
昨日の記事に書いたニームをさっそく買いに行った。1メートル50センチほどの高さのが1580円だった。冬季は室内で管理するように言われたが、そんな面倒なことはできない。今年、田んぼで越冬できなかったら、ニーム(インドセンダン)は当地の気候には適さない。
自分の周囲には、農業で稼げていない農業者が多い。そんな農業者とばかり付き合っている。稼げていないことが共感を呼ぶのかも知れない。自分がそうだから、稼げない理由もわかるような気がする。
農閑期には毎年アルバイトに行っている人
親が裕福らしく、大きな出費は親に援助してもらっている人
すでに農業をリタイアして、出身地の都会へ帰った人
農業形態を変えようと試みている人
すでに森林組合等へ勤め始め、農業はサブになっている人
大きな投資をしているので、やめることができず、自転車をこぎ続けている人
徹底して自給自足をめざし、ほとんどカネを使わないようにしている人
配偶者に定期的な収入のある人
半農半漁みたいに、半日働いて、半日農業をしている人
それぞれいろんなパターンがある。もう都会へ逆戻りすることもできないし、都会へ戻っても、正社員での働き口はほとんどないだろう。そして、一度農的暮らしを始めた人は、なかなか農的暮らしから足を洗えなくなるのではなかろうか。それは農的暮らしが自分自身を癒してくれるからである。何とか日々の暮らしがまわっていくなら、細々とでも、田舎で住み続けようとしている。
元々の農家の人は農業をしなくなったので、自分が付き合っている人はほとんど県外から、縁があって、岡山に来られた人たちである。
30代なら居場所を転々とできても、40代になってからの居場所の変更はかなりしんどいように思う。その場所がいい場所であっても、あまり気に入らない場所であっても、ある程度年齢がいくと、妥協して、あるいは運命と悟って、その場所に住み続けるしかないように思う。
田舎に踏みとどまって、年を重ねていこうとしている名もなき人たちと、たまに会って、田んぼを見せてもらったり、風景を眺めたりしながら、語らうのが農閑期の楽しみである。一人一人の農業人生には、大きなドラマがある。
業務用の顧客の場合、1週間に1度、もしくは2週間に1度、電話をして注文がないかどうか聞いている。IP電話にしているので、電話代はそんなにかからないし、時間もあまりかからない。電話を入れるとたいてい注文がもらえる。こんな顧客を40軒ほど持ちたいものである。ワンパックで送れる量は知れているので、野菜ぞろえやハーブぞろえがある程度できていれば、一つ一つの野菜やハーブは大量に作る必要はない。
顧客を獲得するための電話営業は、農業者に熱意があるかないかだと思う。顧客を見つけることはそんなに難しくない。
(1)電話をする。
(2)2〜3割の店が興味を示してくれる。
(3)その店にサンプルを送る。
(4)ブログやホームページがあるならそれも提示する。
(5)気に入られたらまた注文がもらえるが、待つよりも、こちらから定期的に電話を入れるようにするとよい。
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今日、「不都合な真実」を見た。ゴア前副大統領、選挙で負けてから、自分のやってきたことをこれからも続けようと、地球温暖化問題の講演を1000回以上してきたらしい。
そんなに感銘を受けたわけでも、そんなに衝撃的な映画でもなかったが、環境問題で自分にできることは何か考えてみた。
私生活ではごく小さな生活をしているので、これといったことは思い浮かばない。農業においては、
大きな農具は持っていない
ビニールハウスも持っていない
面積も大きくない
旬のものを旬の時期にだけ作る
数種類ではなく、多種類作る
肥料の大半はメタン菌液肥で、地元の米ぬかと、ナタネカス5袋(輸入物)ほど
農薬は秋冬作のアブラナ科野菜のみ、播種時もしくは定植時に少量使用
問題点は、
黒マルチを多用している点だけと思っている。これを止めることは今の所、難しい。これ以上、手間がかかるようになったり、収入が少なくなったりすると困る。
地球温暖化の影響は
(1)豪雨、極端な雨不足など、毎年どちらかの現象が顕著になり、台風(ハリケーン)は大型化する。
(2)気候の大変化は、ある日突然にやってくる。
これらのことから農業の現場では
(1)ハウス設備は、害獣防御には役立つが、今後は、台風の被害をかなり考慮する必要がある。
(2)温暖化で、初霜の時期が遅くなり、秋深くまで害虫の勢いが弱まらない。
(3)新たな害虫が増える
(4)水不足、水害と、極端から極端になる。
毎年作りづらくなるから、旬により忠実になる必要があると思う。
米国の医療制度には国民皆保険制度がなく、無保険者が約4千7百万人いるらしい。果たしてこれは悪い制度だろうか。日本のように何でもかんでも全国一律というのも、逆に選択肢がないという点で弊害が多いと思う。
国民健康保険料・・・選択制でも、これは入らざるをえない。
国民年金保険料・・・選択制なら、これは払えなかっただろう。
下水道・・・・・・・選択制なら、これは入りたくない、必要なら個人の単独合併浄化槽を選択する。
上水道・・・・・・・選択制なら、よい簡易水道(山水)があるが、入るだろう。
中国四国農政局がまとめた2006年度の中四国版農業白書のデータ(山陽新聞記載)から・・・
06年度に新規就農したのは600人で、前年より9人多く、5年連続の増加となった。内訳は、
新卒 98人
Uターン 397人
Iターン 105人
営農部門別に見ると、
野菜 49.5%
果樹 22.0%
水稲 11.3%
