あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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Wさんを訪問 ④

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 画像は左からターサイ、冬越しのソラマメ、冬越しの小麦です。不耕起栽培は、1度畝立てをすると、それを崩さずに、作物の周辺に生えた草は鎌や草刈機で刈り、作物のまわりにその草を敷き藁代わりに置くという方法です。

 
 この地にWさんが移住して来られて、もうすぐ1年がくる。何かWさんが、この地にフィットしているような感じがして、とてもうれしい。Wさんは自分より一回り以上年下であるし、これくらいの年齢の方が、こんな山村に継続して住み続けることができるなら、これは一つの模範例になるのではないかと思う。Wさんさえ了解してくれるなら、Wさんの春夏秋冬の自給自足の状況と、経済的側面を継続的にブログで紹介していきたい。


 
 30代半ばというのは、職業人生の大きな節目になるのではなかろうか。まだまだやり直しのできる年齢であるし、第2の職業人生をスタートするのも、30代半ばという年齢に多いと思う。自分も突然農業がひらめいたのは35才の時であり、実際に転身したのはその2年後の37才の直前だった。農業がひらめいたのは幸運だったと今でも思う。確かに農業は、何の肩書きも何の地位も安定した収入も何にもないが、生きることの原点のような職業である。


 迷える30代半ばの人たちに「こんな人生もあるよ」と、過疎の山村で生きるという、新しい選択肢を提示できたらいいなと思う。


(1)そんなに無理をしなくていい、そんなに稼がなくても生きていける道があるよ


(2)サラリーマンという組織からドロップアウトしても、何とか生きていけるよ


(3)60才のリタイアでなく、35才のリタイアという新しい選択肢もあるよ


(4)サラリーマンの脱落者でもよい。組織からの逃亡者でもよい。たった一人になっても生きていける道があるよ


(5)1年間、50~60万の生活費で、過疎の山村という手もあるよ


(6)65才からもらえる予定の国民年金も、10年後は年間50万ほどにしかならないだろう。その範囲内で生活せざるをえないのではなかろうか


 Wさんがそんな生き様の模範例になってくれるといいなあ・・・。そしてずっと、その自給自足の方法を追跡取材したい。でも、こればっかりはWさんの人生だから、どう転回していくのかわからない。多分まだ、Wさん自身にも見えていないのだと思う。今はまだ、この地でとにかく生活していくことに精一杯で、あたりを見回す余裕はないだろう。暮らしていく間に、道ができて、試行錯誤しながら自分の道がだんだんと見えてくるようになるのではなかろうか。


 
 農業だけやっていたのでは、活路は開けてこないと思う。塩見さんが提唱されている「半農半X」の、Xを見つける必要がある。自分が夢中になれるものだったらXは何でもよい。自分も、ワンパック宅配という農業形態の必要にせまられて始めたミニコミ(あめんぼ通信)が、16年という歳月の間に、いつのまにか自分の半Xになっていたことに気付いた。そして、昼間は農業、夜はあめんぼ通信(ブログ)という好循環な習慣ができ、自分がそれに夢中になることができている。Wさんの場合のそれは、今は年に6回、奈良の川口さんの自然農塾で漢方を学ぶことなのだろう。


 
 ボク自身は、農業で稼げている人(生活がまわっている人)にはあまり興味がなくて、農業がなかなか軌道にのらない人、農業であまり稼げていない人、農業以外の収入で田舎暮らしをまわしている人に、より関心がある。自分がそうであるからだろう。


 農業を主体にしなくても、何らかの形で50~60万円ほど稼げれば、山村でも生きていけるという道筋がブログで紹介できたらいいなと思うが、自分自身がそうできていないし、Wさん自身のこの地でのそういう生活も、緒に付いたばかりなので、これからWさんの生活がどう展開し、そして自分自身がそれをどこまで伝えることができるかだと思う。


 
 いろんな人を取材させて頂くことも楽しいが、同じ人を繰り返し繰り返し紹介させて頂く事も意義深いと思う。



1位めざして挑戦中→ranking動くヒヨコ
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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