あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農業のひらめき

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 農家の長男でありながら、農業はおろか、田んぼのありか(場所)さえ忘れている田んぼもあった。ニンジンやタマネギ、ダイコンなど、いつ蒔いて、いつ取れるかなど何も知らなかった。知ろうとも思わなかったし、サラリーマンをしていた時の休日は、いつも疲労感が残って、ぼうっとしていたり、ごろごろするだけで、他に何もする気が起きなかった。
 父母も農業を否定していたので、農繁期(8反ほどの稲作をしていた)でも、手伝ってくれとは言わなかったし、手伝う気にもならなかった。そんなボクが突然、農業など始めたものだから、集落の人もびっくりしたんじゃなかろうか・・・。うさんくさそうに眺める集落の人の眼に慣れるまで1ヶ月ほどかかったように思う。どうせ、続かんわ・・・くらいは思っただろう・・・。サラリーマンを止めて農業を始めることは、16年前も、そして今でも、きわめて「奇異」に見える。1万3千人ほどの町内で、この16年間に農業を始めた現役世代をボクはたった3人しか知らない。農業はすでにこれくらい顧みられなくなった職業である。農業では食えないということは常識以前の問題だった。農業は、定年後、もしくは休日にするものと相場が決まっている。そして自分もスタートする3年前には、全く想像もしなかった職業である。
 学校を出て働き出してすぐに、サラリーマンという職業は自分には向かないなあと感じた。独立してできる仕事がしたいと、20代は、ある資格試験をめざして、足掛け10年ほど努力してみたが、職業につくと時間が取れず、退職するとカネが続かずで、結局、勉強にも仕事にも中途半端になってしまい、まさに「悪循環」の10数年だった。最後に勤めた会社も事務員で就職したが、面白くなく、止めようと思ったが、もうちょっと続けてみたらと諭され、同じ会社の現場作業員として働くことになった。34才の終わり頃だった。その時に、だらだらと続けてきた資格取得への夢も完全に断ち切れた。
 今だから言えるが、なんでもだらだらと続けるのではなく、期間や年齢を区切って、それでだめだったら、自分には無理だ、縁がなかったんだと、潔くあきらめることが必要だと思った。その決断や、執着が捨てれなかったら、自分も周囲の家族も大変困ることになる・・・。
 作業員に配置変更になって数ヵ月後の5月の連休のこと、家に配られていた「農協便り」を何となくぱらぱらとめくっていたら、突然、脳裏に「農業」がひらめいた。この突発的なひらめきが、とてもうれしかった。その日から「農業」が頭から離れなくなった・・・。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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