改正農業経営基盤強化促進法(05年9月施行)を受け、農業参入した法人(07年3月現在)は42法人。前年同期(18法人)に比べ大幅に伸びた。業種別では、
建設業 22法人
食品関連業 12法人
その他 10法人
耕作放棄地を中心に計116.4ヘクタールを借り、果樹や野菜などを栽培している。
白書から言えることは、四国4県、中国5県の9県で、06年度に600人しか新規就農していない。つまり、1県平均が70人弱である。
新卒が98人ということは、農業大学校や酪農大学校や、農業高校や大学の農学部を出ても、ほとんど現場の農業従事者にはなっていないということ。
建設業は公共事業の減少により、業種変更が進んでいるのだろう。ただ、利益を出すのは難しいのでは・・・。
平成の大合併(市町村合併)で約3200あった市町村数は1800まで再編が進んだ。息子や娘夫婦と別居したらカネがかかるが、不平や不満はあっても1軒の家に同居すれば、経済的には安上がりになる。つまり平成の大合併もこの理屈。合併(同居)した方(させた方)が安上がりになる。ただそれだけの理由だった・・・。
郵便局は民営化されてから、振り込み手数料がほぼ倍額になった。1万円以下70円だったものが、現在は120円。民営化されてよくなったことがあるだろうか。
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今日また果樹の苗を買いに行った。キーウイ3本(980円×3本=2940円)、ビワ1本(1280円)、早生ミカン1本(990円)、スモモ1本(850円)。
キーウイは新たに棚を作る心積もりにしていたが、苗木を植える寸前になって、やっぱり棚を作る自信がなく、苗木を2本返しにいった。
他にはもう買いたい果樹苗がなかった。
農業を始めてから植えた果樹の半分ほどは枯らしている。
果樹は植えても大きくなるかどうかわからない。
いつ成りだすかもわからない。
ハッサクは成るが、当地でミカンは成るかどうかわからない。
とにかく、空いた田畑は全て果樹で埋めようと思ったが、野菜の作付予定のない場所であるから、水はけが悪かったり、日当たりが悪かったり、水の便が悪かったり、畑が狭すぎたりする場所である。だから、果樹にもあまり条件はよくない。そんな田畑が合計で8アールほどある。
何でもっと前から、野菜の作付予定のない場所に果樹を植えてこなかったのだろう。
果樹のビジョンがなかった・・・
口に入りそうな果樹はカキとキーウイしか思い浮かばなかった・・・
植えても、成り始めるまでに3〜5年かかる・・・
柑橘類の果樹は、若苗の時に病気や虫害が多く、何年もそのままの状態で、大きくならないことが多かった・・・
今回買った柑橘類は、成木になるまでは予防するつもり・・・
隣集落の人で、55才から親の後をついでハウスでブドウ作りを始め、同時にカキを50本ほど植えた人の話を聞いてから、自分も、空いた田畑へとにかく果樹を植えようと思った・・・
70才まで後15年しかないし、成り始めるまでに数年かかると、実際に収穫できるのはたった10回ほど・・・。
極力、カラスの狙う果樹、棚のいる果樹、何回も予防する必要のある果樹は避けた。
途中から、果樹ばかりでは何か味気ないような気がしてきた。そこで、キーウイを返品した時に、代わりに花木を買うことにした。キンモクセイ2本(798円×2本=1596円)、トキワマンサク1本(1480円)、サザンカ2本(398円×2本=796円)、カナメ2本(380円×2本=760円)を、果樹の間に植えた。
果樹の苗木を植えながら、つくづく自分は果樹向きではないなあと思った。
カキ・・・・・・・・・従来1本+今回2本=合計3本
ビワ・・・・・・・・・従来1本+今回1本=合計2本
スモモ・・・・・・・従来2本+今回1本=合計3本
フェイジョア・・・従来2本+今回3本=合計5本
キーウイ・・・・・従来3本+今回1本=4本
ハッサク・・・・・・従来1本+今回2本=3本
ミカン・・・・・・・・従来0本+今回5本=5本
デコポン・・・・・・従来1本+今回0本=1本
ユズ・・・・・・・・・従来3本+今回0本=3本
ウメ・・・・・・・・・従来2本+今回0本=2本
ユスラウメ・・・・従来4本+今回0本=4本
カリン・・・・・・・・従来1本+今回0本=1本
キンカン・・・・・・従来1本+今回0本=1本
クリ・・・・・・・・・・従来1本+今回0本=1本
ブラックベリー・従来3本+今回0本=3本
ラズベリー・・・・従来2本+今回0本=2本
サクランボ・・・・従来2本+今回0本=2本
ザクロ・・・・・・・・従来2本+今回0本=2本
イチジク・・・・・・従来3本+今回0本=3本
これだけ植えていても、満足に口に入るのは、たった6種類。その6種類とは、カキ、キーウイ、ハッサク、ユズ、ウメ、キンカン。19種類中6種類、つまり3分の1ほどの果樹である。だから、単に果樹を植えているだけ・・・といった方が適切かもしれない。
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稲秋が終わり、義父がコゴメを4袋持ってきてくれた。他に2人の方からコゴメをもらっているが、3人ともすでに74才を超えているので、いつまで稲作を続けられるかわからない。コゴメのもらえる量によって、ニワトリの羽数が決まる。10羽飼うのも、30羽飼うのも手間は同じだが、コゴメをもらえる量が少なくなると、半分ほどに減らすと思う。未熟ナンキン、トウガン、サツマイモのくず等はたくさん出るが、タマゴを産んでもらうには、やはり穀物が必要である。小麦や陸稲を飼料用に少し作ればよいが、それはちょっと面倒くさい。
