
農業経営の新しい知識と技術を身に付けて・・・そんなもの不必要。
シンプルに攻める。自分は単純にそれだけをやってきた。そしてそれにこだわった。直接「顔の見える関係(誰が作ったかわかる関係)」以外は、売る気がしなかった。
だから最初は、軽四での引き売り。その後は電話営業と口コミで紹介してもらった都市在住者に、宅急便を利用して直接販売。
技術的なことは机上で勉強しても無駄と思う。田んぼで身体を動かしながら、野菜やニワトリ自身に教えてもらうしかない。毎日接していれば、野菜やニワトリが「ああして欲しい、こうして欲しい」と、まるで指示するように指導してくれる。
人のやり方をみて、これはいいやり方だと思っても、自分の田んぼでいざ同じことをしようとすると、身体が動いてくれないことが自分は多かった。
他人の最も良い方法が、自分にとっても最も良い方法であることは、少ない。他人が有名人や能力の高い人なら尚更、真似は難しい。
農業の現場では、実際に自分の身体が動いた方法が、自分にとっての最良の方法である。それは、本ではなく、教科書でもなく、まして先生ではなく、他人の田んぼでもなく、日々の農作業の中で見つけるしかない。
昔の人はそのことを「百姓に学問はいらん」と言った。つまり、頭(机上)で覚えるものではなく、農業は身体で覚えるものだと言いたかったのだと思う。





8個ある50リットル入り容器を、久しぶりに竹の棒で混ぜるためにフタを開けると、状況がそれぞれ違っていた。
前回使ったのはタマネギの元肥であり、使った後すぐに、ヌカとナタネカスを5対1くらいの割合で補充して混ぜて、その後今日まで5ヶ月近くフタを開けることもなかった。
同じように仕込んだつもりでも、このように出来上がりの状況が異なる。虫が湧いて死んでいる容器もあれば、白いカビのような物が発生している容器もあり、最上部にヌカが浮いているのもあれば、浮いていないのもあるといった具合である。理由はよくわからないが、肥料効果はそんなに違わないと思う。
今頃になって、一つ残っていたクン炭を袋に入れた。クン炭は見た目では、消えているかどうかわからないから、特に注意する必要がある。 クン炭で物置や納屋、母屋が火事という話は多い。
自分の場合、もし竹藪のそばの物置がクン炭で火事になったら、竹薮にうつって山火事になってしまう。
ヒヨドリに葉が食われてしまっていても、わき芽は出てくる。そのわき芽も3月末頃には終わる。
カリフラワーは中心部を収穫するとそれで終わるが、ブロッコリーは中心部を収穫するとその後、わき芽が3ヶ月間ほど楽しめる。
ネギは永年草なので、近日中に植え替える。新しい植え場所ができるまで、1ヶ月ほど畦に放置しておいても、ネギは強いのでどうもない。
農地の畜産利用(放牧)は、水系への牛糞汚染と「紙一重」になると思う。環境を守る放牧は、全くビジネスにならなくても、昔ながらの「1頭飼い」につきると思う。
飼う頭数が多すぎる。多すぎるから飼料を買う必要があり、飼料が高騰すると「畜産危機」と騒ぎ立て、値上がり部分の補助を要求する。
多頭数の畜産は日本には「いらない」。補助金の垂れ流しになるだけであり、解決の道につながらない。
45年前、1軒に1頭だった。1軒あたりの田畑面積は約80アール(8反)。いかに時代はずれであろうとも、いかにカネにならなくても、日本の畜産は1軒に1頭だけ。

大きなバイオガス(メタンガス)プラントを作る必要はない。中国の1軒1軒の農家が庭先に作っているような、手作りの、簡素な、費用のごく少ない「メタンガス発生装置」の方がよい。
時代錯誤と言われようとも、環境問題は、大規模、分業、機械化、大量生産の否定から第一歩が始まる。二酸化炭素は1990年帰り。畜産は1950年代帰り(1軒に牛が1頭、ニワトリ20羽)。
(今日の夕飯)・・・昨日とほとんど同じ
シシャモ
ブロッコリーの湯通し
ダイコンの煮物
ダイコンおろし
ラッキョと奈良漬け・・・奈良漬けはもらったもの
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有機農業やワンパック宅配も経済抜きでは考えられない。現役帰農を考えている人はこの点を熟慮する必要がある。
(1)1回の出荷で8パックを送るのは労力的にも、野菜の量(作付)的にもしんどい。
