あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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コンパニオンプランツ

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 そばに植えておくと、お互いの成長を助ける作物を「コンパニオンプランツ(共生作物)」というらしいが、ほとんど効果はないように思う。右の画像は、ニンニクの隣の畝にキャベツを植えているが、蝶々(害虫)はニンニクを嫌って隣のキャベツにも来ないかというと、そうではなく、平気でキャベツに来る。
 左の二つの画像のホウレンソウのそばの通路には、ジャーマンカモミールというハーブが雑草化して生えている。このカモミールをタマネギの株間に植えると、タマネギの病害虫を少なくするという、ちょっと有名なコンパニオンプランツであるが、自分の場合は全く効果はない。効果はなくても毎年「おまじない」をするみたいに、この雑草化したジャーマンカモミールを、タマネギとタマネギの間の通路に植えている。あえてそうする理由は


(1)カモミールは有名なハーブティ用のハーブであるが、花がきれいである。小菊のような花が無数に咲いて、タマネギ畑がまるで花畑のようになる。


(2)カモミールはハーブティにしてもおいしい。湯飲みに花を10個ほど入れて湯を注ぐとできあがり。ほのかなリンゴの香りがするハーブティである。


(3)踏みつけても問題ない。踏みつけた方がよいらしい。だからタマネギとタマネギの間の通路に植える。


(4)カモミールとタマネギは成長過程が全く同じなので、コンパニオンプランツとして利用しやすい。成長時期が違えば、コンパニオンプランツとしては利用できない。


(5)タマネギ畑を片付ける頃、カモミールの種も無数に落ちて、前年のタマネギ跡地から雑草化したカモミールが無数に芽生えているので、それを今年のタマネギ植付け地の通路に3メートルに1株ほど植えるだけなので、ほとんど手間いらずである。


 利用しているコンパニオンプランツは、カモミールとタマネギの組み合わせだけであるが、タマネギは毎年、すでに苗床で育苗中に病気が発生しているせいか、カモミールの効果は全くない。手間がほとんどかからず、他の作物のじゃまにならず、5月のタマネギ畑が花畑になるので植えているだけである。カモミールは6月上旬頃までおいておけば種が落ちる。一度種が落ちると、乗用トラクタで何回耕運しようが、翌年にはまるで雑草のように芽生えてくる。4月末頃には花が咲くが、夜には花は閉じる。太陽があたり始めるとまた花ビラが開くが、まだ花ビラが閉じている早朝に収穫すると、花びらの中に、小さな蜂のような虫が入りこんでいることが多いので、出荷するならちょっと注意した方がよい。


 春キャベツの隣には毎年ニンニクとラッキョとワケギの3種類を植えている。この3種類が、春キャベツにやってくる蝶々(害虫)の忌避効果になるかどうかは疑問であるが、収穫期が同じなので同じ場所に植えるようになる。


 真ん中の画像の半分は赤いホウレンソウである。赤いホウレンソウは一応「生食ができる」というキャッチフレーズであるが、生食するなら、画像のように大きくすると硬くなる。普通の青いホウレンソウと同じようにポット育苗して、同じ日に同じ場所に定植しても、青いホウレンソウの方が大分目方が取れるし、青いホウレンソウの方が大分おいしい。赤いホウレンソウは業務用のイタリア料理店への出荷用である。個人の家庭に送るワンパック宅配はあまり将来性が感じられない。家族構成は多くて4人であり、今は3人家族や2人家族の方が多いようである。野菜のワンパックの場合、送料や野菜の量的問題から、家族構成が減ると、ワンパックを継続してもらえなくなる。10年という歳月の間には、子供の進学や結婚、配偶者の単身赴任等で家族構成が減る可能性が高い。だから、店などの業務用への宅配も考えた方がいいと思う。とにかく「一本の電話を入れてみる」という一歩を踏み出さないと、業務用への道は決して開けない。業務用では職業別電話帳があるし、インターネットの料理飲食店ブログなどに、各種の店がいっぱい載っているので、個人客より営業がはるかにしやすい。個人客は営業の方法が少なく、口コミが頼りのような側面がある。業務用は業種ごとの横のつながりがあるので、気に入ってもらえれば、口コミは業務用の方が多い。 
 右の画像の黒マルチをした3列は、ニンニク、ラッキョ、ワケギの3種類と春キャベツとタマネギであり、一部植えていないのは3月上旬のレタス予定地である。画像ではちょっとわからないが、ラッキョの隣にニゲラ(黒種草)というドライフラワーになる花を植えている。これもこぼれ種が雑草化してカモミールと同じ時期に同じ草姿(慣れないと見分けづらい)で成長してくるので、10本ほど植えておくと、ワンパックにドライフラワーを入れることができる。5月末~6月上旬にニゲラ(黒種草)、6月中旬~6月下旬にラベンダーをドライフラワー用として入れている。こんなちょっとした遊び心(心遣い)がワンパックでは喜ばれる。



 ボクは産業廃棄物になる、画像のような黒マルチを多用している。デジカメで写す時、自然な空間に人工のポリ類(黒マルチ)などは写したくないが、田んぼや野菜を写すと黒マルチもいっしょに写る。現在の自分は環境よりも経済的見地を優先している。黒マルチを使わなかったら、自分の収入はもっとかなり少なくなるだろう。「有機認証」でも、化学肥料や農薬の使用は禁止でも、黒マルチの使用は何ら問題にされないようである。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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