あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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黒マルチの最大のメリットは・・・

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  オンドリが元気に復帰。何か変な物でも食べたのかも知れない。昨日の細長い糞で排出できたのだろうか。あの糞をよくチェックすれば原因がわかったかも知れない。



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 エンドウ、グリンピース、スナックエンドウの支柱を立てた。支柱立ては何年たってもうまくならない。それでも作付をかなり減らしているので、これくらいの支柱立てなら、さほど負担にならない。エンドウは15メートルあるが、グリンピースとスナックエンドウは各10メートル。
 
 キュウリネットを利用してもよいが、エンドウ類は巻きひげ、インゲンはツルなので、エンドウ類はキュウリネットでは捕まえれずに倒れる。今年は竹の笹を利用した。

 エンドウ類は、
(1)収穫期間がたった3週間ほどしかない。
(2)4週間めには、必ず「ウドンコ病」が発生して収穫が終わる。
(3)ちぎるのがかなり面倒。
(4)中国産の価格の安さに対抗できない。

結論・・・たくさん作付けすると損をする。



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 昔の人はすごい「石組み」をしている。たった3アールほどの1枚の田んぼのために、これだけの「石組み」をしたのだろう。この近くには、こんな大きな石も、そしてこれだけたくさんの量も、何処を探しても見当たらないのに、いったいどこから、これだけの石を運んだのだろう。数百年以上昔のことだと思う。

 今の人で、こんな石垣を組める人がいるだろうか。昔は石垣作り専門のプロのような人がいたのだろうか。それとも、必要に迫られて、みようみまねで覚えたり、親のしていることを見たりして覚えたのだろうか。

 こんな石垣を作るには、頭の良し悪しは関係ない。体力は基本的にいると思うが、それだけではできない。
 一度置いた石は、その後の変更は難しいと思うから、どうやって一個一個の石をその都度選択していったのだろう。

 今日はこの石垣のそばの「みぞ掃除」をした。2月にする予定だったのに、今頃になった。泥や枯れ草などがたまり、水の流れをせきとめてしまい、田んぼの方へ流れ込む恐れがあるので、年に1回は「みぞ掃除」をしておく必要がある。
(1)結構手間がかかり
(2)結構重労働で
(3)1円にもならない
 こんな作業はどうしても、後手、後手になる。
 
 去年は春にすることができず、放任していたら、梅雨時期の大雨で田んぼが水浸しになり、結局、梅雨の雨の中で合羽を着て「みぞ掃除」をするはめになった。




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 ジャガイモの芽が出始めた。ジャガイモは害獣避けの電柵はしない。ジャガイモもイノシシの好物であるが、まだ当地の家庭菜園で、ジャガイモが被害にあったという話は聞かない。しかし今年からは、サツマイモに加えて、ナンキンは防御することにした。

 

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 まだ今の所、タマネギに全く病気はきていない。しかしタマネギは決まって4月下旬頃には病気が出始めて、収穫前の5月中下旬の頃は蔓延している。タマネギの病害虫を防ぐと言われている、ハーブの「カモミール」を畝間に定植しているが、毎年ほとんど効果がない。
 少ないように見えるが、これで1500本ほどのタマネギが植わっている。
 毎年、タマネギの隣に「ラッキョ」「ニンニク」「ワケギ」という、タマネギの近縁を植えている。ラッキョとワケギは自給用。ニンニクのみ出荷。



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 黒マルチをはがして、レタス(育苗)、チンゲンサイ(育苗)、ニンジン(直播)を蒔く準備をした。

 黒マルチは産業廃棄物であるが、

(1)黒マルチをしていた場所は、草の生える量が極めて少ない。理由は前年に草の種が落ちていないから。

(2)ちょっとヨツメで耕して、液肥を2倍ほどに水で薄めて散布すると、翌日には乾いて種蒔きができる。つまり、黒マルチをしていた場所は、「不耕起栽培」が簡単にできる。

