あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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作付本数のシミュレーション

 他の農業者が日頃、頭の中で何を考えているのか知らないが、自分の場合は、しょっちゅう、春夏秋冬の野菜のシミュレーションをしている。ブログの更新にも時間がかかるので、なおの事しばしばシミュレーションをして、どの野菜に時間を取られているか、どの野菜が減らせるか、農作業をしていても、運転をしていても、いつもシミュレーションをしている。何をシミュレーションしているかというと「作付本数」である。


春夏作

1類  タマネギ
    ジャガイモ


2類  エンドウ・・・・・・→ キュウリ・・・・・→ハヤトウリ
    スナップエンドウ→ ナスビ
    グリンピース・・・→ ピーマン
    ソラマメ・・・・・・・→ オクラ


3類  レタス・・・・・・・・→ ナンキン・・・・・→サトイモ
    キャベツ・・・・・・→ニガウリ・・・・・・・→サツマイモ
              →トウガン・・・・・・・→ヤーコン


4類  コマツナ・・・・・→エンサイ・・・・・・・→ダイコン葉
    ホウレンソウ・・→ツルムラサキ・・・→カブ葉
    チンゲンサイ・・→モロヘイヤ
    春ダイコン・・・・→ニラ、青シソ


その他   インゲン、ニンジン
       ニンニク、ミョウガ
       スイカ、トマト(自給用)



秋冬作

1. ハクサイ
2. キャベツ
3. ダイコン
4. カブ
5. ニンジン
6. サトイモ
7. ネギ
8. シュンギク
9. ホウレンソウ
10.秋ジャガイモ
11.レタス・・・・・・・・→ブロッコリー

12.サツマイモ・・・→ヤーコン

その他  ワケギ、ラッキョ(自給用)  



ハーブ

1類 レモンバーム               (春夏作)
   レモンバーベナ              (春夏作)
   レモングラス                (春夏作)


2類 タイム類(レモンタイム、コモンタイム)             (1年中)
   ミント類(スペアミント、ブラックミント、アップルミント)(1年中)
   セイジ                     (1年中)


3類 ローズマリー                (1年中)
   スイートバジル               (春夏作)
   イタリアンパセリ               (1年中)


4類 ロケット                   (秋冬作)
   ディル                    (秋冬作)
   チャービル                 (秋冬作)


その他  ルバーブ(ジャムにする)
       チャイブ (極細ネギ)



ハーブの作付量
(畝幅はすべて150センチ)

レモンバーム    14株
レモンバーベナ   30株
レモングラス    24株


タイム類    合計で12メートルほど
ミント類     合計で20メートルほど
セイジ     16メートル(青枯病がなければ4メートル)


ローズマリー   60~70株
スイートバジル  400本
イタリアンパセリ 200本(青枯病がなければ100本)


ロケット     16メートル×5倍(自分は定植)
ディル      8メートル
チャービル   14メートル



春夏作の作付量


タマネギ       約1500個定植
ジャガイモ      種芋は16キロ


エンドウ       15メートル
スナップエンドウ  15メートル
グリンピース     15メートル
ソラマメ        約25本


キュウリ       各12~14本×4回
ナスビ        44本
ピーマン       22本
オクラ        90~100ポット(3~4本立ち)

ハヤトウリ      1~2個


レタス        100~120本
キャベツ       100~120本


ナンキン       22~25本
ニガウリ       5~7本
トウガン       8~10本
サトイモ       150個
サツマイモ     450~500本
ヤーコン       100個


コマツナ       少々
エンサイ       80ポット(1~2本立ち)
ツルムラサキ    70~80ポット(1~2本立ち)
青シソ        24本



秋冬作の作付量

 
秋冬作は数字は示さなかった。言葉で説明します。
秋冬作はアブラナ科四天王(ハクサイ、キャベツ、ダイコン、カブ)をどうするかにつきる。この4種類は特に虫害が多い。この4種類を無農薬で作るのはきわめて難しいと思う。自分はこの4種類とブロッコリーだけには農薬を使う。しかし、害虫に効かない農薬は何回使っても無意味。ダイコンサルハムシに効く農薬をよく知らない。

 
 ネギは16メートル×2列、株張りシュンギクは16メートル(畝幅150センチ)×1列、ニンジンは16メートル×2列。

 
 ホウレンソウは16メートル×4倍。この内半分は赤ホウレンソウ。ホウレンソウもロケット同様、定植にしている。


 自分の場合はすでに個人客は10軒ほどなので、アブラナ科四天王の占める比重は小さい。この内、業務用で注文が入るのはカブだけである。


 ホウレンソウとロケットは、液肥を使うことが少ない7月中旬~8月中旬の間に散布して黒マルチを張っておく。これができていれば、定植にかかる時間は知れている。


 野菜を作ったことがない人には、「作付本数」など書いても、よくわからないと思われますが、自分にとって「作付本数」は、農業の中で最も大切な暗記事項である。


(1)ワンパック宅配の場合、全農作業の半分近くが、収穫、仕分け、納品書等記入、箱詰め、宅急便営業所往復という一連の出荷作業に取られる。これは、この農業形態の最大の欠点かもしれない。


(2)作付本数の誤りは、生産労働ロス、収穫ロス、出荷ロスにつながるので、各作物ごとに、何十何本まで細かく暗記している。暗記していないと、翌年の作付量に生かせれない。シミュレーションはそのためである。   




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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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