あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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宅配用の箱について

 県外の顧客だったら、宅配用のダンボールケースがいる。ボクが用意しているのは、


120サイズ→縦33 横58 高さ27 合計118(120サイズ)


100サイズ→縦33 横42 高さ24 合計 99(100サイズ)


 120サイズとは、縦、横、高さの長さの合計が120センチまでのことを言い、100サイズとは、縦、横、高さの長さの合計が100センチまでのことを言う。宅急便の運賃は通常、120サイズと100サイズでは、送料がかなり違ってくる(ボクの場合は、箱のサイズ、送る場所にかかわらず、全て一律の契約をしている)。


 120サイズと100サイズでは合計の長さで20センチしか変わらないが、実際にその箱を二つ並べてみると、大きさが大分違う。野菜のワンパックの場合、120サイズの箱だけ用意すればよいと思う。100サイズの箱を使うことは、春先の5月の、まだ野菜の種類がそろわない時期だけである。使用回数が少ない100サイズの箱は、その時期だけ、スーパー等でもらってきて(無料)それを使用してもいいと思う。自分の場合は、イタリア料理店には100サイズの箱で送る場合も月間に8枚平均あるので100サイズの箱も作っている。


120サイズ→1枚が120円(消費税が別途かかる)  


100サイズ→1枚が92円(消費税が別途かかる)


 近くのダンボール会社で、120サイズは250枚単位で発注している。これは3ヶ月分(1ヶ月約80枚)である。100サイズは200枚単位で発注している。2年間半ほどの在庫である。


 ダンボール会社の最低ロット数は200枚くらいなので、100サイズは2年間半の在庫をかかえることになる。


 120サイズは年に3回ほど発注している。ダンボールを注文する場合、だいたい3ヶ月分くらいの発送枚数を注文するのが良いと思う。自分の場合は250枚であるが、250枚でも結構、収納するための場所をとるものである。畳2畳分ほどの広さのスペースがいる(2段に重ねればその半分)。


 ダンボール会社によっては、最低ロット数が300枚くらいからの所もあるので、相談して見て下さい。多分、年間に2~3回は、ダンボール会社にダンボールを取りに行くことになると思うので、できれば、ダンボール会社は近くで探した方がよい。持ってきてもくれるが、その場合は、1枚あたりの単価が高い。


 自分の場合は、車で30分くらいの所に、ダンボール会社が2社あったが、一方のダンボール会社は最低ロット数が500枚からと言われたので、そこは止めた。もう一つのダンボール会社は対応がていねいで、最低250枚から可能と言ってくれた。その後、200枚でも可能にしてくれた。


 ダンボールを最初に作る場合、設定サイズの型(金型)がいるが、それが2~3万するらしい。ボクの場合は、別の会社が利用しているちょうど120サイズくらいの大きさの金型があったので、それを利用してもらったらよいと言ってくれた。だから別途に金型料金はかからなかった。100サイズも同様である。


 ダンボール会社と、ダンボール1枚の値段交渉をする場合、だいたい、ダンボールは1枚、どれくらいするものだと、頭に入れて望んだ方がよい。自分の場合は120サイズ→120円、100サイズ→92円という話になった時、他に比較できるものもなかったし、営業マンの対応がよかったので即答でお願いした。ただ、この価格は、いったん決めると、値下げ交渉は難しい。自分の場合はすでに15年ほどこの価格が一定である。年間にすれば、ダンボール会社と毎年9万円ほどの取引になるわけですから、最初の値段交渉を上手にやってください。


 ダンボールは横のサイドには空気穴、縦のサイドには、手で持ちやすい穴を開けてもらう必要があります。ダンボールの強度の問題も出てきますが、空気穴はできるだけ大きい方がいいと思います。自分の場合、120サイズでは、横に4センチ、10センチの楕円形の空気穴が二つずつ開いています。結構大きな空気穴ですが、野菜がその穴から飛び出すことはありません。手で持つ穴も3センチ、7センチの楕円形の穴が開いています。これくらいあると3本の指が十分に入るので持ちやすいです。一方、100サイズの方は、横に2センチ、6センチの楕円形の空気穴が二つずつ開いていますが、これでは小さすぎるのですが、金型がそうなっているらしく、仕方がありません。手で持つ穴も4センチ、2センチの楕円形では小さい。