(3)黒マルチをしておけば、液肥が雨で流亡しない。

(4)他にもメリットはいっぱいあるが、最大のメリットは、定植の1ヶ月以上前に、畝立て、液肥散布をして、黒マルチをしておけば、その間、草も生えない。つまり、黒マルチを利用すれば、前もって作業を終わらせることができ、仕事の段取りの面で最大のメリットがある。

 


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 月曜日に仕込んだので、今日で3日め。半分は残して仕込むので、出来上がりも早い。
 臭いけれど、よい香り。
 
 この液肥と出会えたおかげで、農業がものすごく楽しくなった。そして、肥料に関しては卒業した。
 
 他人の最も良い方法が、あなたにも、最も良い方法であるということは少ない。そう思う根拠は、

(1)かなり臭うので、住宅の近くでは使えない。

(2)施す時に担ぐので、それが重労働。

(3)井戸など、水が常時利用できる場所でないと作れない。

(4)500リットル容器は1個が1万4千円ほど。2個で2万8千円。30アールほどの作付けなら2個で十分足りる。
 50リットル容器は食糧製造会社でもらったので無料。

(5)エンジンポンプとホースも必要。合計で6~7万円。
 
 この5点がクリアできるなら、ぜひお勧めする。 



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(今日の夕飯)
山菜おこわ・・・もらいもの
シューマイ・・・市販の惣菜
キャベツ炒め

 

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メタン菌液肥の仕込み

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 今日、物置とトリ小屋の屋根のトタン板を大工さんに張り替えてもらった。これくらいのことは自分でできればよいのだが、超苦手。
 農業をしている友人の大半は自分でやってのける。とにかく、トリ小屋が自分で建てれない人は、ニワトリはたくさん飼えない。
 この次にトタン板を張り替えるのは15~16年後の70才の頃。生きているだろうか。


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 今日、今期初めての、メタン菌液肥を仕込んだ。左の画像のように、まずヌカを1袋半ほど入れて、次にナタネカスを入れた。今日はナタネカスの在庫が少なかったので、7対1くらいの割合になった。右の50リットル容器にはヌカだけ入れた。

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 その後、周辺の雑草を入れた。野草(雑草)の「天恵緑汁(天の恵みの緑の汁)」を取り込んで、メタン菌を活性化させようと思うが、効果のほどは全く不明。意味は無いかも知れないが自分はこうしている。

 
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 雑草を竹の棒で押しこんでから、井戸水をポンプアップした。


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 4月はまだ気温が低いので、出来上がりが遅いが、4月20日頃には使いたい。液肥の半分は残して仕込んでいるので、何とか20日頃には使えると思う。
 4月末頃から5月連休の頃の10日間に春夏作の定植が集中するので、それまでに液肥を施して黒マルチを敷いておく必要があり、液肥の使用は4月に集中する。だから液肥が未完成でも使わざるを得ない。足らずはトリ小屋の鶏糞を併用する予定。その他、クン炭、生ヌカも少し使う。
 仕込んでからは、1日1回攪拌すると、出来上がりが少し早くなる。



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 今年は苗の育苗を近くの野菜苗生産者に依頼することにした。その準備を今日した。
 黒い方は、市販の土とクン炭を2対3ほどの割合で混合した。クン炭を増量剤に使っている。
 茶色の方は、前年4月1日の踏み込み温床で堆肥化したものである。例年は山に腐葉土を取りにいっていたが、今年は前年の踏み込み温床の堆肥(夏頃から袋に入れて納屋に保存しておいた)を利用した。
 この踏み込み温床の原材料は、
(1)稲ワラ
(2)落ち葉
(3)土手に生えているカヤのような少し固い草
(4)籾殻
(5)クン炭
(6)トリ小屋の鶏糞
(7)米ヌカ
(8)井戸水(踏み込む時の打ち水)

