
ふと見たら、サクランボが成っている。ただし、このサクランボは売っているようなサクランボではなく、色もさほど赤くならず、サイズもごく小さい。
少し色づくと、カラスや他の鳥たちが狙うので、競争になり、ちょっと色づいたくらいで口に入れないと、まず食べさせてもらえない。
網をかぶせるのも面倒だし、網をかぶせてまで食べたいと思わないし、まあ、花が楽しめたからよい。
果樹でまともに収穫できるのは、
(1)ハッサク
(2)キーウイ
(3)ユズ
の3種類だけ。
柿は最近、害虫にやられて、2年続けて不作だった。
イチジクは今年は網をかぶせようと思う(不得意だが)。
仕込む楽しみ。このメタン菌液肥に「くさい臭い」がなければ大いに勧めたいが、臭うので住宅の近くでは使えない。
ヌカ5に対してナタネカス1くらいの割合で腐らせた?(発酵させた?)ものだから、どうしても臭う。
雑草を入れるのは「天恵緑汁を取り込む?」ため。


左からレモンバーム、レモンバーベナ、レモングラス。
レモングラスの株分けは6月梅雨入りの頃にしようと思う。早くすると活着が悪い。


左からタイム、ミント、セイジ。
タイムは手前がコモンタイム、後方がレモンタイム。そっくりだが匂いが異なるし、花が異なるので、違いはわかる。

全体像。なお、右のミントはブラックミントであるが、注文の多いのは上記のスペアミント。
フキ。5月のワンパックに1度は入れようと思う。
キクイモ。ヤーコンよりはるかに強靭な作物。放任していたらどんどん伸びるので、50センチほどの高さになったら、中心部を止めて、脇芽を伸ばし、脇芽もまた高くならないうちに止める。早め早めに止めると、上に伸びずに茂る。上に伸びると台風で倒れる。
秋のお彼岸頃に咲く黄色の花(菊のような花)をお墓に供えている。
芋はこぶんこぶんしているが、洗って皮をむかずにそのままスライスして炒め物等に使う。
雑草よりたくましい作物なので、一度作って食べてみて、気に入ったら出荷したらよい。皮はむきずらいが、やわらかい皮なので、むかずに調理可能。