(2)1回に7パックとすると、月、水、金の出荷で週に20パック。1ヶ月は4週だから、月に80パック。
(3)月に2回送付の場合、顧客は40軒必要。ただ最近は月に1回にして欲しいという顧客が増えている。
(4)3月、4月は野菜の端境期であり、送りづらい。だから年間10ヶ月。80パック×10ヶ月=800パックが年間送付数(最大)
(5)ワンパック送料込み3000円~3200円が世間相場。
(6)800パック×3200円=256万円
(7)宅急便送料と箱代を合わせて約800円。800パック×800円=64万円
(8)256万円-64万円=192万円
(9)192万円-80万円(年平均農業経費総額)=112万円(最大収入)
(10)この計算は顧客が安定していると仮定しての計算。実際は顧客の出入が激しい。営業して顧客を増やせなければ、確実に100万円を下回る。この他、自然災害も毎年のように発生しており、計算どおりに野菜はできない。害獣にやられる危険性も高い。
(11)結論。よく稼げても100万と覚えておいて下さい。
出かけたついでに、農協へ立ち寄って、ニワトリのエサを買った。以前に飼っていた「コープエッグ」というエサは1500円ほどしていたので、このところの飼料高騰で2000円ほどするかも知れないと思ったら、もうその飼料は置いてなくて、「とり姫」という1240円の飼料に変わっていた。聞くと、トウモロコシの含まれる量が減っているらしい。
自分の場合は産卵率にはこだわっていないので、エサが安ければそれでいい。どちらにしろ、ほとんど100%輸入物である。輸入物であっても「コゴメ」の在庫がなくなれば購入せざるをえない。たった30羽でもエサの自給は困難である。エサを自給しようと思えば、
(1)トウモロコシ
(2)大豆
(3)米
(4)小麦
等を自分で作る必要がある。この中で現実的に自分が作れそうなのは「小麦」である。11月末に蒔いて、6月上中旬頃に収穫期を迎えたら、少しずつ鎌で刈りながら、茎ごとトリ小屋に投げ込んでおけばよいが、在庫分は物置などにつるして、少しずつ与える必要があり、その間にネズミの被害や、つるすスペースもかなり必要になる。
春夏野菜のジャガイモくず、ナンキンくず、トウガン、秋冬野菜のサツマイモくず、ヤーコンくず、出荷できなかったダイコンやニンジン等も自給エサとして役に立つが、ニワトリにはやはり穀類が必要である。
2軒の親戚から「コゴメ」がもらえるが、どちらも70代半ばの稲作農家なので、いつまで元気で稲作をしてもらえるかわからない。
出所のわからない輸入エサでも、青菜をたっぷり与えて「解毒」、「中和」するというのが自分の考え方。
農業所得用の損益計算書には、農薬・衛生費という科目がある。一昔前、農薬を使うことが衛生的と思われた「なごり」だろうか。化学肥料に関しても、それまでの人糞肥料ではなく化学肥料を使った野菜は「清浄野菜」と呼ばれていたこともあるらしい。
農薬や化学肥料、除草剤の出現は、それまでの稲作における重労働を開放したに違いない。まさに「恩恵」だったのだ。
農薬・・・収量の倍増
化学肥料・・・作付の倍増
除草剤・・・炎天下の田草取りからの解放
5Kとは、「危険」「汚い」「きつい」の3Kに「暗い」「臭い」が加わったものらしい。農業も5Kと言われるが、
危険・・・稲作はかなり危険を伴うと思うが、有機農業は大型機械を使わないので、危険作業はほとんどない。しいてあげれば、草刈機。
汚い・・・土は洗えば落ちるが、工員の作業服についた油は落ちにくい。農業が汚い作業と思ったことは一度もない。
きつい・・・自分のペースでできるのだから、きつくない。
暗い・・・農業は明るい戸外の作業。
臭い・・・メタン菌を施して3~4日間は確かに臭い。でもこれは自然の臭いであり、排気ガスや工場の排出ガスとは比べ物にならない。
生涯現役活動に必要な5Kとは、「志」「健康」「経済」「交友」「関心」であり、この5Kのモチベーションを高めていくことが必要とあった(グーグル検索)。
(今日の夕飯)
ネギの煮物・・・トーフ、コンニャク、野菜天
イリボシのフライ・・・市販の惣菜
ダイコンおろし・・・青シソドレッシングで食べた
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雪がまた積もった。年に2回も積もることはほとんどなかったのに。
お隣の中国でも、中南部で歴史的な寒波に襲われているらしい。
