あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

ニワトリの交尾

20070204081700.jpg   20070204081728.jpg   20070204081803.jpg

 ニワトリの画像を何回も載せながら、交尾の写真がなかなか撮れなかった。今回初めてうまく撮れた。でも交尾の終わり頃の画像である。ニワトリの交尾は3~5秒で終わってしまうから、シャッターを構えた時にはすでに終わっていたり、その瞬間には、オンドリは羽を大きく広げて、羽をふるわせて、メンドリに被せるようにするので、撮れたと思っても画像がぶれていたりする。今回も交尾の動きに気付いてからすぐにシャッターを向けたが、あっという間なので、その瞬間はなかなかうまく撮れない。トリ小屋の中に10分ほど待機していれば、その現場に出くわすが、シャッターチャンスのタイミングが取れない。


 
 ニワトリの交尾はかなり頻繁である。タマゴを産み始める(初産)時期と、交尾が始まる時期と、オンドリが鳴き声を発し始める時期は、ちょうど同じ時期である。今回導入した33羽に関しては、初産の日と、交尾を始めて見た日と、オンドリの鳴き声を始めて耳にした日は同一日だった。


 
 エサがお粗末(主に菜食)なので、通常はヒヨコから半年経過すれば初産を迎えるのに、今回のはそれより1ヶ月近く初産が遅れたが、オンドリも同じように成長が遅れたのであろう。オンドリの「初鳴き」というのは感動的である。初鳴き後は、毎日鳴き始める。毎日鳴き始めるといっても、そんなに頻繁に鳴くわけではない。1時間に1~2回だと思う。気分のよい時とか、縄張りを誇示する時とか、1羽のオンドリが鳴くと、競争のようにして、もう1羽のオンドリも鳴く。
 オンドリの鳴き声はかなり響くので、家の周囲で飼うと近所迷惑になると思う。犬の鳴き声よりはるかに牧歌的だと思うが、立場が異なると牧歌的な鳴き声でも騒音になる。自分の場合は、集落からかなり離れた田んぼの一角で飼っているので、昼間はオンドリの鳴き声は聞こえないが、世間が静かになる深夜から早朝にかけては、オンドリの鳴き声がよくとおる。我が家まで直線で400メートルは越えていると思うが、丑三つ時などには、はっきりと聞こえる。オンドリは夜でも昼でも関係なく鳴く。何か昔読んだ童話で朝オンドリが鳴き出す前に1000本の刀が作れなければ・・・というような物語があったように記憶していたので、早起き鳥のニワさんだから、てっきり「一番鳴き」は午前4時頃かも知れないと思っていたが、午前2時とか午前3時でも平気で鳴く。多分、月夜だとか、害獣の気配とかでも鳴くのかも知れない。かえって居所を知らせるようなものなのに。


 
 45年前、ボクが小学校の低学年の頃には、45軒ほどの集落のほとんどの家でニワトリを飼っていたが、オンドリを見た記憶がない。オンドリの鳴き声も耳にした記憶がない。この時代にはどこの家でもニワトリを飼っていたので、オンドリの鳴き声がうんぬんではなく、「飯のただ食い」が敬遠されたのだろう。有精卵の価値より「飯のただ食い」のウエートが大きかったと思う。それくらい「ひもじい時代」だった。有精卵かどうかは、外観ではまず判断できないから、タマゴが良い副収入になった時代に、有精卵などかえって損だったのだと思う。
 自分はオンドリの「飯のただ食い」を気にしたことはない。というのは、エサは稲作農家からもらっている「コゴメ」と青菜(雑草やクズ野菜)が主体で、購入エサは1ヶ月に1袋(20キロ、1400円前後)ほどだから気にならない。それよりも、「オンドリが(も)いるというトリ小屋の中の風景」が心や気持ちをなごませてくれるし、絵になる。


 
 オンドリはメンドリの数に対して5%と言われている。だから、40羽で2羽が適当らしい。10%もいたら、闘鶏をして死んでしまう。ボクはそれを知らずに、ニワトリの飼い始めに4羽も入れたことがある。現在はメンドリ31羽にオンドリ2羽であるが、4坪半(畳9畳)の広さでは、これくらいの羽数がちょうどよい。オンドリは2羽が限度である。すでに闘鶏の決着はついていて、羽の白っぽいオンドリより、羽の茶色っぽいオンドリの方が強い。白っぽいオンドリは一定の距離以上には近づかないが、エサに夢中になっている時などに、必要以上に接近することがある。そんな時は、白っぽい方がいち早く察知して離れるか、気付かなかった時は、茶色っぽい方から口ばしの一撃をくらう。最初の頃に何回かバトル(闘鶏)をしていて、すでに決着がついているので、今はバトルはしないが、常に白っぽい方が遠慮している。1羽にしてもよいが、1羽だと万が一途中で死んだ時にメンドリだけになってしまう。有精卵にもならないし、それはやっぱり殺風景である。


 
 産み始めの頃の交尾は頻繁だったが、今はそんなに目に付くほど多くない。どれくらいの確率で有精卵になっているのかわからないが、現在の産卵率は2~3割であり、3~4日に1個ほどしか産んでいないことになるから、有精卵の確率は初産の頃と同じように80%~90%は越えていると思う。特定の相手が決まっているということはなさそうで、先日は、交尾が終わったと思ったら、もう一方のオンドリが続けて同じメンドリにのっかったので、ちょっとびっくりした。


 
 真ん中の画像は4つ並んだ巣箱の一番右の箱から1羽が産み終えて出ようとしているが、一羽がまたその巣箱に入ろうとしている。よく見ると、もう一羽その巣箱に入っているのが見える。他の箱が空いているのに、同じ巣箱に入ろうとする。


 
 右の画像には、ダイコンのクズやニンジンが見えるが、翌日には跡形もなく平らげている。




あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://terayama.blog57.fc2.com/tb.php/178-33df8481
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。