ハーブティは最近飲んでいないが、今日初めてユズを収穫し、さっそくユズ茶を飲んでいる。ユズを3分の1ほど包丁で切って湯のみに入れ、湯を注ぐとできあがり。コーヒーを一晩に2杯ほど飲むと、3杯めは、何か違ったものが飲みたくなる。今まではそれが清涼飲料水だったが、これからはユズ茶になる。
今日の新聞に小学校と中学校の学力テストの問題が載っていた。解けたのは国語の漢字の読み書きくらいで、数学はほとんど解けなかった。勉強は嫌いで、特に数学や理科という科目が苦手だった。学校の勉強が社会に出て役にたっているとは、全く思わない。学校教育をおもしろくすることはできないのだろうか。学校と職場は同じくらい居心地の悪い場所だった。
新聞に消費税率アップの話がしばしば載るようになった。消費税率をアップするのだったら、法人税率や所得税率をアップして、消費税率は据え置きにして欲しいと思うが、消費税は低所得者からも満遍なく徴収することができる。これが5%から8%になったら、1ヶ月20000円ほどの食料品と日用品を購入している自分の場合で計算してみると、
20000円×1.05=21000円
20000円×1.08=21600円
21600−21000=600円
600円×12ヶ月=7200円
1年間にこれだけ余分に取られるようになる。
農業関係で消費税のかかる経費は少なくとも年間40万は下回らないので、
400000×1.05=420000円
400000×1.08=432000円
432000−420000=12000円
1年間にこれだけ余分に取られるようになる。
つまり、食料品、日用品、農業関係経費で年間2万円ほど支出が増える。
農業関係は経費で落とせるといっても、それは税金を納めるほど売上がある人の話。農業者の内、いったい何割の人が税金を納めるだけの収入を上げているだろうか。
売上げ−総経費=125万を超えないと税金はかからない。125万の内訳は65万円が青色申告特別控除額(給与所得者の最低限の給与所得控除と同額)で、60万は基礎控除、社会保険料控除等である。
自分の場合、消費税が3%アップすると、年間で少なくとも消費税の支出が2万円は多くなる。その分だけ売上を伸ばすか、もしくは、生活の何らかの部分を節約する必要がある。
消費税率のアップは低所得者ほど、しわ寄せが大きい。
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(1)2年間に360万円の支援制度がある、岡山県のニューファーマーズ支援制度。
(2)限界集落(65才以上の高齢者が半数を超える村)を支援→使途を限定しない交付金(2008年度予算での実現を目指す)。この他、地方交付税を確保して限界集落を支援。
(3)緑のふるさと協力隊→月5万円の生活費を支給。住居などの経費は受け入れ自治体が負担。これまでに参加した4割の人が農山村に定住。年齢18〜40歳まで。
上記3つの支援制度のうち、(3)の支援制度が最も優れていると思う。これまでに参加した4割の人が定住しているというのは驚異的数字である。この支援制度は1年間だけであるが、定住している人が多いということは、何らかの支援が引き続きなされている(例えば、田舎での働き口とか、借地借家の世話等)と思える。年齢的にも40歳までとして若い世代をバックアップしようとしている。
(1)より(3)の方がよいと考える理由は、(1)は農業に限定していて、2年間の実務研修中に月15万円の支援を受けたとしても、引き続き、農業をうまく軌道に乗せれる人は少ないように思う。
(3)は農業に限定しない田舎暮らしのイメージがある。こういう形での田舎暮らしの方が、人生が楽しめると思う。
(2)の支援制度は、カネをどぶに捨てるようなものだと思う。限界集落に、使途を限定しない交付金をばらまいても、コミュニティハウス建設等の「ハコ物」につぎ込まれるか、飲んだり歌ったりの「地域親睦会」に使われることが主だと思う。今更、何の目的で限界集落の支援に乗り出すのだろう。
終末期の患者に延命装置をつけるようなものである。それよりか、ホスピス病棟で緩和ケアを受けながら、むやみな延命措置が講じられることを拒否したい。
若い人を対象にした(3)のような支援制度の充実を望みたい。
「特定非営利活動法人(NPO法人)地球緑化センターは、農山村での暮らしをサポートする事業「第15期、緑のふるさと協力隊」への参加者を募集している。1年間農山村に住み、現地で地域活動をしながら生活する。これまで参加した約4割の人が農山村に定住するなど、地域活性化にも役立っている。
活動期間は来年4月から1年間。農林畜産業や道の駅などの観光施設、むら興しといった行事に参加する。全国35町村に50人を派遣する。参加者には毎月5万円の生活費を支給し、住居などの経費は受け入れ自治体が負担する。年齢は18〜40歳。締め切りは12月25日。全国主要都市での説明会も予定している。問い合わせはNPO法人地球緑化センター。☎03−3241−6450」
毎月5万円という金額は、決して少なくないです。農業で月5万円を稼ぐのは本当に至難だと思うからです。支援が1年間しかないのが「短すぎる」ような気がしますが、参加した4割の人が農山村に定住しているというのは、この支援制度のりっぱな実績だと思います。
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秋の夜長の夜食は、やっぱりこれ。ふかし芋にするのは、ネズミが食ったりして出荷できない芋を使う。ネズミの食害部分だけ切り捨てれば問題なく食べれる。
農家であることのぜいたくは、ふかし芋を毎日食べれることである。

