あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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営農誌の精鋭たち

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 近くのクボタの農機具店で農具を買ったり、修理を頼んだりしている関係か、時々、クボタ営農情報誌(中四国版)が送られてくる。農具を買っているといっても、持っている農具は、乗用トラクタ、管理機、草刈機、エンジンポンプのたった4 種類である。乗用トラクタは父が買っていたもので、購入してすでに20年を超えている。もう買うつもりはない。壊れたら買わざるをえないかもしれないが、中古品で15万~20万というのが、自分の気持ちの中で出せる限度である。管理機は9万、草刈機は6万、エンジンポンプはホースと合わせて7万ほどである。これらは自分の農業で最低限必要な農具だった。これ以上の農具を必要と思ったことはない。

 クボタの営農情報誌だから、主に機械が紹介されている。大型機械を駆使した稲作農家や畑作農家が、カラフルな写真に紹介されている。ここに登場している人たちは、農業の才能に恵まれた大規模機械化農業の精鋭たちである。今後の農業は、大規模機械化農業やハウス設備のある高度集約型農業の一群と、ほとんど機械に頼らない、そして何の設備も持たない家庭菜園型の一群の二極化がより顕著になっていくだろう。

 経済的観点から見れば、どちらがいいとも言えない。前者は農機具という大きな投資を伴うために、かなりのリスクを背負うことになる。

(1)   200万の機械を買えば、20年使えるとして、1年で10万の経費がかかることになる。機械を動かすには油代が別途かかってくる。故障すれば修理代もかかってくる。使用後は定期的に修理に出す必要もあり、毎年のように修理代がかかってくる。

(2)   高価な機械を購入すると、その機械を利用しない農業形態への変更がむずかしくなる。つまり、特定の機械を買うと、逆に生産品目が特化され、作物の自由変更ができなくなる。

(3)   大型機械だと、その置き場所という新たなスペース(倉庫など)の建設が必要になる。

(4)   特定の作物に一度機械を導入すると、永遠にその機械が手離せなくなる。そして機械には耐用年数があるので、何回も買い替えが必要になる。

(5)   事故や怪我の心配、そのための保険なども必要かも知れない。高価な農具だと、毎年税金もかかってくる。

(6)   廃棄する時に何万円もの廃棄料金がかかってくる。下取りしてもらうためには、購入回転を早くしなければ、下取り価値がない。

(7)   新たな機械の導入が、他の補助機械の必要を促し、機械が機械を呼び込むという悪循環に陥る可能性がある。

(8)   機械を駆使するつもりが、いつのまにか機械に使われてしまうことになりはしないだろうか。つまり、作物の変更も農業形態の変更も農業からのリタイアも機械の都合が優先される。中途からの心境の変化は許されない。自転車のようにこぎ続ける必要がある。

(9)   生産物もそうだが、高価な大型機械のセキュリティの問題も発生してくる。大型だから運べない、家の傍においているから大丈夫などと、のん気ではおれない。

 数年後に病気等によって、その機械を使えなくなる可能性もある。後継者がいるならともかく、大きな投資をすべきではない。その機械を利用する事によってあげれる農業収入をあてにして、その機械を買っている場合には借金という負債だけが残る。農業は個人事業であるから、大きな投資は危険極まりない冒険と思う。


 していないようで、自分も農業にかなり投資をしてしまった。でも農業者としては、これくらいは最低限の投資である。

農業用軽四・・・昨年5月に買い替えをした。74万円。


物置、トリ小屋・・・41万


井戸・・・27万(3年前の台風で吹き飛んだが、井戸に小さな小屋をしてあった。10万円)


草刈機・・・買い替えして2台目。6万円。


管理機・・・9万円。


エンジンポンプとホース・・・合計で7万ほどだったが、エンジンポンプのオイル交換を忘れて2回もエンジンポンプをパーにして、これが3つめ。だから、プラス10万円の大チョンボ。


 全部で184万円の投資になっている

 
 パソコンも今の農業者には必須と思う。平成12年12月に買ったデスクトップのパソコンは、パソコンとプリンターで20万。平成18年4月に買ったノートパソコンとプリンターとデジカメは、無線ランの設置費用等も合わせて合計で16万。


 あなたが、どれくらい稼げるか、その作物を作り始めて(その農業形態を始めて)2~3年経過してみないとわからない。


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コメント

はじめまして~、トシです♪

グーグルのブログ検索から
訪問させていただきました♪

見やすくてきれいなサイトですね♪

また訪問させていただきま~す♪

  • 2007/03/20(火) 00:31:43 |
  • URL |
  • トシ★在宅時間自由人♪ #-
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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