 踏み込み温床は堆肥作りと同じようなものである。原材料は多種類入れた方が良い堆肥ができる。 半年ほど経過すると、それぞれの材料は原形をとどめないくらい堆肥化する。

 ポットには、この堆肥を8分目ほどまで入れて、残りの1分目は市販の土にクン炭を混合したものを使い、種を蒔いた後、残りの1分目にかぶせて完了。


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(今日の夕飯)
サケ
キャベツ炒め・・・削りかつお、卵


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黒マルチの行く末

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 今日夕方、1年間分の「黒マルチ」を産業廃棄物処理業者に引き取ってもらうために持って行った。家から20分ほどの吉井川沿いにある。
 引き取り料は1700円だった。この業者さんに持っていくようになったのは去年からである。重量は測られないので、何キロあったのかわからない。
 
 以前は別の業者に毎年70キロ(黒マルチ、透明のポリ、ブルーシートを含む)ほど持参して、1キロ50円の引き取り料で3500円ほど支払っていた。

 毎年そんなに産業廃棄物を出しているの・・・

 おたく、有機農業者じゃないの・・・

 今後も使うつもりですか・・・

 やっぱり使うと思います。

 黒マルチを使わずに、稲ワラ、麦ワラを使うのが、本来の有機農業であるが、かなりの量が必要になり、 それでも草が生える。

 黒マルチのメリットは10項目以上あり、今はまだ手放せない。収穫量が落ち、経済的にもっときびしくなるから。

 ナンキン、トウガン、ニガウリ、キュウリという「ウリ科野菜」には稲ワラを利用しているが、それ以外は黒マルチを利用している。

 黒マルチは、敷く手間や、使った後で処分する手間がかかるので、家庭菜園の人の多くは、除草剤を使っている。

 農薬、化学肥料、除草剤は、直接的に作物に影響する。

 黒マルチは作物に直接ではなく、間接的に環境に影響する。

 有機無農薬の認証には、黒マルチ、ビニール等の利用は考慮されない。考慮されるのは、直接、作物に影響するものだけである。

 家庭菜園の人のほとんどは、農薬、化学肥料、除草剤の3点セットを使っている。家庭菜園でも、それらを使わない家の方が少数派である。当集落に関しては、使っていないのは自分が知る限り2軒である。1割以下。

 自分は、秋の「アブラナ科野菜」には、ここ数年、種蒔き時、もしくは定植時に農薬を使っている。

 黒マルチの使用を減らすには、「作付面積を減らす」しかない。今年はかなり減らす予定である。

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 上の画像は新品の黒マルチであり、3種類使っている。

150幅・・・ナスビ、ピーマン、オクラ等
135幅・・・あまり使わないが、畝が狭くなったときに使う。
95幅・・・・・サツマイモだけ



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 引き取ってもらった帰り道で、農業資材店に立ち寄り、今年利用する予定の黒マルチを買った。これだけでは足らない。

 95幅   0.02ミリ   1150円
        0.03ミリ    1280円

  150幅   0.02ミリ    1650円
          0.03ミリ    1980円

 
95幅の価格差は130円だったので、0.03ミリを買い、150幅の価格差は330円だったので、0.02ミリを買った。
 薄い方が敗れやすく、保温力も小さいが、環境的には薄い方がよい。


 
 ここの産業廃棄物処理場の責任者は若くて、とてもていねいな方なので、忙しそうにされているのを省みず、この黒マルチの今後の取り扱いを尋ねてみた。
 
 現在、県の環境事業団の施設で、児島湖の汚泥を燃やしているが、その時に重油を使うかわりに、この黒マルチを15センチに裁断して重油代わりに使っているらしい。一応リサイクルのように見える。ただ事業団への持込は有料であるらしい。
 
