あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農業本体で稼げない

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 雪景色になるのは、当地では年に1~2回くらいしかないのに、昨日は炭焼きの画像を優先したので、自分の田んぼの雪景色が写せなかった。これはNさんの小屋がある周辺の雪景色です。右の画像はNさんのトリ小屋です。フォークリフトで物を運ぶ時にのせる「パレット」を利用したトリ小屋です。パレットの周囲は金網か網で覆い、屋根はトタン板か、シートを置いています。ウコッケイとニワトリで合わせて12羽います。
 ハウスの周囲を金網で囲い、上部はシートを被せて、それをトリ小屋にしている人もいます。


 農業者も千差万別です。不器用な人もいれば、器用な人もいます。しかし、農業における稼ぎ高は、器用、不器用はあまり関係ないようです。文型、理系もあまり関係はないようです。
 自分の場合は、ハウスが立てれなかったし、特定の専門作物も持てなかったし、規模を広げることもできなかった。
 スタートから7年間ほどは無我夢中で過ぎてしまい、8年目~11年目にかけての3年ほどが、自分のその後の農業展開の「分岐点」になったような気がする。この3年間は、ハーブとか、ドラム缶炭焼きとか、百姓塾を、どんなにかしてサイドビジネスにしようと試行錯誤を重ねた時期である。つまり自分の場合は、この時期に農業本体に顔がむかず、農業本体の周辺で稼げないか、そればっかりを模索していたようだ。農業本体ではもうこれ以上稼げないとということが、自分の中で暗黙の了解になっていたのかも知れない。
 農業本体を大きく転回させていく人は、この時期に特定の専門作物を持って技術力を上げたり、規模を拡大したりするようである。この時期に農業を撤退する人はあまりいない。農業から撤退する人はすでに3~4年目あたりで、主たる収入を、農業から農業以外へと移しているようである。つまり、農業歴3~4年で、自分が農業の世界で稼げるであろう金額が見通せるようになるのである。だから第1の転身はこの時期にくる。その時期は通過したが、自分に第2の転機が訪れたのが上記の8~10年目だった。自分に農業本体のセンスがあれば、この時期にワンパック宅配を止めて専門作物をもったり、ハウスで集約栽培をしたり、特定の作物の規模を拡大したりしたはずであるが、やっぱり農業本体があまり得意ではなかったのだろう。自分は農業を文系の視線で攻めたが、理系の視線で攻めることができなかった。


 でも8~11年目の時期の自分自身の攻防があったから、現在も農業界にとどまることができている。つまり個人の家庭に送るワンパックから、業務用のイタリア料理店に送るワンパックに主体を切り替えることができたのである。個人の家庭に送るワンパックだけだったら「ジリ貧」になるだけだったと思う。現在は家族構成が2人とか多くて3人だから、野菜のワンパックを送っても「使い切れない」という状態が起きるような気がする。それと10年ほどの間に家族構成の変化(子供の進学とか結婚、単身赴任等)もあり、長年買い続けてもらうことは難しい。だから、常に営業を続ける必要があるが、この営業が難しい。
 個人用から業務用にワンパックの切り替えはできたが、売上金額は個人用も業務用もあまり変わらない。


 11年目の末にパソコンを購入し、13年目の末に、それまでのあめんぼ通信をまとめて1冊の小冊子にしてからは、以後毎年1冊の小冊子にするようになった。つまり、冬の農閑期にまとめる小冊子中心に農業がまわっていくようになった。小冊子の商業出版のトライに挫折を感じてから、努力目標がブログに変わった。


 農業に向いていると思うが、農業本体の能力はあまり伴わなかった。「好きこそ物の上手なり」という言葉があるが、好きであることと能力があることとは違うように思う。たくさんの農業形態の中の、ごく小さな1ジャンルであるワンパック宅配しか、自分のできる農業形態はなかったのである。結局、どんな農業者も、長年している間に、知らん間に、自分の得意な方向に舵を切っているようである。収入になる、ならないにかかわらず・・・。自分の農業収入の枠内で自分の生活をまわしていかなければならない。


 Nさんはとても器用な方で、理系のセンスが高いが、農業本体ではあまり稼げないタイプである。得意、不得意は正反対であるが、農業本体であまり稼げないという点はよく似ている。でも農業自体は好きで、農的生活にどっぷりつかっているのである。ただお互いにもう若くない。65才までは現役を続けるといっても、すでにカウントダウンが始まろうとしているのである。いくら大器晩成型と自分を鼓舞してみても、残された50代はどちらも後6年ほどなのである。この間に何らかの結果を残さなければ・・・。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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