地球温暖化の影響は、 豪雨になったり、干ばつになったり、夏は異常に暑く、冬は異常に寒いといった気象になるらしい。
夢の架け橋(瀬戸大橋)20年
思わぬ現実、開通前より衰退「なぜ」という記事が山陽新聞に載っていた。それによると与島では、開通前の1985年には570人いた人口が、20年を経た2005年には、142人に減った。小学校、中学校も廃校になったらしい。
四国側の玄関口・坂出市の商店街の人通りは20年前の半分以下に減り、空き店舗が目立つ。一方、坂出市の対岸、倉敷市児島地区も人口の減り方が際立つと書いていた。
夢の架け橋だったのに、どうしてこういうことになったのだろう。そういう自分も20年間でこの橋を利用したのは、列車で行った去年の祖谷温泉1回のみ。
ブドウとかトマトを専門にやっている人を見ると、「農業は技術」と思う。こういう技術力のある人は、農業でも何とか食べていけるようである。
自分は技術が弱い。そして、何年経過しても技術力が上がっていかない。家庭菜園レベルである。
仮に技術力があっても、家庭菜園の人の、せいぜい1.2倍ほどの収量しか取れないから、余り差はない。差が出るのは上記のピオーネとかトマトのような作物である。
有機農業は農薬をほとんど使わないのだから、仮に技術力のある有機農業者でも、害虫や病気の発生に遭遇すると、どうすることもできない。
一般に技術力とは、農薬や化学肥料も使って、それなりの収量を上げる慣行農法の農業者のことをいう場合が多い。
技術はほとんど上がらなかったが、楽しく農業ができていれば、それでいいのかなと思う。努力してもできないものはできない。すでに自分の場合は、得意な農作業だけで手がいっぱいであり、不得意なことをする時間的余裕はない。
春夏秋冬の野菜の作付本数や荷姿は何度もシミュレーションができている。
春夏作 秋冬作
(1)タマネギ (1)ハクサイ
(2)ジャガイモ (2)キャベツ
(3)ダイコン
(3)キュウリ (4)カブ
(4)ナスビ
(5)ピーマン (5)ニンジン
(6)オクラ (6)サトイモ
(7)ナンキン (7)ネギ
(8)ニガウリ (8)シュンギク
(9)トウガン (9)ホウレンソウ
(10)エンサイ (10)秋ジャガイモ
(11)ツルムラサキ (11)レタス→ブロッコリ
(12)青シソ (12)サツマイモ→ヤーコン
ワンパック平均3200円
週に3回出荷、月、水、金
1日平均7パック→週平均20パック→月平均80パック
3200円-800円(運賃・箱代)=2400円
2400円×80パック×10ヶ月=192万円
192万円-約70万円(総経費)=122万円
ワンパック宅配の農業形態では、よく稼げても122万円ほどである。しかし実際は手取り100万にもならない。理由は
(1)ワンパック3200円で送ろうと思えば、1種類も失敗できない。
(2)1週間に20パック送れるかどうかは不確実である。収穫できた野菜の量的な問題と、顧客の出入の問題。
(3)総経費が70万で納まるかどうかも不確実である。
(4)1日平均8パックを送るのは、労力的にきつい。
ワンパック宅配の農業形態を選択すると、100万円ほどにしかならないということを覚えておいて下さい。こんなに少なくては生活できないと思えば、ワンパック宅配以外の農業形態を選択する必要がある。
(1)スタートする前、いろんな農業形態を考えたが、ワンパック宅配の農業形態しかできそうに思えなかった。
(2)少なくとも手取り150万くらいにはなるだろうと想像したが、それはかなり甘い予想だった。
(3)カネもなかったので、元手のかかる(初期投資の大きい)農業形態は選択できなかった。有機農業は最も元手が少なくてすむ。
(4)借金(借り入れ)すると、農業収入では払えないと思った。
(5)ワンパック宅配形態にするには、有機農業に近い形にする必要があった。
(6)有機農業は他の農業形態と比較して、能力が低くてもできる。理由は放任栽培だから。
(7)ワンパック宅配形態では、直接の顧客をつかむ営業力が必要になる。地元の顧客だけでなく、県外の顧客も並行して探した方がよい。
(8)地元は軽四で引き売りしながら顧客を探した。
(9)県外は、業務用は電話営業1本で攻め、個人客は親戚や友人、知人に紹介を依頼した。その後は口コミが頼りだった。
