あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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田んぼの面積

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 農業がひらめいた時、自分がイメージした畑作の面積は30アールほどだった。40アールはできないと思った。スタート時にイメージした面積を今も越えることができていない。いろんな年代層の方がおられるので、10アールが一体どれくらいの面積か、さっそくグーグルで「10アールとは」で検索してみた。


(1)10アールとは10メートル×100メートルの広さです。


(2)10アールとは1000ヘーホーメートルで、昔の言い方で1反のことを指します。約32メートル四方の面積となります。


(3)10アールとは300坪です。


 つまり、1辺が約32メートルの正方形の広さが10アールと言えば、一番わかりやすいと思います。自分の場合は1反、2反でイメージします。学校で習った「ヘーホーメートル」では、広さがイメージできません。「反」で言われると、どれくらいの面積か想像することができます。だから農業者仲間に聞く時も、何反作っているんですかと尋ねる。


 自分の田んぼ面積は合計で約4反余りですが、半分の約2反は借地です。細かく言えば2反2セが借地です。1反=10セです。現在は田んぼが圃場整備されて1枚の田んぼの面積が広くなったが、一昔前は、1枚の田んぼ面積が小さく、2セと、3セという田んぼが多かった。昔の農民は、「2セまち」とか「4セまち」とか言って、単に2セとか4セとか言わずに、その後ろに「まち」をつけて、田んぼの面積のことを言っていた。1世代前の人は学校へ行っている人は少なく、ヘーホーメートルとかアールという表現も知らない。多分、親から、この田んぼの面積は「4セまち」とか聞かされて、その4セまちの面積がどれくらいの面積かが頭に入ると、基準になる面積と比較しながら、これは「8セまち」であるとか、「3セまち」であると覚えたんだと思う。実際の所は、親から子へ、子から孫へと言い伝えられて、その田んぼの面積が伝えられる。誰も実際にその田んぼの面積を測って覚えているわけではない。つまり自分も親が言った田んぼの面積をそのままうのみのにしている。我が家の田んぼに隣接する田んぼを借地した時も、その所有者が、「5セまち」「8セまち」「4セまち」「4セまち」と教えてくれたので、合計では「2反1セ」ですが、市役所の帳簿には2277ヘーホーメートルと記載されています。詳しく知りませんが、田んぼの畦(あぜ)などの面積も入るのかも知れません。
 
自分が学校で習ったのはヘーホーメートルですが、実際に覚えているのは、「反」とか「セ」で覚えています。この方がヘーホーメートルで覚えるよりはるかに覚えやすいです。自分は「坪」で言われると、その面積が全く想像できません。家屋敷の面積をいう場合は「坪」という言い方が多いようです。田んぼや畑の面積は「反」とか「セ」が現在でも一般的のように思います。


 自家所有地、借地を合わせて4反余りありますが、トリ小屋や物置、果樹園(日陰になったり耕土が浅くて野菜不適地に各種果樹を1本ずつ植えている)に「5セ」ほどまわっているので、実際の作付は3反~3反5セほどです。自分にはこれくらいの面積がちょうど適当です。広すぎることもなく狭すぎることもなく。夫婦でしている人はこの2~3倍の7~9反というのが多いように思います。夫婦でしている人は農業に秀でた人が多いです。夫婦ですると主になるほうが秀でていないと、早々と農業の世界から淘汰されてしまいます。逆に1人ですると、ビジネスラインにのらないのに、ずるずると農業界に留まってしまうということもあります。農業においては夫婦2人でする方が危機的状況(共倒れ)に陥り安いですが、うまく軌道にのせることができれば、1人でする2倍でなく、二乗の4倍のスケールメリットもあるようです。自分は農業がひらめいた時に「2人でする」ことは全く頭に浮かびませんでした。2人ですると自分の場合は絶対に食べてはいけないだろうという「確信に満ちた自信」がありました。徹頭徹尾1人ですることしかイメージできませんでした。自分の農業仲間では「1人でしている人」、「2人でしている人」は、ほぼ半々くらいです。2人でしている人はビジネスラインにのっています。これは当然と言えば当然かも知れません。短期間にビジネスラインにのせることができなければ、2人の場合は早々と農業界からの撤退を迫られます。1人でしている人は、ビジネスラインにのっていない人の方が多いです。のっている人は少数です。


 農業への入り方も色々です。


(1)組織で働くことが苦痛で、何か独立した仕事がしたかった。


(2)環境問題から農業に行きついた。


(3)農業というよりも、田舎暮らしがしたくて、それが農業につながった。


(4)料理とか食べることが好きで、それが素材を作る農業につながった。


(5)イベントや見学でたまたま出会った農業が気に入った。


 自分の場合はずっと独立した仕事をしたいと思っていて、それが「突然、農業が頭にひらめいた」原因である。その時すぐに、現在耕作している田んぼがイメージできたのは幸いだった。農業には抜群な場所だと思った。猫の額ほどの小さな田んぼばかりだが、間に他の人の所有地がなく、全部が自分の家の所有地で、しかも山のそばの行き止まりの場所にあるので、何をするにしても他人のじゃまにはならず、他人のじゃまも入らないと思った。田んぼ道(軽四がやっと通れる広さ)を隔てた4枚の田んぼ(2反2セ)の所有者と我が家は懇意にしていて、頼めば多分、貸してもらえるだろうと思った。


 もっと収入になる農業形態はないだろうかと、複合的な農業形態(百姓塾、イベント収入、ハーブ、ドラム缶で焼く竹炭)をずっと模索してきたが、カネにすることができたのは、野菜とハーブだけだった。この間、


(1)面積を広げようとか、


(2)種類を絞って専門作物を持とうとか、


(3)ハウスを持とうとか、


は、全く想像することはなかった(頭に浮かばなかった)。現在の面積である「4反余り」というのは、スタート時にイメージした自分の最大規模の面積であり、これ以上に広がることはなかった。スタート時にイメージした農業がほぼ実現できているが、一つだけ大きく予想と異なったことがある。それは農業収入が、当初に思った半分ほどにしかならなかったという現実である。でも農業は止めることはできなかった。多くの人の犠牲の上に成り立ってきた農業だから続けなければならないと思った。農業に対して今までマンネリ感を感じたことはない。13年目の終わりの農閑期に、13年分(月に1回発行)のあめんぼ通信を1冊の小冊子にしたが、以後毎年1冊の小冊子になり、4冊目の小冊子の商業出版の夢が挫折した時、「ブログ」や「ブログランキング」があることを知った。新たな挑戦の場をブログランキングに求めた



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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