にインプットできるので、翌年の作付本数を決める時に役立つ。
 この春、何度もシミュレーションしているうちに、減らさないと採算が悪すぎると考えたのが、
(1)サトイモ
(2)ヤーコン
(3)サツマイモ
の3種類の芋である。

(1)のサトイモに関してのネックは、夏場に多量の水を必要とする点、収穫と仕分けにかなり手間取ってしまう点、冬の防寒の手間、年が明ける頃から急速に味が劣化する点等から、可能な限り減らすことにした。キロ400円では、とても採算が合わない。でも、なかなか単価アップはできない。

(2)ヤーコンは、その年の天候に大きく影響される。特に梅雨時の過湿を嫌うし、真夏の高温にも弱い。そして、収穫をする時に、芋に傷がつきやすい。「サラダオトメ」という割れの少ない品種を作っているが、さほど外観がよくない。1株で、サツマイモほどの収量なら、あまり作る気がしなくなった。

(3)サツマイモは、肥料があまり要らず、黒マルチをすれば、手間もあまりかからないが、作付量が多いと、収穫が以外と重労働になる。イノシシが出始めてから、電柵の見回り等、余計な時間もかかっている。電柵を動かす一手間が負担で、今年は連作の予定だが、収量はどうだろう。


 ワンパックの性質上、上記の芋類は止めるわけにはいかないが、秋冬作のホウレンソウやロケット(ハーブであるが、炒め物、おひたし、生食と3拍子揃った野菜なので特にお勧め)、春夏作のツルムラサキやエンサイの方がはるかに採算がよい。


 今は夜の7時半、雨脚がかなり強くなっている。久しぶりのいい雨だ。一雨きてから、サトイモやヤーコンの植え付け、サツマイモのマルチ張りをする予定なので、明日からまた農作業のはずみがつく。

 
 風の噂では、自分と同年齢で、自分より7~8年遅く、40代の半ばで農業を始めた方が、かなり売上を伸ばし、多角的な農業経営を進めているらしい。スタート年齢にかかわらず、できる人はいるものである。それに引き換え、自分の農業を省みてどうだろう。スタートして3~4年は急速に進歩したが、その後はずっと進歩が止まっている。


 スタート時にイメージできた農業しか、自分はできなかった。農業にはいろんな形態があるから、どんな農業形態が自分に最も適しているか、何度も現地訪問をして、農業への入り口を誤らないことが大切である。
 農業は自給程度にして、農業以外の収入で日常の生活費を工面する田舎暮らしも選択肢の一つだと思う。農業で収入を得ることは、イノシシやシカ等の害獣がますます増えている現状から考えて、本当に厳しいと思う。
 

 


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  • 2007/08/12(日) 10:13:04 |
  • 野菜を極める
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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