あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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田舎暮らし「塾」

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  苦手な作業というか、あまり得意でない作業は、どうしても後まわし、後まわしになる。左の画像はエンドウであるが、もう支柱をしなければならない次期なのに、支柱が立てれない。毎年こういった調子である。作付量も知れていて、エンドウ、スナップエンドウ、グリンピースの3種類を15メートルずつ3列しかないのだから、そんなに、よだつ(めんどうくさがる)ことはないのに、前に進んでくれない。支柱作物はどうも好きになれない。

 インゲンは「つるあり品種」は止めて、「つるなし品種」にしている。だから支柱はいらない。

 キュウリ、ニガウリは、このエンドウ類の後作に、その支柱を利用して定植するので、第1回目のキュウリ以外は、エンドウ類の支柱がそのまま使える。


 いのしし避けの電柵も、動かしたり、新たに設置しなおすことは、とても負担に感じている。サツマイモは連作が可能であるので、昨年の場所に連作しようかなと考えている。そうすれば、電柵を動かす必要もない。


 右の画像のように、乗用トラクタでの耕運も得意でない。オイル交換も自分でできないし、耕運ツメの交換も自分でできない。でも、どちらも4年~5年に1度くらいだから、購入先の農機具店に依頼する。
 自分のような農業者ばかりだったら、農機具店さんは儲かるだろうなあ・・・。しかし、自分のような農業者は少数であり、農業者には器用な人が多い。それが理由に、トリ小屋を大工さんに建ててもらったという人は、友人、知人の中では1人もいない。仲間の応援を受けたりして、それぞれみんな自分で建てている。大工さんが建てたような立派なものでなくても、害獣が侵入しないように、台風ですぐに倒れてしまわないように建てることができれば、格好や外観などはどうでもよいのである。大工さんが建てたものよりかえって、手作り感が出て、画像にした時に、より牧歌的に見えるような気がする。


 とにかく自分は、創意工夫とか図画工作とかはまるで不得意なので、田んぼの風景がとても平面的である。ちょっとした遊び心で、竹などを利用して立体的な構築物を作ったりする発想は全くない。いうなれば、のっぺらぼうな、あまり凹凸のない田んぼ風景である


 もし「田舎暮らし塾」のようなものがあるとすれば、簡易なトリ小屋の作り方、薪での風呂の沸かし方、山水(簡易水道)の引き方、チェーンソーの使い方、チェーンソーの刃の研ぎ方、草刈機の刃の研ぎ方、トラクタ類(乗用または歩行)の簡単な整備の仕方、草刈機の簡単な整備の仕方、鎌の研ぎ方、鋸の選び方、管理機(ミニトラクタ)やエンジンポンプのオイル交換、簡単な整備の仕方、簡易なドラム缶炭焼き窯の作り方、簡易な支柱の立て方、害獣避けの電柵の買い方、張り方、キーウイなどの棚がいる果樹の簡単な棚の作り方、野菜の水をどこから確保するか、確保できない場合の簡易井戸の見つけ方、業者の依頼の仕方、ニワトリのさばき方(解体の仕方)、ヤギの飼い方、ヤギ小屋の作り方、などを教えてくれる機関のようなものがあると役立つ。


 なくて七癖というが、得意不得意には、かなり頻繁にでくわす。自分は、トリ小屋を建てることはとてもできないが、飼い方は、1~2冊の本を読んだくらいで、誰に教えてもらわなくてもわかった。ニワトリを飼うという起承転結のうち、起が得意な人、転が得意な人、それぞれであり、たった一つの工程のなかでも、かなり得意不得意が出てくる。農業の場合は「分業」はないから、たいていは、その工程のすべてを自分でやる必要がある。

起・・・ニワトリ小屋を建てる
承・・・ニワトリを育てて飼い続ける
転・・・ニワトリが産んだ卵を売る
結・・・淘汰(解体)


 同じ農業人でも、単一作物を大規模に作ることが得意な人、自分のように、特定の作物を一定量を超えて作付けすることのとても不得手な人、6~7年の間に農業形態を大きく変えたり、1~2年見ない間に田んぼ風景が大きく様変わりしている人、自分のように4~5年までは進歩するが、その後はずっと平行線をたどる人、3年が過ぎても、市場出荷でもワンパックでも、どちらも形にできない人、5年後も15年後も収入金額があまり変わらない人、収入金額のゼロを一つ多くするくらい稼ぎをアップする人・・・農業者も千差万別である。


 10年という歳月が経過する間に、それぞれの得意と思える方向に、無意識にシフトしているようである。


 毎年、同じことを繰り返しているのに、全然進歩しない農作業が自分には多い。1年に1度、特定の時期にしか回ってこない農作業が多いので、繰り返し反復練習もできない。
 
 
 結構得意でない農作業が多いのに、作物を育てることは全般に好きである。売ることはあまり上手でない。

 農業の現場で稼げるだろう金額も、4~5年の内に見えてくる。その金額で生活できないなら、農業形態を変更するしかない。元の(サラリーマンの)社会に復帰することは難しい。


 デジカメを使うようになって気づいたことがある。写真は、写す人の技術はあまりいらないような気がしてきた。写す際の不手際は、デジカメの「オート機能」が修正してくれるようだし、10枚の内1~2枚使えたらよいと思って写しまくればよいし、カメラは、写す人の技術じゃなくて、写したい対象への愛情があるかないかで、見てくれる人に訴えることができるかどうかが決まると誰かがブログに書いていたが、そういえば自分も、ニワトリの画像を撮るのが好きで、繰り返し繰り返し、ワンパターンの画像を飽きもせず、写しまくっている。これって愛情・・・。


 1年前、パソコンにつなぐことができるデジカメは、いずれ必要になるだろうと感じて、ノートパソコン、プリンター、デジカメは3点セットという意識で買った。それまでカメラなるものを購入したことがなく、自分で写した写真など皆無に近かったが、ブログの更新でデジカメを頻繁に使うようになってから、自分の中で、画像(写真)に対するイメージが変わってきた。写真なんか撮ってどうするんだろうという感覚だったのに、言葉と同じように残せるものであり、言葉の説明を補足する意味でも画像は有用だし、読むより手間がかからないし、ペットブログのように言葉より鮮明に記憶に残ることもあるし・・・。


 今、先行する言葉の走者に対して、デジカメ画像の走者が、その後ろ姿をかすかに視野に捉える事ができるようになった。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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