あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

鳥インフルエンザ③

20061215222338.jpg   20061215222411.jpg   20061215222444.jpg

 宅急便の営業所のすぐそばに、大きなスーパーがあるので、週に1~2回は食料品や日用品の買い物をして帰る。今年はダイコンやハクサイやキャベツという重量野菜が例年に比べて安い。ダイコンもキャベツも1個が100円を切っている。野菜の価格は年によって多少の高い安いはあっても、この16年間、ほとんど変わっていない。ワンパックでは、市場価格に関係なく、最初に自分が決めた価格で一定であるが、もちろん自分も十数年以上同一価格である。市場価格は自分には関係ないといっても、生産者も消費者も市場価格には惑わされるものである。野菜の価格はすぐに庶民の台所に反映されるから、天候やその他で野菜が不足すれば、政府はすぐに緊急輸入とかで対応する。野菜の価格は需要と供給というバランス価格ではなく、政府の「統制価格」に近い数字に落ち着いていると思う。サラリーマン社会では「年功」によって、少しずつでも給与はアップしていくだろうが、野菜にはそれはない。


 今日は久しぶりによい天気だった。どうせ今日も曇天だろうとゆっくり構えていたが、10時頃から太陽がまぶしくなった。曇天だと9時に収穫しても11時に収穫してもそんなに違わないが、好天になると、12月中旬の今時分でも、あまり太陽の位置が高くならない間に収穫した方がよい。今日は出荷の日だったので、途中からあわてだした。野菜は萎えることはないが、ハーブは葉物なので、できるだけ朝の内に収穫した方がよい。大体において冬の野菜は、ハクサイでもダイコンでもキャベツでもカブでもホウレンソウでもネギでもニンジンでも、収穫期に達した野菜を収穫すれば、それで「完結」だが、ハーブの場合は秋冬系のハーブでも「摘み取り系」が多い。ディル、チャービル、イタリアンパセリ、タイム、ミント、セイジ、ローズマリーは全て摘み取り系である。摘み取り系とは、摘むとまた他のわき芽が伸びたり、摘んだ下から枝別れしてその芽がまた伸びてくるといった具合で、冬でも結構、茎葉が伸びているのを出荷のつど確認できる。春夏に比べて茎葉の伸長が遅いというだけで、少しずつなら秋冬でも伸長している。「完結系」がいいか「摘み取り系」がいいかは一概には言えない。一見、摘み取り系の方が得なような気がするが、成長から出荷までのトータルで考えるとあまり変わらない。例えば野菜のシュンギクを例にとって説明すると、自分は「完結系」である「株張りシュンギク」を作っているが、ハウスで作っている人は「摘み取り系」のシュンギクを作っている。ハウスの中では冬でもよく伸びて場所を取らない摘み取り系がよいが、ボクのように露地で面積も十分使える場合は、摘み取って仕分けをする手間を考えたら1株収穫したら終わりの株張りの方がよい。


 今年はアブラナ科四天王が虫害で失敗しているので、ワンパックが貧相である。今日のワンパックは、里芋1キロ400円、イタリアンパセリ1束100円、ニンジン1キロ250円、ネギ1束100円、シュンギク2株で200円、ロケット約500g250円、ホウレンソウ約500g250円、ダイコン小3本150円、キャベツ小2個で150円、ハクサイ小150円、サツマイモ1キロ300円、送料800円、合計で3100円。サービス品としてジャガイモ小粒少々とユズ3個を入れた。ハーブティ用ハーブのサービス品は今年は暖冬で12月8日まで出荷(最後はスペアミントとレモンバーベナの2種)したが、今週は出していない。


 ニワトリは青菜(雑草や野菜クズ)を本当によく食べる。青菜を毎日欠かさずたらふく与えようと思えば、30羽ほどが限度ではないかと自分は思っている。


(1)雨の日でも欠かさない。
(2)ふごにいっぱいで5~6キロになるから、1回ですむ。


(3)1回で済むから雨の日でもやることができる。


(4)30アール余りの作付で出る野菜クズの量は、ちょうど30羽ほどが適切である。


(5)雨の日でも真冬でも青菜を5~6キロ、鎌で集める時間は5分ほどである。


(6)逆にいえば、5~6キロで済むから、毎日与えることが苦にならない。これがこの倍の10~12キロなら、ちょっとしんどい。


(7)自分の考え方は、購入飼料は安全性の見地からはかなり疑問であるが、ある程度の個数のタマゴを産んでもらうにはやむをえない。だから青菜を大量に与えて解毒する、もしくは中和するという考え方である。


(8)確かに30羽ほどでは、全くカネにはならない。しかし家の食べ残り、田んぼの野菜クズの「リサイクル」という観点から考えると抜群の羽数である。40羽ではちょっと多い。15羽ではちょっと少ない。20~30羽がよい。


 次は前日の続きの鳥インフルエンザです。


(2004年3月7日)
 
近くに嫁いでいる姉や、妻の実家の母が、鳥インフルエンザを心配して、何回か電話をかけてきている。彼らの心配はわかるが、すぐに今、飼うことを止めるという気持ちにもなれない。実際問題として、今はなかなかニワトリを引き取ってくれる所がないし、つぶす(絞める)といってもまだ30羽近くいるので、つぶす時のエネルギーは大変。今ここで負けてしまうことは永遠にニワトリを手離すことにつながる。鳥インフルエンザ、コイヘルペス、BSEなどが、今後10年間ほどの間に解明されることはないだろうから。


 今日は3月7日。鳥インフルエンザに感染したニワトリの鶏舎周辺の町村で、野生のカラスが4羽ほど死んでいるのが見つかったらしい。手離さざるをえないだろうか・・・ずるずると先延ばしせず、早く決断した方がいいのだろうか。自分の気持ちの揺れ動きをずっと書いていこう。それが鳥インフルエンザに対する自分の戦い方。


《追伸》
 
今はブログという情報伝達手段を手に入れたので、ニワトリと自分に迫る身の危険を感じたら、全てをブログで公開しながら、ブログで戦っていくだろう。


 明日に続く


ブログランキング1位を目指して挑戦中!!! クリックお願いします!!!
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://terayama.blog57.fc2.com/tb.php/126-77b9177d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。