あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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岡山三大河川

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 岡山には等間隔に3大河川がある。中央に旭川、左に高梁川、右に吉井川である。先日の土曜、日曜に訪問させてもらった川上町は高梁川水系にあり、Wさんの建部町は旭川水系にあり、吉永町のNさんや和気町のNさんや自分は吉井川水系に住んでいる。都会から移り住んで来られた人は、そんなに意識することはないだろうが、元々の地元に住んでいると、この「水系」というのは無意識のうちに意識しているものかもしれない。日頃、自分ではそんなに意識したり、感じたりしていなくても、他の人との会話の中でさりげなく発せられた言葉に、はっとしたりすることがある。
 倉敷のMさんを訪問した時に、Mさんが「一線を退いたら、高梁川水系の山間地に住んで、自給自足の生活をしたい」と話されていたが、その後に、高梁川水系でと念を押された。小さいころから、高梁川水系の水を飲み、高梁川水系で育ったので、その思いがあるのかもしれない。振り返って自分を考えるに、やはり自分も、吉井川水系以外の水系だと、何か水域の風景が違って見えるようなことがある。


 
 農業を始めてからこっち、同業者を訪ねて、県下のいろんな地域を訪問するようになったが、Mさんの発せられた言葉の一言で、こういう気持ちのことを水に合うとか水に合わないとか水が異なると言うのだなあと思った。元々の地元の人は無意識のうちにこういうことを感じているのだと思う。都会にはそれがない。古いとか旧式というのとはちょっと違う。この水を飲んで育ってきたという感覚である。



 「自分の居場所」を考えたりするとき、都会は自分にとって、浮き草のように浮遊している場所だった。田舎では浮遊感を感じることはない。それは「土」の上で生活をしているからだと思う。都会にはすでに「土」がない。



 都会から移り住んで来られた人には


(1)集落の中でうまくやっているように見える人


(2)うまくいかなくても、それを表に出さず、じっと我慢している人


(3)時々衝突している人


それぞれである。(3)の人もかなりいる。話を聞くと「もっともだ」と思えても、どうすることもできない。自分のように元々の集落に住んでいても


(1)集落の中で気の許せる人は、自分に限らず、誰もがほとんどいないと思う。


(2)集落の中で、一度「きまずい関係」になると、なかなか修復が難しいので、直接本人に言うことは極力避ける。そして、公会堂で集落の集会等があるときに、一つお願いしますのような形で提案をする。行政等には依頼しない。行政等に依頼しても、事態はほとんど解決しないし、誰が行政に依頼したか、すぐにわかってしまうので、それなら、正攻法で、相手に面と向かって頼んだ(言った)ほうがよい。

 
 
過疎の山村に入ると、人家がまばらであるし、こういうことは少ないように思えるが、それでも田んぼが隣接していたり、道沿いにあったり、ごみの焼却、水の利用等で問題が生じたりすることもあるようである。第三者としてみると、とてもよい人に見えても、何かのことで利害が対立して初めて、その人の人間性に触れることも多い。



 同じ田舎の人でも合う合わないはあるし、都会から移り住んで来られた人でも合う合わないはあるし、同じ農業者でも、何かのきっかけで行き来がなくなったりする場合もあるので、これはどこに住んでも、どこに移り住んでも同じである。せっかく田舎に移り住んで、豊かな自然の中で生活を始めたのに、また新たなストレスをかかえてしまう場合もある。そんな時の対処の仕方は、人それぞれの人生観や、人それぞれ今まで生きてきた環境によって異なるが、自分の場合は、


(1)多くは時間(年数)の経過が解決してくれた。


(2)ちょっと遠方だったが、訪問するのが楽しみな農業者がいて、心の捨て場になってくれた。


(3)作文もけっこう癒しになった。




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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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