あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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サツマイモの冷床

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 今日(4月9日)、サツマイモの種芋を伏せた。温床を作って伏せるのではなくて、毎年、冷床に伏せている。それでも、5月末には第1回めの苗が切り取れる。

 4~5日前に、ツルムラサキの跡地の黒マルチを5メートルほど取り除き、クワで少し耕してから、液肥を1タゴ施し、水で5~6倍に薄めておいた。




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 近所の芋穴に保管してもらっていたサツマイモを、春分の日の頃もらってきて、家においていた。




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 冬中、保管してもらっていたのは、画像の4種類の芋である。
(1)ムラサキ芋→加工用(イタリア料理店用)
(2)オレンジ芋→加工用(イタリア料理店用)
(3)ベニアズマ→早生品種、早出し用
(4)高系14号→晩生品種、ふかし芋用




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 2列のがんぎをきる




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 種芋を伏せる。手前から、
(1)ムラサキ芋→7個×2列=14個

(2)高系14号→7個×2列=14個
(3)オレンジ芋→4個×2列=8個
(4)ベニアズマ→5個×2列=10個

 たったこれだけの種芋で、5月27日~6月27日の1ヶ月間に600~700本の苗が切り取れる。

 苗を切り取る時に混同しないように、竹の棒で画像のように目印をつけておく。苗を見てすぐに品種がわかるようになるまでは、茎葉が似ている種芋は離して植えるとよい。


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 種芋が隠れるくらいに、土を戻す(かぶせる)。水はやらない。4~5日前に、液肥と水をしているので、土に適度の湿り気がある。芋を伏せてから水をやると芋が腐る。次に水をやるのは、苗が出揃って、5センチほどに伸びた5月10日頃である。




20070409200323.jpg

 その上から、クン炭(焼きすくも)をたっぷりとかける。なければ、(すくも)でもよい。その後、モグラ避けに、木酢液を1リットルほどクン炭の周囲に振った。




20070409200348.jpg  20070409200417.jpg

 トンネル状に、ポリ(透光率の良い新品を使う)を被せて、密閉して完了。この状態で、5月1日までの20日間は見ることもない。
 5月に入ったら、芋から芽が出始めるので、芽が出始めたら、日中、高温になる時は少し換気(ポリの裾を少し開ける)をする。
 サツマイモは特に高温を好むので、換気と言っても、ほんの少しである。

 芋を伏せてから20日間ほどで芽が出始めて、芽が出てから25日ほどで第1回目の苗が切り取れる。つまり、温床でなくて冷床でも、芋を伏せてから45日ほどで、苗が切り取れ、その後は、10日おきに3回ほど切り取れる。6月25日頃を最終挿し木にしている。
 去年の挿し木実績は、
(1)ムラサキ芋→約300本(業務用)
(2)オレンジ芋→約70本(業務用)
(3)ベニアズマ→約80本
(4)高系14号→約150本


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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