あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

第三の道

20070407234214.jpg 20070407234232.jpg 20070407234255.jpg

 左の画像はイタドリです。このあたりでは方言で「セイセンゴ」と呼んでいる。子供の頃にはよく山へ取りに行った。
 真ん中の画像は、花後のウメです。収穫まで後50日ほどです。

 
 ボクは友人、知人の田んぼ訪問をした時、トリ小屋やハウスや露地野菜のまわりを、行ったり来たりしながら、ニワトリや野菜をしばらく見続ける。そうすれば、農場主がいなくても、説明してもらわなくても、見えてくるものがある。

(1)その農場主の考え方、生き方。

(2)農の現場における能力もしくは適性。

(3)稼いでいる金額。

(4)自分はどれをまねることができるか。

(5)その農場主の将来性。

 なども何となくわかるような気がしてくる。自分も農業歴が17年を経過したから、やっとこれらのことが、少しずつ見えてきたのだろうが、まだ農業をスタートする前のあなただったら・・・、めざす農業形態が決まったら、その農業形態をしている先達の3~4人の田んぼを見学させてもらう。話を聞かせてもらうのもよいし、案内してもらうのもよいが、もし、先方に迷惑がかからないなら、少しの間でもよいから、あなた一人で田んぼやトリ小屋や果樹園を見せてもらうとよい。心の中を真っ白にして、その田んぼやトリ小屋や果樹園の前に立つと、果たしてこれが自分にできるだろうか、興味を持ち続けることができるだろうか、自分に向いているだろうかなどが、スタートラインのあなたにも多少は見えてくるのでは・・・と思う。それがピンとこなかったら、他の農業形態を模索して見る必要がある。あなたの過去を総動員しながら、これから始まるかも知れない「農業」の未来を透視するくらい見続けて、考え続けて、あたりを歩き回って見てください。

 
 自分の場合、農業がひらめいた時には、有機農業とか、消費者との提携という農業形態があることすら知らず、ハウスでの施設園芸を考えていた。農業改良普及所の所長に連れられて近くの農家を案内してもらったが、そのハウスの中に入って見せてもらった時、どう考えても自分にそれと同じようなことができるとは思えなかった。自分にできるかどうかくらいは、その現場で1時間ほど案内してもらっているうちにわかると思う。

 
 
自分は農業に適性はあるが、農業に関する能力は少ない。自分の土俵は、露地野菜のみで、たった「30~40アール」のサイズでしかなく、ニワトリは30羽ほどだった。
 
 自分から見れば、とんでもない広さの土俵を切り盛りできる人もいる。でも人は人である。自分の土俵が小さいと言って卑下したりしない。17年という歳月は農業の分野で他の誰にも負けないものが一つくらいはできてくるものである。

 
 都会出身の非農家の人が、農業に参入する方法としては、ニューファーマーズ系と有機農業系の二通りある。

 ニューファーマーズ系は、行政や農協から資本援助や農業指導を受けながら専門作物を持ちスペシャリストをめざす方向である。
 
現時点では成功しているかに見える人もいる。彼らが都会的なセンスを農業に持ち込んだからでもなく、インターネットなどを駆使して斬新な売り方を始めたからでもなく、彼らの持っていた能力が農業技術を蓄積する際に発揮されたからである。

 有機農業系は行政や農協から直接支援を受けることはない。どちらがいいかは、本人の適性や能力、好みの問題だと思う。

 とにかく、最初の一歩で、ニューファーマーズ系にするか、有機農業系にするかを間違えないで下さい。それぞれの先達を3~4人は訪問して見ることをお勧めします。

 ニューファーマーズ系でもない、有機農業系でもない、第三の道・・・つまり、最低限の収入は農業以外のことで稼ぎ、自給自足的な農業と田舎暮らしをする定年帰農系をしている現役世代の方もかなりおられます。第三の道は、有機農業系から転じてされる方が多いように思います。



あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://terayama.blog57.fc2.com/tb.php/243-13c6712f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。