 100サイズの方は空気穴が小さいのですが、120サイズの方はばっちりです。送るのはほとんど120サイズであり、縦、横、高さの寸法も、空気穴のサイズもとてもよいので、ぜひ参考にして頂きたいと思います。自分の場合は、たまたまこの金型がダンボール会社にあったので、それを利用させてもらいましたが、無い場合は、それに近い金型がダンボール会社にあれば、それを利用させてもらった方が得策であり、新たに作ると、金型代で2~3万はかかるらしいです。


 ボクの場合、月間に80パックほど送っているので、宅配便の会社との契約で、120サイズまでだったら、どんなサイズの箱で送ろうと、箱のサイズにかかわらず送料は一定です。


 11月、12月、1月、2月の4ヶ月間は、ハクサイとキャベツというボリューム野菜が入るし、ダイコンも大きいので、120サイズでもぎちぎちいっぱいになります。ここで注意したいのは、春夏作のエンサイやツルムラサキ、秋冬作のネギは細長いので、できれば、ダンボールの横の長さは55センチくらいはあった方がよいです。ボクの場合は58センチありますが、これぐらいあれば、ネギでも先をちょっと折るくらいで入ります。ダイコンは長いのは45センチを超える場合があるので、少なくとも45センチは必要です。エンサイとツルムラサキは50センチを超える場合もあるので、やはり横の長さは、55センチ~58センチあった方がよいと思います。


 5月はまだ野菜の種類が少なくて、箱の上部にかなり空間ができてしまうので、早生タマネギを「葉つき」で出します。葉つきだと空間がかなり埋まります。5月は春レタスと春キャベツでかなりのスペースになるので、100サイズでは入らない場合もあります。100サイズでは小さすぎ、120サイズでは大きすぎるという中途半端な場合には、レタス2個とかキャベツ2個は入れずらいので、タマネギを×2倍入れることによってうまくいっぱいに収めることもできます。5月の新タマネギなら、多く入れても問題はないと思います。


 7月からはナンキン、8月からはトウガンというボリューム野菜が入るので、夏場でも120サイズで、自分の場合はいっぱいになります。ここで有効活用したいのが、エンサイとツルムラサキという葉野菜です。スーパーにはあまり出回っていませんが、ワンパック野菜の必須野菜です。おいしさ、作り安さ(害虫がほとんど来ないという不思議さ)、高栄養価(案外、重要視されませんが)、そして収穫期間の長さ(6月下旬~初霜の頃まで)、まさに4拍子そろった野菜です。我が家でも6月末頃から、レタスのできる10月中下旬頃までの4ヶ月間、2~3日に1度は、どちらかの葉物が「ホウレンソウのようなおひたし」でテーブルに並びます。さっと茹でるだけで食べれるので、料理も簡単で、4拍子どころか、まさに5拍子そろった激賞野菜です。エンサイは炒め物にしてもおいしいのですが、茹でた時に、ホウレンソウのようには「めたらない(量が少なくならない)」のも大きなメリットです。6月の梅雨入り頃から10月の中旬頃まで、コマツナ類とか、ホウレンソウとかレタスのような葉物野菜は露地では作れない(雨避けのハウス等があればできないことはないが品質は落ちる)ので、エンサイとツルムラサキは、この時期のワンパックを支え続けてくれる特に重要な野菜である。どんな嵐にもびくともしないので、必ず計算できる野菜でもある。作らないのは無知。


 ボクの場合、エンサイとツルムラサキは、6月末頃からレタスのできる10月中下旬頃まで、両方とも必ずワンパックに入れている。この2種類の葉物を入れることによって、箱の上部が埋まり、120サイズの箱がきちんと空白なく収まる。箱の下部には、ジャガイモとかタマネギ、ナンキン、トウガン(更新の為、ナスビのない8月に威力を発揮する野菜である)、キュウリなどの重たい作物を入れるが、上部をエンサイ、ツルムラサキの他に、自分の場合は(1)青シソ (2)ハーブティ用ハーブ2種類(詳述予定)の葉物をサービス品として入れている。


 箱がいっぱいになるか、または、箱の上部がぐすぐすになるかは、ワンパック宅配を始めて1年経過すれば「勘」でわかるようになりますから、全くご心配なく。


 送るワンパック数が多くなると、スーパーで空き箱をもらってくるのは、案外手間取るし、箱のサイズが常時一定の大きさの箱でないと、上記の「勘」がつかめないと思えます。ボクが使っている120サイズの箱は縦、横、高さ、空気穴、手で持つ穴、ともに、ちょうど適当だと思うので参考にして下さい。

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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