あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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中和、解毒、相殺

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 また、鳥インフルエンザが発生した。今度は宮崎県である。1~2年に1度のペースで鳥インフルエンザが発生し始めたようだ。我が家には、家畜保険所は来ていない。32羽だから、家庭菜園規模と判断しているのだろう。


 「野鳥との接触」が言われているようだが、自分の場合はもともと「放し飼い」はしていないのだから、野鳥との接触はない。でも、大量の野菜くずや、ハクサイやキャベツの外葉や、雑草を与えているわけだから、野鳥の糞が、それに混じってトリ小屋内に紛れ込むことは考えられる。でも、太陽の光をたっぷり浴びた青菜は、ニワトリの元気の源だから、これは止めるわけにはいかない。


 元々自分は放し飼いにする気はなかった。だから、ちょっと広めのトリ小屋の中で「密飼い」にならないようにしている。地べたで飼う場合、一般に、坪に10羽までと言われているが、ボクは坪(畳2畳)に8羽も飼っていない(4坪半のトリ小屋で32羽飼っている)ので、ゆったりしたスペースだと思っている。小屋の外に放し飼いにすると、1世代前に飼われていたような「牧歌的風景」が楽しめるし、ニワトリも喜ぶと思うが、夕方にエサやりをして、小屋の中に追い込むことをしないと、タヌキ等の害獣に狙われる。実際にボクは、初めて導入したニワトリが、ハトよりちょっと大きいくらいになった時、トリ小屋にタヌキが侵入し、一晩のうちに全滅させられた。


 エサは画像のように、トリ小屋の床の上に、コゴメと購入エサをばらまいている。エサ箱は設置していないが、エサ箱は有っても無くてもどちらでもよいと思う。。画像に見える鍋に、コゴメと購入エサを合わせて軽く一杯になるくらいの量を毎日与えている。トリ小屋の床にばら撒いた後の残りを鍋ごと床面に置いているだけである。


 家から出る食べ残りは、お皿に取って田んぼへ持参し、トリ小屋の床面に置くとニワトリがつついて食べる。我が家の食卓テーブルのお皿とニワトリがつつくお皿は同一の物であるが、どうせ洗うのだし、全然、汚いと思ったことはない。


 トリ小屋の床は「神聖な場所」である。エサをばら撒くし、青菜を投げ込む。ニワトリの糞もある。ニワトリは自分の糞も多少は食べているようである。もちろん野菜くずや雑草に付いた多少の土も食べているようである。その神聖な床面にボクは土足で出入りしているが、田んぼだけで履く地下足袋の土足だから問題はない。


 ニンジンの外観不良分をたくさんやれば、糞はニンジン色。ムラサキ芋のクズをたくさんやれば、糞はムラサキ色。ニワトリの場合、タマゴもウンコ(肥料)も同等の価値である。前日食べた物が、翌日にはタマゴもしくはウンコとして表現されるのは、人間と全く同じである。神聖なトリ小屋の床の上のもろもろの物を食べて排出されたタマゴ。それは数日後には、自分や家族の胃袋に納まる。つまり、タマゴを頂くことは、トリ小屋の床面の物を自分の口に入れることと同じなのである。だから、エサには注意を払う。エサは


(1)コゴメ、コゴメがない時はヌカ


(2)購入エサ


(3)家から出る食べ残り


(4)青菜


 安全性の見地から言えば、購入エサがちょっと問題であるが、購入エサはニワトリがよくタマゴを産むように配合された飼料だから、それも多少は与えないと、タマゴをあまり産んでくれない。青菜をたくさん与えるのは、青菜でニワトリの胃袋をふくらませるという、エサ代の節約の意味合いが大きいが、安全性に疑問の残る購入エサの、「中和」「解毒」「相殺」という意味合いも大きい。人間でも、肉をたくさん食べたら、肉を「中和」「解毒」「相殺」する意味で、たくさんの野菜サラダを食べる必要があるが、それと同じ意味です。


 人間でもニワトリでも、太陽の光をさんさんと浴びた青菜をたっぷり食べることが、健康と元気の源なのに、ほとんどのニワトリは青菜を全く食べさせてもらえない。これではウイルスに対して抵抗力などつくはずがない。集中治療室的なウインドレス鶏舎に閉じ込めて外部との接触を断つ方法ではなく、自由な大地に放してあげてください。太陽の光を浴びた青菜をたらふく食べて、鳥インフルエンザウイルスと戦うのです。青菜が武器です。閉じ込めるのではなく開放するやり方です。開放するには、一昔前に飼われていた「庭先養鶏」である「20~30羽養鶏」に戻す必要がありそうです。これは資本主義システムとは相容れない方法です。むしろ逆行です。しかし、大規模、効率、採算、コンピュータ管理の高度資本主義的システムに固執していては、いずれ鳥インフルエンザに敗北します。10万~100万羽養鶏は確かに、高度資本主義的システムの理にかなってはいますが、ごくわずかのウイルスの浸入によって、一夜にして10万~100万のニワトリの命が消されてしまいます。ウイルスと戦うには、30羽養鶏の方がすぐれているように思います。資本主義的システムから小さな地域内自給システムに切り替えていくしか、鳥インフルエンザのようなウイルスと戦う方法はないと思います。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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