(10)朝市や道の駅へ出荷する場合、手数料としてたいてい15~20%が取られる。同業者と競争になる場合もある。売れ残ったら処分せざるをえない。これよりワンパック宅配の方が有利だと思う。
(今日の夕飯)
ハクサイの水炊き・・・豆腐、シイタケ、鰯団子、豚肉少々
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農業という仕事で、1ヶ月、差引15万円の収入になるなら、300万人ほど新規就農が期待できると思うが、1ヶ月、差引5万円稼ぐのも難しいから、現役世代は農業をすることができない。
ホームレスの人やニートやフリーターの人に「農業という逃げ場」があれば、どんなにいいだろうと思う。
しかし、現代の人間は、田舎でも都会でも「土に触れることさえできない状態である。 都会では土も見えない 。田舎では土は見えるが、土に触れる仕事では生活ができない。
例えば自分がしているような、1人でする小規模なワンパック宅配を考えてみよう。
(1)農作業もあるので、毎日は出荷できない。月、水、金と週3回出荷している人が多い。
(2)1回の出荷につき、7~8パックが労力的に限度である。9パックはしんどい。
(3)ワンパックは3000~3200円が世間相場だと思う。家族構成も2~3人が主体だろうから、野菜だけで3200円を超えるワンパックは送りづらい。
(4)1週間に平均20パック送付すると、1ヶ月では80パック。
(5)80パック×3200円=256000円。
(6)冬から春にかけての2ヶ月は野菜が切れるので、年間では、256000円×10ヶ月=256万円。これは総売上である。
(7)ワンパックの送料が運賃と箱代で800円とすると、年間では、80パック×10ヶ月×800円=64万円。
(8)送料以外の経費が、少なく見積もっても年間に60~70万はかかる。
(9)だから、256万円-64万円-70万円=122万円である。
(10)つまり、手取り122万円にするには、1ヶ月、80パック送る必要がある。
(11)ボクが常々、100万の攻防をしているという意味がわかると思います。
(12)農業仲間に話すと、100万も稼げたら上出来と言う。
10アール(1反)あたりの水稲所得は、3万円ほどらしい。これだと、1ヘクタール作っても30万円。10ヘクタールでも300万円の所得にしかならない。安すぎる。
それでも稲作を続けているのは、
(1)稲作でもしなかったら、他にすることがない。
(2)農機具がまだ新しく、今止めるともったいない。
(3)稲を作付せずに遊ばせておくと草が生える。草防止に何回も耕運するのも手間である。
(4)長くやってきたから、なかば習慣的に続けている。
(5)年金も入るし、別に儲からなくてもよい。赤字さえ出なければ。
(6)多分、いくら入って、いくら出ていったか、稲作の損得計算を細かくしていない。だから、得しているのか損しているのかよくわからない。
(7)減価償却費という「からくり」で、購入時の大きな出費のない年は、儲かっているように「錯覚」する。
(8)単純に稲作りが好き。米くらいは自給したい。


有機農業を自認しているが、この黒マルチだけ、反自然的である。かなりの作物に黒マルチを使っている。
(1)無マルチにくらべて10項目以上のメリットがある。
(2)自分の場合は、メタン菌液肥とセットになっている。
(3)右の画像のように、草や、稲ワラや、麦ワラや、土手草や、山草等を黒マルチ代わりに敷くのは、労力的に大変。
(4)トウモロコシを原料にした「土に戻るマルチ」は、現在ではまだ、普通マルチの4倍ほどの価格である。
(5)原油が高騰し、原油が原料の黒マルチも高騰しているが、従来の2倍くらいまでなら、まだメリットの方が多い。
(6)黒マルチを使った方が、自分の身体が楽で、作物の出来もかなりよく、後作の草の生える量が少ない。
この農閑期にも、産業廃棄物業者に黒マルチを有料で引き取ってもらうので、黒マルチがその後、どういう経過をたどるのか、よく聞いてこよう。まだ30代前半と思える、親切でていねいな業者だから、具体的に教えてくれると思う。
黒マルチの使用を減らすには、唯一「作付面積の縮小」であるが、将来、自給用の野菜だけを作るようになったら、この黒マルチの使用を止めるだろうか。止めれないような気がする。