 以前は、黒マルチや塩化ビニールは地中に「埋める処理」をしていたらしい。今はそんな場所がなくなったらしい。
 
 中国へ持ち込んでいた時期もあるらしい。具体的に説明してもらったのに、説明がよく理解できなかった。
 
 黒マルチを作ることに比べて、黒マルチを処分することは、より多くの経費とより多くの労力がかかっていると言われる。



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(今日の夕飯)
ダイコンの煮物・・・昨日の残り
ブロッコリーの湯通し・・・昨日の残り
ししゃも
目玉焼き

 

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クン炭がまだ消えてなかった

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 ニンジンの残りを全て収穫して、別の場所に埋めた。こうしておけば4月下旬頃まで保存できる。

 
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 手前の苗床からレタスを定植した。黒マルチは秋冬作のロケットの使い古しを利用した。定植後、水やりをして、その上から、霜避けとヒヨドリ避けに、苗床にかぶせていた資材と同じべた掛け資材をかぶせた。3品種、100本ほど定植。

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 今年はサツマイモを植える場所を変える予定だったが、電柵を動かすことが負担になり、結局今年も同じ場所に植えることにした。
 電柵の設置、野ネズミの被害、電柵の下の草刈の不便さ・・・サツマイモに関しては完全に採算割れである。しかし、9月、10月、11月、12月の4ヶ月間、サツマイモはワンパックの必需品である。



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 今日の農業新聞に、発光ダイオードの光を使った獣害対策装置が出ていた。直径10センチ、高さ10センチのガラスの円筒に、発光ダイオード6個を仕込み、夜、3個ずつを交互に光らせると、動物が警戒して畑に近寄らなくなる。単3アルカリ電池4本で、約150時間動く。・・・早く一般化して値段が安くなり、しかも効果的であって欲しい。電柵の設置よりはるかに簡単そう。


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 ニワトリの場合も「放し飼いニワトリ」のタマゴにこんな認証マークをつけて差別化商品とする動きがあったが、その後まもなく「鳥インフルエンザ」が発生し、こういう動きはピタッと止まった。ニワトリに関しては、現在は逆に「閉じ込める」もしくは「野鳥との接触をきびしく制限」という方向になっている。つまり、太陽の下での放し飼いではなく、自分がしているような「小屋の中での放し飼い」しかできなくなりつつある。
 牛の場合は、ここにきて高騰する配合飼料の給与量を抑え、生産コスト低減にもつながる放牧に認証制度を創設するようだが、牛は糞尿が多いので、放牧した場合「水系への負荷」が問題になると思う。
 

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 クン炭を籾袋に入れて物置にしまおうと思ったが、金曜日に焼いたクン炭がまだ消えていなかった。土曜日に焼いた方は二つとも消えていた。金曜日のは今日で4日目であり、まだ消えていない理由がわからなかった。ポリの密閉(空気の遮断)はきちんとできていたはずなのに・・・。
 「クン炭で火事」という例は本当に多いので、ちょっと怖くなり、消えていたと思った方も、物置に入れず、もう1~2日この状態で置いておくことにした。消えてなかった分は、水をかけてからまたポリで密閉した。


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 今日産んでいたタマゴは3個。産卵率は1割。お彼岸頃は「彼岸の草タマゴ」と呼ばれるくらい、エサが少なくても、草だけでも産むらしい。3月は野鳥も産卵の季節である。ニワトリも身を削ってでもタマゴを産もうとするらしい。
 長く飼おうと思うなら、エサをセーブして少ない産卵にする必要がある。
 


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 梅の花は満開が過ぎて、少し散り始めた。


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(今日の夕飯)
焼きそば・・・豚肉少々、かまぼこ
ネギの煮物・・・昨夜の残り
ダイコンおろし・・・青シソドレッシングで食べた


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クン炭びより

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 農作業は毎年、同じことの繰り返しである。去年も今頃の時期に、このクン炭作りをした。1年に2回だけする農作業である。
 くん炭はとても便利な素材である。45年ほど前までは、稲の苗代にこのくん炭が使われていた。カリ分の補強、保温、草押さえ、この3つの効果があったのだろう。
 