ソラマメ。期待していなかった作物だが、今年はあまり病気が発生していないので収穫できるかも知れない。茶色のソラマメ。種は友人にもらった在来種。
風で倒れないように、先を止めた。止めた方が、実の太りがよくなる。
地床育苗。同じような画像を何回もアップしているが、これを覚えておくと便利。
(1)畝立てして(排水をよくするため)
(2)ヨツメのような農具で蒔く場所を水平にならし
(3)画像の右の方に見える板の切れ端を使って、より水平にし
(4)種を蒔いた後、種が隠れるくらいに、フルイを使って土を落とす(かぶせる)
(5)その後、籾殻かクン炭をふって、強い雨で蒔き床がたたかれるのを防ぐ。クン炭だと保温になるし肥料効果にもなる。
地床育苗の作物は
チンゲンサイ、ネギ、レタス、タマネギ、シュンギク、ロケット、ディル、チャービル、秋蒔きの春キャベツ
ニンジンの初期成育はごく「か細い」。
春夏作(4月上旬蒔き)→6月20日~7月末の40日収穫
秋冬作(8月中下旬蒔き)→11月~3月末の5ヶ月収穫
(今日の夕飯)
レタスと生ハム
タマネギとエンドウの卵とじ
スナックエンドウの炒め物
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ワンパック宅配の場合、全農作業の半分は収穫出荷作業に取られ、実質の農作業時間は、1週間に3日ほどしか取れない。これは、この農業形態の欠陥かも知れない。
昨日の春夏作の作付本数、ちょっと説明不足でした。
オクラ・・・・・・・・・業務用の出荷が主体
ツルムラサキ・・・業務用の出荷が主体
サツマイモ・・・・・半分は業務用のムラサキ芋
昨日の春夏作の作付本数を見て、どう思われましたか。自分の場合はハーブもあるので、あれぐらいの作付本数が限度です。
しかしハーブも、スイートバジル、イタリアンパセリ、ロケットの3種類以外は、ごく少量の作付です。
ハーブティ用ハーブ
(1)レモンバーム12株(3メートルほど)
(2)レモングラス16株(3メートルほど)
(3)レモンバーベナ16株(3メートルほど)
(4)コモンタイム・レモンタイム 各30株(各5メートル)
(5)スペアミント・ブラックミント 10メートルと5メートル
(6)セイジ60株(10メートル)
料理用ハーブ
(1)ローズマリー 50株ほど(合計35メートルほど)
(2)スイートバジル(360~400本定植)
(3)イタリアンパセリ(春夏作150本、秋冬作150本定植)
(4)ロケット(約50メートル)→秋冬作のみ
(5)ディル(約5メートル)→秋冬作のみ
(6)チャービル(約10メートル)→秋冬作のみ
生産調整徹底を(農水省、農政局長会議で確認)
結果が出なければ、新たな農政展開そのものが崩れる。失敗は許されない・・・かたや生産調整(米の減反)を叫び、かたや自給率の向上を叫ぶ・・・そんな勝手なことが農水省には許されるのだろうか。
一村逸品運動
日本は食を海の向こうに年々依存してきている。食のグローバリズムだ。一村逸品の振興は、食べ物を他国にまかせるという食に対する考え方の逆襲である(日本農業新聞論説より)・・・一村逸品運動をいくら唱えても、価格的に採算が取れないので大きな広がりはないと思う。いくら安全で、いくらおいしくて、いくら地元で作られたものであっても、生活が甘くない人にとっては、価格が高ければ買えない。それでも個人のレベルでは、多少高くても素性のわかるものを買いたいという人もいるだろう。しかし、業務用に利用する場合、価格は最優先事項だと思う。それが資本主義精神である。
汚泥肥料
徳島県は、堆肥にした農業集落排水(下水)汚泥の循環を目指し、肥料としての活用を呼びかけている。汚泥肥料は県内6ヶ所の処理施設で無償提供しており、県立農林水産総合技術支援センター農業研究所がブロッコリーや切り花ヒマワリなどで効果を実証。冊子配布を通じて広く普及させていく考えだ・・・田んぼはゴミ捨て場ではない。美しい土は命。田んぼは神聖な場所である。汚泥肥料を使っても「有機無農薬の認証が通る」なら、それはおかしい。
今日、ジャガイモの植え付けをした。20センチ間隔ほどに、昨日切ったジャガイモを並べ、その上からクン炭(焼きすくも)をかけた。
その後、手で、ジャガイモに土をかぶせた。
手で土をかぶせた後、画像の三角クワで、もう一度、富士山型に畝の土をかき上げた。二重手間のようでも、自分にはこの方が早い。
畝の上に、トリ小屋の鶏糞をふった。エサが菜食なので、鶏糞の肥料効果はあまりないかも知れない。
鶏糞の上から、メタン菌液肥をふった。1列(32メートル)に1荷(18リットル×2=36リットルほど)ふった。合計4荷。
これでジャガイモの植え付けと施肥は完了。早生品種のキタアカリなので6月12日頃の梅雨入り前に収穫可能。
(今日の夕飯)
サトイモの煮物
刺し身・・・市販の惣菜
ブロッコリーの湯通し
夕飯をアップするようになって始めての「刺し身」の登場。自分は100%買わない惣菜。安かったから買ったとマルミさんが言うので、いくらと問うと1人分150円と言う。
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こんな画像を出してもいいのかなあ?。別にマルミさんもだめだとは言っていないようだったから。
人様にお見せできるような夕飯のおかずではないが・・・。
(今日の献立)
アジの塩焼き・・・焼いたのを購入。
芋サラダ・・・近くに嫁いでいる姉がくれた。
紅白ナマス・・・これはマルミさんが作った。材料は旬のカブとニンジン、それにアゲ。
他に常備品のレタスがあったが、自分は上の3品ですませた。
アップルミントとセイジの残りがあったので、今日もヤカンを沸騰させてハーブティを作った。昨日作ったハーブティはポットに入れておいたら、珍しかったのか昼にはもうなくなっていた。
今は、さっき作ったハーブティを飲みながらブログを打っている。コーヒーがメインだが、コーヒーばかりも飲めないので、合い間にユズ茶。ハーブティはたまたま。
ハーブの出荷の残りは田んぼに捨てて帰るが、昨日は野菜と一緒に持って帰っていた。それをマルミさんが湯のみに入れて湯を注いでいたので、湯を注いだだけでは、色も風味もあまり出ないから、一手間かければ(ヤカンを沸騰させて、火を止め、ハーブを適量入れて5分ほど蒸らす)おいしいのにと、実演して見せた。
ハーブがたくさんあれば、がばっとヤカンに入れ、箸でちょっと混ぜれば、ものの20秒ほどで、濃い色が出て風味も出る。
この時期になってもまだ「水筒」がいる。ペットボトルに簡易水道(山水)の水を入れて持っていく。つまり生水を飲んでいる。水道の生水はちょっと飲めないが、山水(やまみず)なら、清水なので、生でも構わないと思って入る。ただ、雨の後はちょっと濁っている。
毎日だから、かなりの生水を飲んでいることになる。ハーブを作り始めた頃には、前日の夜にヤカンでハーブティを作り、翌朝、冷めたのをジョウゴでペットボトルに入れて、それを田んぼに持参していたが、次第に面倒くさくなり、いつの間にか止めてしまった。
ハーブを作り始めた頃は、ハーブティが珍しく、いろんなハーブを組み合わせて飲んでいたが、それは一時のことだった。
山水に関しては、家のすぐそばの山の中腹に水源がある。こんな低い山に、こんな水源が見つかったのは、昔、この山の持ち主が炭焼きをしていた時に、見つけたらしい。今は集落の10軒ほどが、この山水の恩恵を受けている。
もちろん上水道もあるが、この山水の簡易水道は、我が家では門先にあり、野菜の収穫後にジョロでする打ち水は、この山水を利用している。それと、ニワトリの飲み水もここから持参している。16リットル入り容器に入れていくので、ジョロでの打ち水も、ニワトリの飲み水も両方賄える。
新潟でおきたような大地震が発生したら、上水道も、簡易水道も井戸水もどれも使えなくなるのかも知れないが、どれか一つでも使えれば大いに助かる。
トイレも、イベント用に買った簡易トイレが田んぼにあるので、いざという時にはいつでも使える。
炊き出し用の鍋(ニワトリにサツマイモ等を煮て与えるために買ったが、あまり利用していない)もあるので、それも使える。燃やす枯れ木や枯れ竹はそばにいくらでもあるし、煮る材料も田んぼにたくさんある。
困るのは「電気」。
とにかく簡易水道(山水)は、農家にはとてもありがたいものである。
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