あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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Wさんを訪問 ③

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  Wさんがお借りした家は古い農家屋なので、古くからの農具が置かれています。左の画像は家の北側(裏側)ですが、中央あたりに、牛に田んぼを引かせるための「ウシンガ」という農具が見えます。これは自分も、使っているのを見た記憶が残っていますが、左上の刃がついた農具は我が家にも残っているのに、何に使う農具かよく知りません。その下に薪(割り木)が置いてあります。昔はどこの家にもこんな「割り木置き場」があった。当時はまだガスはなく、おかずやご飯炊きは「クド」に割り木を「くべて」いた。「くべる」という言葉を知らない若い人も多いでしょうが、「くべる」とは火を燃やすために「クド」に割り木などを入れることを「くべる」と言っていました。


 真ん中の画像は家の西側です。「稲足」がたくさん置かれています。「いなあし」といいます。「いねあし」とは言いません。鎌で刈った稲を一度これに「はざかけ(稲足は、はざかけの長い棒を渡す時の3本足の役目をします)」して、天日乾燥させてから脱穀をします。これは「もろまつの木」です。稲足の多くは「もろまつの木」を利用すると聞いたことがあります。確か、もろまつの木はクリスマスツリーの木にも利用しました。この稲足はたいそう丈夫で長持ちがするので、多分この画像の稲足も少なくとも40年以上前に作られたものです。もっと古く50~70年の月日が流れているかもしれません。びくともしていません。


 右の画像は農具置き場です。これは母屋の東側にある納屋の軒先です。これは現在でも使われている農具です。農具の形は45年前と全く変わっていません。この納屋は「藁屋根」だったことが、納屋の天井を見るとわかります。


 古い農家屋を見ると、45年程前の自分の子供時代が思い出されて懐かしくなります。納屋に「ウシマヤ」だったなごりがはっきり残っています。「ウシマヤ」とは牛が飼われていた小屋のことです。45年ほど前までは、どこの家でも、たいてい1頭の黒牛が飼われていました。もっと以前は耕運用、その後は肉牛として飼われたようです。


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 無肥料なのに、りっぱなカブや赤ダイコン、赤茎ホウレンソウができています。前にこの田んぼを作っていた人は酪農家なので、堆肥がたくさん入っているんだと思います。不耕起栽培だから、草の中で育っているという感じです。ダイコンとカブはたくさん作付していて、まだかなり残っています。Wさんが、
(1)どうやって売るか
(2)どうやって、これらの野菜をうまく利用して、今期につなげるか
 これはWさんの「営業力」次第です。売ることは作ることより難しいというのが、ワンパック農家の共通認識と思います。もちろんこれくらいの作付量では市場からは相手にされません。独力で売るしかありません。「売ること」に関しては助言のしようがありません。地道に「ただがむしゃらに」販路を探していくしかありません。自分の場合は、イタリア料理店からの口コミの紹介もありますが、それでも、顧客が多すぎて、ハーブや野菜が足らないという状況には、1度もなったことはありません。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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