キュウリからバトンリレーするのがレタス。これはチマサンチュという、葉を下から順次かいでいくレタス(かきちしゃ)で、焼肉などを包んで食べるとおいしい。我が家では生ハムにこのレタスをのせて食べる。
この時期、レタスが毎日食卓にあるというのも農家ならではのことである。
自分の農業は稲作に似て、6月と10月が忙しい。10月はロケットの定植と、ホウレンソウの種蒔き及び定植に、農作業の多くの時間が取られる。
今日も、午前中はホウレンソウの定植、そして昼食後、ちょっと横になったら、目が覚めたのは3時がまわっていた。前日に忙しくて昼寝ができなかったりすると、翌日にはもうしわ寄せがきて、昼寝時間が長くなる。秋の日が落ちるのは早いので、3時半頃に田んぼに出ると、5時半頃までの2時間ほどしか農作業ができない。5時45分をまわると手元が暗くなる。
今後の農作業
10月28日頃までに、ニンニク、ワケギ、ラッキョの植え付け(収穫時期の関係で、毎年、タマネギの隣に植えている)。
11月10日頃に、エンドウ、グリンピース、スナップエンドウの種蒔きと、小苗で冬越しするレタス2品種の種蒔き、
11月中下旬に、タマネギ、春キャベツ、ソラマメの定植。
現在の野菜
タマネギ(250円)
ジャガイモ(200円)→芽かぎをしながら出荷している。
ナスビ(200円)→少しだがまだ出荷できている。
サツマイモ(300円)
サトイモ(300円)→水不足で小粒、そして収量も少ない。1キロ入れるつもりだったが今後のことも考えて700グラムほどにした。
インゲン(400円)
レタス2品種(250円)→コスレタスという炒め用レタスと、上記のレタス。
エンサイかツルムラサキ(150円)
ネギ(100円)
コカブ(250円)→今週から出荷。虫食いが多かったので、葉はつけなかった。
送料800円
以上の合計で3200円。以下はサービス品。
アップルミント、セイジ→ハーブティ
イタリアンパセリ少々
ムラサキ芋(小粒)→甘みが少ない。加工用
数日前に書いた「あーす農場」→「あさって農園工房」の大森さん家族。兵庫県朝来市和田山町の山中で、自給自足的な生活をされているが、長男のケンタ君も昨年暮れに結婚された。大工仕事と狩猟と炭焼きが得意な人である。
ブログに書いた次男のげん君夫妻も、げん君は木工作品、奥さんの莉紗子さんは絵画作品という、どちらも芸術家である。自給自足的な生活と言っても、年間に100万ほどの収入は最低限必要だと思う。げん君夫妻は一次産品は売るほどなくても、主にこの芸術作品を生計にしているのだと思う。
長男のケンタ君夫妻は炭や木酢液を生計にしているのだろう。二人ともそれぞれ手作りの家を建てて独立している。どこに住んでも100万ほどはどうしても稼ぐ必要があると思うので、これをいかにして稼ぐかが、自給自足的な生活を送れるかどうかのポイントだと思う。
二人とも二十数年の歳月をかけて、生活の糧を稼ぐ術を身に付けてきたのであり、一朝一夕に身についたわけではない。自給自足的な生活が生半可ではできないと思うのはこの点である。
情報を発信して、自給自足的な生活を都市生活者に訴えていく企画力。そして、来られた人にそれぞれの作品を買っていただくという営業力もある。
日夜出没するイノシシやシカも「食糧」にするという狩猟能力。自給自足を支えているのはこんなトータルな能力だろう。
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今年はカキが2個しか生っていない。その内の1個がこれ。