 自分の場合は、種蒔き後に、雨でたたかれるのを防いだり、春は保温、秋は日陰に、そしてカリ肥料の補給に利用しているが、オクラやツルムラサキ、スイートバジル等のポット育苗時に市販の土に混ぜて使う「増量材」としても用いている。

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 くん炭作りは、風のないおだやかな日が望ましい。今日は昼から少し風が出たが、まずまずの「くん炭びより」だった。
 くん炭作りにもコツがある。自分で実際にやってみて、身体で体得するしかない。左の画像のように、煙突の周囲の籾殻が黒っぽくなったら、籾殻に火がついた証拠である。
 一つが着火したので、もう一つ着火する。
真ん中の画像のように、煙突の下のジョウゴに、落ち葉や枯れた笹のような物を詰め、新聞紙を利用してこれに火をつけ、ジョウゴの周囲に籾殻を置く。
 すぐに籾殻をたくさんかぶせると消えてしまうので、ジョウゴの中の落ち葉や枯れた笹が勢いよく燃え出してから、少しずつ籾殻を周囲に追加する。

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 毎年、この田んぼの、この場所で焼いている。すぐ下の田んぼに井戸があり、水の便もよい。消火する時に一荷(タゴ2つ)の水が必要である。

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 10時過ぎにスタートして、2つとも着火したのは10時30分頃で、真ん中の画像は3時前である。焼き上がりまでに、4時間半ほどかかった。焼き上がりの時間は、
(1)籾殻の量
(2)籾殻の乾き具合あるいは湿り具合
(3)その日が晴天であるか曇天であるか
(4)その日が風が強いか弱いか
(5)外気温の違い(2月上旬と3月上旬の違い)
 等のいろんな条件によって、所要時間は違ってくる。

 早く焼けすぎてもよくないし、湿っていて時間がかかり過ぎるのもよくない。4時間半以上~5時間半以内くらいで焼き上がるのがよいと思う。


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 3時前に一つが焼き上がったので、煙突をとり、クン炭を少し広げて柄杓で水を一荷(タゴ2つ)まわしかけて消火をする。これくらいの量では消えないが、水をニ荷も三荷も続けてかけるのではなく、一荷の水をかけたらすぐに元の小山に戻し、大急ぎで小山の上からジョロで散水して、クン炭表面の温度を下げ、また大急ぎでポリをかぶせて、周囲に土をかぶせて、空気を遮断(酸素を遮断)する方法で消火する。要するに、炭焼き窯の炭を消すのと同じように酸素を遮断して消す。こうすると、水をぶっかけるより出来上がりがパラパラして扱いやすい。

 「クン炭びより」は少ないので、明日続けてもう一回焼くつもりである。日曜日は楽しみにしている名古屋女子マラソンがあるし、月曜日はパソコン教室があるので焼けない。
 2月は天候が比較的安定しているが、3月は気候の変わり目であり、天気が2~3日で変わる。3月より2月の方がよいクン炭が焼けるが、自分の場合はいつも「追い詰められないと」、仕事が前に進んでくれない。

 一昔前までは、クン炭作りは田舎の風物詩だったが、今はほとんど見かけない。自分はこの牧歌的風景が好きである。しかし、簡単な作業ではない。
(1)籾殻を軽四で何回も運んでくるのに
半日はかかる。
(2)クン炭作りは、5時間半ほどかかり、風がある日などは、そばについて、しばしば籾殻を煙突に向かってかきあげたり、新たに補充しないと、籾殻が風で飛ばされる。
(3)翌日、袋詰め作業にまた30分はかかるし、それを保管する場所も用意する必要があるし、その保管場所は10月頃まで空かない。もう一回焼くので、クン炭の量も多く、案外と場所をとる。
 自分にはどうしても必要なクン炭であるが、結構、時間がかかる作業である。
 


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(今日の夕飯)
サトイモの煮物
キャベツ
トリのから揚げ・・・市販の惣菜



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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