あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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ニューファーマーズ、Mさんを訪問 ②

 多種類の野菜を作っていると、長年の間に、作る野菜に好き嫌いが出てくる。しかし、それぞれ、大量に作る必要がないから、作り続けることができている。どんな野菜が自分にむいているか、いろんな野菜を少なくとも4~6年くらいは作ってみないと判らないと思う。
 
県が進めているニューファーマーズの研修の場合、スタートする前に、果樹を選択するか、野菜を選択するか、花を選択するか、そして、それぞれ、どの果樹を選択するか、どの野菜を選択するか、どの花を選択するかを迫られる。したことがないのだから、本人たちに選択を求めても無理である。県が産地化を進めている地域や作物、あるいは、行政や農協が判断して、ビジネスとして成り立ちそうな作物を提示して、その中からの選択を勧める。
 2年間の研修を終えてスタートし、2~3年の間に、かなりの生産をあげれる人もいるようである。問題は、はたしてそれを何人の人が、やってのけれるだろうか・・・と言うことである。いつも表面に出てくるのは、成功者だけである。失敗者のことが論じられることはない。ニューファーマーズの場合、いわゆる「いろんな作物を作る教養課程」をとばして、いきなり「個々の専門課程」に入るのだから、自分の目指していたものとは違う・・・ということが出てきそうな気がする。それでも、このような研修の場合、途中からの作物変更は、むずかしいのではなかろうか。


 ニューファーマーズ制度は、行政や農協が中心となって、その地域で産地化されている作物を、高齢化や就農人口減から守るために、そして、広域農道が整備され、小さな田んぼが大きな区画に圃場整備され、あるいは畑潅水施設の整備された畑を荒廃させないために、新たに就農希望者をつのって、その方たちを援助する制度であり、もしくは、新たに産地化するために、その地域の先進的な農業の「核になる農家」を育てるという趣旨の「新規就農者確保対策事業」だから、ブドウ産地やトマト団地を作ろうとしているのに、そこでピーマンを作りたいとか、いろんな種類の野菜を作りたいとか、花を作りたいと、気が変わっても、それはできないと思う。それでは、360万円の支援制度の意味がないからである。あなたの好き勝手な農業をするために、360万円ももらえるわけはないのである。


ニューファーマーズ系から入ると、有機農業系に比較して、初期投資の金額がかなり大きくなると思う。うまく軌道にのれば、有機農業系よりはるかに、生活は安定するだろうし、農業収入も高水準になるかも知れないが、3~4年の内に「形にする」ことができなかった場合、初期投資が大きいだけに「引こうに引けない」状態におちいる危険性もある。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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