農業は環境によいこともしているが、環境に悪いこともかなりしているので、相殺されて、プラスマイナス、ゼロである。
(今日の夕飯)
野菜炒め・・・キャベツ、ニンジン、ホウレンソウ、豚肉少々
クリームコロッケ・・・市販の惣菜を買った
ホウレンソウのおひたし
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朝から2時半頃までずっと、農業新聞を読んでいた
ニワトリにエサをやりに行かなければならない。最近はエサの時間が不規則で、ニワトリが怒っているだろう。
田んぼに行く前に、昨日仕込んだダイコンのビール漬けの状態を見た。水がすでに漬物石の上まであがってきていた。漬物石を出して、天地返しするようにかき混ぜてまた漬物石を戻した。
田んぼに着くと、物置小屋に置いてあるコゴメを鍋に2杯ほど与えた。昨日は朝9時半頃に与えたので、今日はそれより5時間も遅い。食べきれずにころがっていたサツマイモのクズもきれいに無くなっていた。



卵を10個産んでいた。年末の贈答品に助かる。水を入れ替え、カブのクズや病気のキャベツを収穫してトリ小屋にばらまく。
田んぼに出る頃、今日の更新の題名は「冬の一日」にしようと思ったので、それに見合った田んぼ写真をデジカメで50枚ほど写した。


年が明ける頃には、シュンギクは寒さで傷んでくるので、左の画像のネギに比重がかかってくる。
今年はダイコンがよくできた。右の画像のように、ハクサイとカブはかなり虫害を受けているが、ハクサイは何枚も外葉を取り除き出荷している。カブは葉をつけないので、これも何とか出荷できている。


ロケットは、イタリアンパセリとキャベツをコンビにして「生食サラダ用」として2月末まで出荷する。
ホウレンソウは青ホウレンソウと赤ホウレンソウ。赤色は主に業務用に出荷している。
右のニンジンも状態がよい。他の野菜が少なくなれば、×2倍出荷をする。
帰る前に今日の夕飯をイメージしながらブロッコリーだけ収穫した。
たいして何もしていないのに、早1時間近く時間が経過して、時刻は3時半をまわっている。
長靴にはきかえて、門先の簡易水道で、よごれていたコンテナ(黄色の野菜収穫容器)を洗った。
台所の洗い物をしてから、夕飯のサトイモの皮をむいた。大きいのは出荷にまわし、家に持ち帰るのは小さなクズ芋だから、皮むきにかなり時間がかかった。
シイタケ(自給用に少しある)を刻み、鰯団子を入れ、醤油、砂糖、酒、みりん、ダシを目分量で入れて火にかける。沸騰したら弱火にして15分ほどで煮える。
その後、ブロッコリーを湯がして、ハムを焼いた。
(今日の夕飯)
サトイモの煮物
ブロッコリー
ハム
今日は家人は遅いので一人食べた。子供はサトイモを嫌って食べないので、マルミさんが帰ってから、別に何か作るだろう。
夕食後、いつものようにインスタントコーヒーを作り、パソコンの前に座ると、長い夜の始まり。
正月が近くなったが、正月に備えて準備することは、取り立ててはない。
数日前、ホームセンターに行った時に980円のお飾りを1個買ってきた。31日に玄関にこれを取り付ければ迎春準備完了。
今日もまた1日が過ぎ去ろうとしている。
秋冬作
(1)ハクサイ (200~250円)
(2)キャベツ (150円)
(3)ダイコン (2本で250円)
(4)カブ (150~200円)
(5)ニンジン (1キロで250円)
(6)サトイモ (1キロで400円)
(7)ネギ(ネギとシュンギクで250円)
(8)シュンギク
(9)ホウレンソウ(550グラムほどで250円)
(10)秋ジャガイモ(毎年、あまりよくない)
(11)レタス→ミズナ(150円)
(12)サツマイモ→ヤーコン・山芋(300円)
(13)ブロッコリー(2個で200円、わき芽も200円)
(13)ロケット・イタリアンパセリ(合わせて300円)
送料は運賃と箱代で800円負担してもらっている。
内容物2400円と送料800円の合計で3200円(上限)。
ワンパック3000~3200円。
春夏作、秋冬作ともに120サイズの箱で送っている。
箱はダンボール会社に250枚単位で注文している。
120サイズは1枚120円。
100サイズは1枚92円(数年に1度注文)。
運賃は送る数が多くなれば段階的に安くなる。
あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
