あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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鳥インフルエンザ①

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 出荷の日の雨はいやなものである。カッパは重たいし、足元は悪いし、普通は洗ったりしないニンジンも泥だらけになれば洗わざるをえないし、晴れた日より収穫時間がかなり多くかかってしまう。そして収穫時が雨であると、収穫物のその後の日持ちも悪い。かといって出荷をパスすると商売はあがったりである。


 11月上旬頃まで雨が少なく、エンジンポンプで水遣りも考えていたが、11月中旬以降、この1ヶ月ほど雨が多い。こんなに雨が降ると仕事にならないし、野菜にもよくない。11月末に麦を蒔く予定だったが、雨天続きでトラクタが田んぼに入れられず、もらう予定だった稲ワラもびしょびしょで乾かない。これ以上雨が降り続くと、稲ワラが腐ってしまう。この調子では年内は乗用トラクタで耕運はできそうにないので、麦蒔きも来年2月末頃になりそうである。天気予報では明日も明後日も雨マークである。


 秋冬野菜が収穫期に達した11月中旬以後は、2月末頃までもう雨は一滴も降らない方がよい。水分は「朝霜」による水分だけで十分である。収穫期に達してから田んぼの過湿状態が続くと、野菜が根腐れを起こすし、病気発生の原因にもなる。収穫適期に一括出荷ができる市場出荷方式と違い、ワンパックでは少しずつ少しずつ2月末まで出荷するから、11月中旬以降の天気具合によっては、秋冬野菜の最後の出荷である2月末まで、田んぼで日持ちがせず、2月上旬で終わってしまうこともある。


 稲ワラが乾かず、田んぼも耕運できないとなると、もう急ぎの農作業はない。出荷の日以外はゆっくりできる。昨日は住所録をパソコンに入れる作業をした。農業を始めてからこっち、12月に年賀状を書くような時間が取れず、ずっと年賀状は出していなかったが、今年は年賀状を出そうと思っている。といいながら毎年時間切れで出していない・・・。パソコンが使いこなせていないから、こんな状態からなかなか抜け出せない。今年の農閑期はパソコンのレベルアップの年にしたい。それと、今まで書いてきたブログで初期の頃は題名も入れていないので、題名を入れることと、カテゴリー別に分類する作業も至急にする必要がある。①野菜 ②ハーブ ③ニワトリ ④ワンパック ⑤肥料と資材 ⑥田んぼ訪問 ⑦自給自足は死語 ⑧土と疎外 ⑨身辺 に分けるつもりでいる。  


 韓国では今、鳥インフルエンザが発生している。日本で始めて鳥インフルエンザが発生したのは3年前の1月の山口県だった。その頃に書いた日記を公開します。


(2004年2月25日)
 山口県の鳥インフルエンザが終息したと思ったすぐ後、今度は大分県に発生した。半径30キロ以内のニワトリやタマゴの移動が制限される。今度は一般家庭でペットとして飼われていたチャボらしい。今までは、鳥インフルエンザは、ウインドレス鶏舎の、身動きできないケージで飼われているニワトリがかかるものと安易に考えていた。そして、自分のような、地べたで飼っている放し飼い(完全な放し飼いではないが)のニワトリは、鳥インフルエンザには抵抗力があるはずだと思っていた。しかし、今日のニュースはちょっとショックだった。山口県のは他人事のように眺めていた自分も、大分県のは、足元に火が付いたような気分になった。さっそく、放し飼いで1500羽ほど飼っている友人に電話をすると、各鶏舎に入る時は長靴を消毒して入り、ニワトリは外(遊び場)に出さないようにして、野鳥との接触(野鳥も鶏舎の外の遊び場で、ニワトリと同じようにニワトリのエサをいっしょに食べる)を断ち、青菜(野菜くず等)も、野鳥が一部食べていたり、糞を落としている可能性があるので、ニワトリにやらないようにしていると言われる。しかし、こういう状態でニワトリを鶏舎に閉じ込めておくと、体力も劣るし、遊び場がぐんと狭くなっている(鶏舎の中だけだから)ので、かなりのストレスを受け続けるだろうし、太陽光線を浴びる機会も少なくなるので、何ヶ月も鶏舎内に閉じ込めておくことは限度がある。


 自分の友人には、こうした自然卵養鶏(放し飼い養鶏)を生計の柱としている人が多い。みんな内心おだやかではない。でも、原因がわからないのだからどうすることもできない。自分が原因とならなくても、半径30キロ以内にそういう事態が発生すると、タマゴやニワトリの移動禁止措置が取られるので、生計の維持の根幹にかかわる問題になる。


 この騒動が治まるまで、しばらくニワトリを手離そうとかと考えることもあるが、いつになったら騒動が沈下するという保証はない。これからは、コクシジウムやニューカッスル病のように、この鳥インフルエンザとも「共存」していかなければならないのではなかろうか。たった30羽ほどしか飼っていないが、ニワトリに生計がかかっている人と同じくらい、自分も鳥インフルエンザに負けることはできない。自分だけで終わらないので、恐怖感はいっしょである。今は、毎朝ニワトリ小屋に近づくたびに、ああ「今日も元気でいてくれる」と安堵する。

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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