先日の日曜日(21日)に、ソラマメの種を蒔いた。1ヶ月育苗して定植をする。

ユズが色づき始めた。
右の画像はヤーコン。夏、日陰になる方が成長がよい。ヤーコンは梅雨の過湿にも弱いし、盛夏の暑さにも弱い。夏、涼しい地帯向き。

果樹を3箇所に植えた。トリ小屋の東。池の土手のすぐ下の田んぼ。お墓の下の田んぼ。

去年のカブは蒔き直した2回目も全滅。ダイコンは3本で通常の1本の目方くらいしか大きくならなかったので、今年の成長はうれしい。
カブの酢の物、ダイコンの漬物が今年は食べれる。

ニンジンもぼつぼつ収穫期に入る。

ロケットの定植を順次している。ホウレンソウと違って、地床育苗で根に土がついていなくても、移植に強い。
キーウイも後20日ほどで収穫期に入る。

夕焼け空。
ブログを日々更新するための、ネタの一つに購入し始めた「日本農業新聞」。JA(農協)の新聞らしいが、参考になる記事が多い。今日の第一面は「改善見えぬ鳥獣害」という見出しだった。
野生鳥獣の被害額は、近年200億円前後で横ばい。被害額は
イノシシ・・・55億円
シカ・・・・・43億円
サル・・・・・16億円
この3獣による被害額が全体の6割を占めた。被害は東日本での増加がくっきり。温暖化で生息域が北上しているらしい。
東京都でも奥多摩地区などにシカの被害が出ているらしい。鳥類の中ではカラスの被害が最も大きい。シカと同じくらいの被害額のようである。
野生動物の保護とは、いったい何のために、誰のためにしているのだろう。
野生鳥獣の被害対策をめぐっては、市町村に鳥獣捕獲の権限を委譲する特別措置法の制定を目指している。鳥獣被害に遭う生産現場に近い市町村が、主導権を持って対策に取り組めるようにするのが柱。有害鳥獣捕獲の許可権限を被害防止計画を定めた市町村に委譲できるようにする。対策に取り組む市町村への地方交付税を拡充する。
有害鳥獣捕獲の許可権限も市町村にはなく、中央が管理していたのか・・・。
鳥インフルエンザの発生が、定年帰農者の「楽しみとしての20羽養鶏」の道を閉ざしてしまったように、イノシシ、シカ、サル、カラスは、農業者に、農業からの撤退の圧力をかけ続けている。
バイオエタノール需要などで飼料の高騰が長期化する中、飼料稲の米粒を、ニワトリ用飼料に活用する取り組みが始まる。
飼料稲のわら→牛
飼料稲の米→ニワトリ
一般に採卵鶏向け配合飼料は6〜7割をトウモロコシが占めるが、うち5%を米に置き換える。
もう少し早くから手を打つべきだった。
いつまでもあると思うな親とカネ・・・
いつまでも輸入できると思うな食糧と飼料・・・
岡山県は、新規就農希望者を対象にした農業体験研修生の本年度二次募集を始める。
野菜や果樹、水稲、花きなど希望品目で、来年2〜7月のうち約1ヶ月間、県内の農家に泊まり込んで農作業を体験する。修了後は月15万円程度の支給がある実務研修(2年以内)を受けることもできる。
対象は55歳未満で農家出身でない県内外の10人程度。所定の申請書に記入し、健康診断書を添えて11月中に応募する。研修費は無料。申し込みは県農業経営課(086−226−7420)
応募は、その人の人生をかけた「賭け」だと思うが、かなり危険な賭けである。今は、農業を含めた個人事業が成り立たない社会である。当集落でも、現役世代は大半がサラリーマンであり、家は帰って寝るだけの場所になっている。
身一つで「賭け」をすることができるならまだしも、農業は施設や農具に大金を投じる必要がある。
もともとの農家であった自分も、農業への転身がひらめいた時から、
(1)自分にできるだろうか
(2)農業高校を出ても、誰も農業をしない時代に、果たして食べていけるだろうか
(3)元手はどのくらいかかるだろうか
大いに迷った。
ワンパック宅配という農業形態を知ってから、これなら自分にもできそうな気がした。他の農業形態はとてもできそうな気がしなかった。
就農後8〜10年の頃、他の農業形態に変更しようと、かなり模索したが、結局変えることはできなかった。
農業への転身を考えるのはサラリーマン社会に挫折して第2の人生を考え始めた30代に入ってからだろうから、もうその年齢になると、自分に何ができて何ができないか、何が得意で何が不得意か、どんなことに興味があって、どんなことに興味がないか、大体わかってくる年齢だから、農業形態を選択する場合において、そんなに大きな誤りはしないと思う。まるっきり農業の経験や原風景のない非農家出身でも、田んぼ見学をさせてもらって、施設や農具や田んぼを1〜2時間、案内してもらえば、できそうか、できそうでないかは、漠然とながらわかると思う。
ただ、上記のように県が募集をする農業は「有機農業」ではなく、施設などにかなり投資する必要のある農業だと思う。その意味で、応募する時点で500万ほどの貯蓄がないと難しいように思う。
有機農業者の多くは、野菜を直接顧客に届けたり送ったりしている場合が多いから、そういう人に補助金を出しても、農協にも、県や市町村にも、あまりメリットがない。一概にそうだとは言い切れないが「有機農業=小さな個人の趣味的農業」というイメージがどうしてもつきまとう。少なくともこの20年間、有機農業はこの域からほとんど脱していない。世の中のシステムが「キューバ」のようにならない限り、有機農業で生活をするのは極めて難しいと思う。
1ヶ月15万、1年で180万、2年で360万の補助金が出て、かなり手厚い支援のように見えるが、農業を覚えるまでの2年間の生活費で消えてしまう金額である。
それでも、実務研修を受けて後、引き続いて農業をやってのけれる人はいいが、そうでない場合は、本人は本当に困る。もう、元のサラリーマン社会には戻れないだろう。そしてこういう研修制度のある農業はたいてい「夫婦農業」である。夫婦農業の場合、主となる方によほど能力がないとできないし、片方が病気などになると共倒れの危険性もある。自分の知る範囲では、現役世代では、「夫婦農業」より「一人農業」の方が多い。
果たして農業で食えるだろうかが問題だったので、自分は就農前も就農後も「夫婦農業」など頭に浮かんだことがない。
就農時の年齢も大きな意味を持つ。自分のように35才になった時にひらめいて、2年後の36才末にスタートすると、20年経過した時には56才末。農業には線引きの定年はないが、60〜65才で実質上の定年が来ると思う。家庭菜園なら70才を過ぎてもできるが、出荷農業は体力的に厳しい。
大きく投資する自信も能力も貯蓄もなかったので、できるだけ投資せずに、小さく稼いできた。毎年150万以上の純売上(売上−経費)が必要なら、自分は農業に留まることができない。
農業を始めて3〜4年の内に、その人が農業で稼げる金額は大体決まってくると思う。小さな投資、小さな農業、小さな生活しか自分はできなかったが、それでも我が家の生活はまわっていったので、農業の現場に留まることができた。
農業の世界における個々人の能力差は大きいが、人をうらやんでみた所で仕方がない。30代半ばで転身するのだから、不得意なことが得意になったりすることもない。ひたすら、自分のできることを、せいいっぱいがんばり続けるしかない。
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今日の未明から雨が降り始め、午前中しとしと降った。曇りのマークで雨の確率は低かったので、予想もしなかった雨音に目が覚めた。最近また夕方に水やりをしていたので、ありがたい雨だった。

