あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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雨水を利用する小設備

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  近所の団塊の世代の大工さんが、今年から、自給用の野菜を作りたいと言われて、肥料のことを聞かれたので、「メタン菌液肥」のことを話していたら、先日、田んぼに来られて、液肥の「種菌」を少し分けてもらえんかと言われる。40リットルほどの種菌を持って田んぼに同行すると、すでに画像のような「雨水を利用する小設備と、メタン菌液肥の容器が設置してあった。


 さすが大工さんだけあって、このような大工仕事と、創意工夫は朝飯前らしい。野菜ができるより先に、このような小道具ができてしまう人である。


 トタン板で作った屋根をジョウゴにして「トイ」で受け、受けた雨水を廃物利用の「屋根の上に置く天日でわかす風呂の水の容器」に送るようにしている。この容器は200リットル入りで、2つ設置してあったから、合計で400リットルほど雨水が利用できる。


 なるほどなあと思いながら、何でこんな知恵が簡単に働いて、すぐにそれを形にできるんだろうと感心した。



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 二つの容器をこんなホースとつなぎで一つにして、真ん中の画像のように、水の蛇口は容器よりちょっと高い位置に引っ掛けている。その蛇口を容器の水面より下にすれば水が出てくる仕組みである。その全体像は右の画像である。



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 液肥タンクは、これまた廃物利用の「便漕」である。この便漕は地下に20センチほど埋めてあり、400リットルほど入るらしい。メタン菌は35度の時に最も活動的になると話していたら、早くも、便漕の蓋をガラスに変えていた。こんなことも、あっという間にできてしまう人である。


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 実演して見せてあげると言われて、画像のような「発電機」と「モーター」を動かして見せてくれたのが右の画像である。手で混ぜるのが面倒なので、こうやれば簡単に混ざると言われる。便漕は400リットルくらいだし、竹の棒で混ぜても1分もかからないので、はるかに竹の棒で混ぜた方が簡単だと思ったが、大工さんはこの方法がいいと言われる。これわかりますか。つまり、便漕からポンプアップしてまた便漕に戻して混ぜている。


 田んぼに施す時は、この道具で、画像のトップカーにまた別の300リットル容器を載せて、それにポンプアップ(この時、水で10倍に薄める)して、トップカーで田んぼの中を移動しながら作物に肥料を与えると言われる。このあたりから、自分の頭がだんだん混線してきて、この大工さんの思考についていけなくなった。もう科学者・・・。



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 さっきのホースの中を洗うと言って、今度は水の入ったタンクから、メタン菌容器に水を送り込む実演をして見せてくれた。


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 トップカーには、こんなユニークな屋根がしてあった。


 まだ野菜はこれからなのに、この準備のよさ。というか、野菜を作るよりはるかに、こういうことをする方が得意な人である。こういうことに関して、同じ土俵で勝負したら、先生と生徒以上の差がついてしまう。現に途中から、この仕組みを理解するのに、何度も繰り返し同じ説明をしてもらったから。

 今日のブログに載せたいのですが、インターネットを見られるんですかと聞くと、そんなことをするより、酒を飲んで寝とった方がええと言われた。
 ブログは自分の土俵。今80位ほどに順位が落ちているけれど、勝負はまだまだこれから。先は長い。

  


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 昨日、和気町のNさんに「木酢液」をもらいに行った。モグラに暴れられては困るので、もう少し温床に入れておこうと思った。上の画像は、Nさんの物置小屋兼炭焼き小屋である。田んぼは不耕起栽培。Nさんは今、農具の試作に没頭中。


 でも今朝、苗箱の上を歩いていたのは、外部からの進入者だった。瓦やレンガが跳ね除けられていた。多分、タヌキかヌートリアの仕業だと思う。まだ発芽は始まっていないので、苗箱の表面を手で平らにし、周囲に木酢液を1リットルほど補充散布し、外部からの侵入の防御を堅くした。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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