大きな足跡があるが、イノシシなのかシカなのかわからない。農業を始めた頃には、当地にイノシシが出るなど想像もしなかったが。

昨日、ホウレンソウを定植した。1ケース144穴あり、2ケースで1時間15分ほどかかった。今日も2ケース定植したので、残りは10ケース。
(1)左の画像のようなフォークで突き刺して苗を取り出す。
(2)3本立ちになっていても4本立ちになっていても間引かない。
(3)1本立ちでは苗の土が崩れやすい。
(4)4粒蒔いて、2本立ちが理想。
たいていの農業者は、ホウレンソウやロケットは播種機で直播であるが、自分は播種機を使うような畝立てがうまくできない。手で蒔いていたが、どうも発芽が悪く、間引きもうまくいかず、定植という方法に変えた。

左から、ハクサイ、キャベツ、カブ。農薬(オルトラン粒剤)の効果なのか、それとも、今年はダイコンサルハムシが少なかったのか、ハクサイにはそれほど被害がない。真ん中のキャベツはダイコンサルハムシ以外の害虫にかなりやられている。右のカブは大きくなってからダイコンサルハムシの被害がかなり出たが、ここまでくればもう大丈夫。

春キャベツの苗床の下をモグラが走っている。モグラ取り器が、うまく設置できない。こんな点でも、農業力が人より劣っている。

左は9月23日蒔きのロケット。2〜3日内に定植予定。右は同じく23日蒔きのタマネギ。11月中下旬に定植予定。

黒い寒冷紗の下には、ディルとシュンギクを定植している。他は来週中にロケットとホウレンソウを定植するつもりである。

サツマイモを半分まで掘り進んだ。野ネズミのかじった跡がやたら目に付く。野ネズミも捕まえることが難しい。

画像はハヤトウリ。液肥が根元に近すぎて、あたってしまい、あまりよくない。例年なら10月10日頃から成り始めるが、今年は少し遅れている。初霜の朝、葉がとろけたようになって終わるので、初霜が遅ければ、それだけ収穫量も多い。


タマゴを5個も産んでいる。最近は2〜3個が続いていたので、今日は多い。
カブの間引き菜を大量に投げ込んだ。
止まり木のニワトリは6時過ぎに写した。もうかなり暗い。
10月18日、19日は当地の秋祭り。昔は家でお寿司を作ったり、祷組で、ぜんざいやあんみつが振舞われたりしていたが、今は何もしないので、秋祭りといっても、平日といっしょ。
子供の時には、この時期、田んぼのすぐ傍らの低い山へマツタケ引きによく行ったが、今はマツタケなど全く生えない。行ったら、たいてい2〜3本は引いていた。今日の新聞に、マツタケの生産量は、温暖化などによる高温や少雨傾向で全国的に減少。県内では、ピークの1957年には約2700トンあったが、ここ数年は、多い年でも20トンほどになっていると出ていた。何と135分の1。気候の変化も原因だろうが、山の木(割り木にしてクド焚き)や落ち葉(クドや風呂の焚きつけ)や下刈り(風呂焚き)が不必要になり、山の手入れをしなくなったことが一番の原因である。
マツタケには、9〜11月のシーズンを通して降雨が必要らしいが、最近は、9月、10月に雨が少ない。
世界の穀物価格急騰
(1)干ばつなどの異常気象(地球温暖化との関連が指摘されている)で不作
(2)原油価格の高騰で輸送コストも上昇
(3)バイオ燃料への需要(温暖化対策としてのバイオ燃料開発)
食卓直撃
5月に1トン200ドルだった小麦価格は、9月に350ドル近くになり、高値の傾向は今後も続くらしい。
山崎製パン→24年ぶりに食パンの値上げ。
野菜は18年前の価格と今の価格は、ほとんど変わっていない。
日本有機農業研究会の機関紙「土と健康」の10月号に、兵庫県朝来市和田山町朝日で、自給自足の山里暮らしをされている「あーす農場・大森昌也さん」の次男の、げん君夫妻が載っていた。シリーズになっている「今月の熱き心くん」のコーナーに、げん君の奥さんである梨紗子さんが次のような手記を出していた。
以下、原文のまま掲載させて頂きます。
地球の明日を考える「あーす農場」から生まれた「あさって農園工房」。「あーす農場」の次男げんと、埼玉県出身・美大卒の梨紗子。3歳のつくし、7ヶ月のすぎな、5羽の鶏、5箱の蜂、2匹の猫、一匹の犬。
鶏は手作りの小屋で、5羽ゆったりと自然なエサを食べて暮らし、おいしい卵を産んでくれる。蜂は抗生物質や砂糖水を与えず、蜂が自然に花から採ってきて作ったミツを分けてもらうので、混ぜ物のない自然な味。
2反の田は無農薬、有機栽培、手植え、手刈り、天日干し。田に2〜3本の苗をゆったり植えるので風通しよく、一粒一粒が大きく、とてもおいしい。5畝の畑には、甘くおいしい野菜ばかり。豆は味噌にする。
天然酵母、石窯に薪をくべ、パンも焼く。素材を生かした、しっかりとした味。
家も手作り。石の土台に廃材、土の壁、小さいけれど気持ちのいい家。風呂、ストーブ、調理は薪。電気は少し使うので、いつかは自然エネルギーにしたい。
子供は自然出産、母乳、ほぼ玄米菜食。買ったものはなるべく与えず、山の中で土と戯れる日々。「なぜこんなに落ち着いているの?」とよく聞かれる。環境と食事と、いつも両親が側にいるという安心感のためだと思う。
自然の一部になれるのは百姓
田畑、養蜂、パン焼は、げんがほぼ行い、夜は、冬は木工作品のはし、時計、スプーンなど作る。梨紗子は田畑、家事、子育て、家周りの手入れしながら、絵画作品をうみだす。
百姓は人や虫、土や水、さまざまなものの協力なくては生きていけない。自然の循環を肌で感じとれるので、さまざまな思いも伝わってくる。今、母なる地球の痛みを強く感じる。
この生活をより良くしながら、続けていくことを基本に、地球のためにすべき活動をできることからしていきたいと思う。現在は、あーす農場とともに、東ティモールの支援もしている。
この生活に興味のある方は、是非わが家へ訪問、または私たちが地球からいただいている、本物の味や作品をご覧になっていただけたら嬉しいです。お気軽にどうぞ。
この手記を読んで、大森昌也さんは6人の子供を立派に育てられたんだなあと思った。10年ほど前に1度だけ訪問させてもらったことがある。行ったことがあるので、この手記にはほとんど「うそ」がないのがわかる。しかし、この地で生きていけるのは長年田舎暮らしを続けてきた大森さんの家族だからと思う。やはりそこに、20年余りの田舎暮らしの蓄積がある。
(1)家などを自分で手作りする器用さ。
(2)イノシシやシカは害獣であるが、「食糧」とも考えているような狩猟技術。
(3)お父さんの背中を見て育った自給自足の知恵
(4)学校ではなく、野山で学んだ多くの知恵。
多分、
携帯電話は持たず
新聞はとらず
書かれているように電気は少ししか使わず
上水道や下水道はなく、井戸水か山水を利用し
生命保険料や火災保険料に無駄な出費をすることもなく
家の固定資産税もかからず、
近くに民家がないので地域の冠婚葬祭費もなく
家庭電化製品は必要最低限のものだけで
調理は薪と書かれているので七輪やクドを利用して
ガスや灯油は使わず
風呂やストーブも薪と書かれている
車は持たれているが
テレビはあるのかどうか知らない
メールアドレスが載っていたのでパソコンは持たれている
この手記を読んで、ちょっとうらやましかった。豊かな生活とは、げん君夫妻のような生活だと思う。ただ、同じ田舎暮らしでも、真似ができない。自分の田舎には自分の田舎のシステムがあり、それから逸脱した生活ができない・・・
電話代、電気代がかなりかかり、
新聞代もNHK受信料もかかり
ガス代、灯油代もかかり
上水道代、下水道代(数年後)もかかり、
国民年金保険料、国民健康保険料を支払い
生命保険料(月間2千円の掛け捨て)を支払い
火災保険料(年間4万円ほど)を支払い
固定資産税(築56年の家と田畑で年間5万円ほど)を支払い
車両関連費(車検、税金、任意保険、ガソリン代)があり、
冠婚葬祭費も年に数万円かかる
上記は固定費
その他、野菜以外の食費、日用品代・・・
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今から8年ほど前、同じ瀬戸内市にある「牛窓ペンション村」の中の7軒のペンションに、野菜とハーブを宅配していた。しかし、1軒減り、2軒減りしているうちに、とうとう最後の1軒になった。家から25分ほどかかるので、配達するなら、少なくとも3軒は欲しい。それで、ペンション村への宅配は終わった。
今日は、最後の1軒だった顧客から、スイートバジルの注文を頂いた。買いに行きますと言われたが、久しぶりに牛窓の海を見たかったので配達した。
約束した時間より1時間ほど早く出て、先に海の写真をとりに行った。ペンションから海に行く途中に、知り合いの陶芸作家の家がある。一昨日から4回ほど電話したのに出られなかったので、留守だろうと思ったが、家の前の道を通る時に、ちょっと横を見ると、車が4台も駐車してある。おられるのなら、ちょっと立ち寄らせてもらおうと車を止めて歩を進めると、何と、今日は窯焚きの最中だった。4年に1度のことらしい。すごいタイミングだった。窯焚きは10日ほど昼夜ぶっ通しで焚き続ける。四国の高松から1家族が、応援の窯焚きに見えられていた。
温度はすでに1000度を超えている。

長さ12メートルほどの、かなり急勾配(2階ほどの高さ)の登り窯である。一人でこつこつ、手作りされたらしい。

Kさんの作品を一つ紹介。家のすぐ傍らにあった「おでん」という作品。そういえば、おでんを串刺しにしたような感じ。この作品がなぜか、頭に残っている。

Kさんの趣味は創作料理。料理が得意と言うことは知っていたが、頂くのは初めて。勧められたので、お言葉に甘えることにした。2時間ほどの後、出された料理の数々・・・。あまりのすごさに身体が硬直した。










今日、予定されていたメニューらしい。栗御飯とキノコ料理以外のメニューが全部出された。

応接間の書棚に置かれている本。これは全て料理本らしい。岡山中央図書館の料理本コーナーより蔵書が多いと言われた。
今日は帰りが遅かったので、続きは明日にさせて頂きます。
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出荷の帰り道で、果樹農家の人の話を聞かせてもらった。その方は、このあたりでは珍しい柿をたくさん植えられている。主体はブドウで、ハウスで10アールほど作られているらしい。その方の話を聞いていて、自分も、空いた田んぼに数種類の果樹を植えようと思った。1本平均1500円としても、20本で30000円。20本くらい植えるスペースはある。果樹は成り始めるまでに数年かかるが、60才になるまでには成るだろうし、野菜と違って次の代に引き継ぐこともできる。
特定の1種類をたくさん「きちんと」作ろうとすると、自分はしり込みしてしまう・・・と言うことが、話していてよくわかった。そして果樹においても徹底した自分らしさが必要だと思った。
(1)整然とした作り方をしない。
(2)棚が必要な果樹は避ける。
(3)カラスが狙う果樹は避ける。
(4)整枝や誘引の難しい果樹は避ける。
(5)比較的台風に強い果樹。
(6)水の要求量があまり多くない果樹。
(7)何ら設備投資のいらない果樹。
(8)農薬散布が必要な果樹は避ける(1〜2回は可)。
(9)露地放任栽培でもよく成る果樹を中心にする。
(10)1種類は多くても5本まで(現在最も多いイチジクとユズで3本)とする。
これが自分流だった。こうやって書き出してみると、果樹作りが不得意な理由がよくわかった。
そんな果樹の作り方ではカネにならない・・・と考えるのが一般的。しかし、こういうやり方でしか、自分は果樹を作ることができないのであれば、自分基準をクリアできた果樹しか作れないのではなかろうか。
徹底的に自分らしく・・・ハーブでもそうだった。
(1)売られているハーブの荷姿を全く知らない
(2)世間のハーブの単価を全く知らない
(3)自分が最も作りやすい方法で
(4)最も作りやすい時期にだけ
(5)そして、中間業者を一切通さず、直接、料理店に電話営業をして
(6)全く顔もしらない神戸、大阪、京都のイタリア料理店に売り続けているではないか。
作り方も我流、売り方も我流、でも買い続けてくれているという実績。
果樹にもどうしてこういう考え方が、もっと早く導入できなかっただろうか。
そして考えた果樹が
(1)ハッサク・・・1本あるが、放任栽培でも毎年よく成るので増やしたい。カラスが狙わない。台風に比較的強い。水の要求量が少ない気がする。
(2)ミカン・・・ハッサクと同じ理由。
(3)カキ・・・今日の話で刺激を受けた。品種は「太秋」を予定。
(4)フェイジョア・・・1本あるが、去年たくさん成り(今年は成っていない)、パイナップルのような味がしておいしかった。熟すると落下するので、それを拾うだけ。カラスが狙わない。
(5)キーウイ・・・棚にまだスペースがあるので増やせる。
ブログにも野菜にもハーブにも果樹にも、徹底した自分らしさが、まだまだ足らないと思う。
あまり器用でないから果樹は作れない。果樹は難しいという先入観があまりに強す