
朝、田んぼについたらまず最初に
(1)仕込んだばかりのメタン菌液肥を混ぜる
(2)定植した苗物の見回り(ネキリムシの被害チェック)
(3)ニワトリのエサやり
朝日写真教室、結局止めました。4月、5月、6月の3ヶ月間で合計13回の講義だから、最後まで行こうと思ったが、講義内容がほとんど理解できなくて、3回行っただけで行けれなくなった。
受講者はどなたも本格的カメラを持たれていたが、自分が持っているデジカメも安くつくわけではない。毎日使っていると、1年ほどでガタが来るように思う。バッテリーも1年ほどで消耗する。
パソコンも4~5年で買い替えを迫られる。考えてみたら1年で、
デジカメ代・・・・・・約3万円
パソコン代・・・・・・・約3万円(12万円÷4年=3万円)
パソコン教室代・・・約4万円
合計10万円。ブログを継続するには結構「維持管理費」がかかる。
他に、朝日新聞、農業新聞はブログのために購読を始めたので、3007円+2550円=5557円。5557年×12ヶ月=66684円
パソコン関連と新聞で合計166684円。年間でかなりの投資になっている。他に趣味も、無駄遣いも、取り柄もないから・・・それでも高い。でもこれくらいの自己投資は必要なのかもしれない。
そのブログですが、現在、ファイルアップロードの使用率が80%を超えたので、ブログの右に出ている帯の「月別アーカイブ」等の表示方法を少し変更することになりそうです。もちろん自分ではできないので、パソコン教室の先生の指導を受けながら進める予定です。
なお、最近のFC2ブログは、以前より格段に使いやすくなった。去年の12月10日に旧画面から新画面に移行したが、新画面になってから、入力中のデータが突然消えてしまうということがほとんど無くなった。以前の旧画面では、入力中に誤って他のキーボードに触れたりすると、画面が急に切り替わってデータが消滅することが度々あり、自分のブログにログインできなくなることも何度かあったが、新画面になってからそんなトラブルもなく、入力が随分と楽になった。
5月の連休は農業を始めてからは、どこにも出かけたことがない。育苗期間中は、1日1回の水やりとポリのトンネルの開閉があるので外出できない。今年は育苗を依頼したが、スイートバジルとイタリアンパセリはその後、ポットに鉢上げし、その定植が終わっていないので、育苗から完全に開放されたわけではない。
「日本の棚田百選」に選ばれている岡山県美咲町大併和西地区ではすでに田植えが始まったらしい。当地の田植えは6月に入ってからだから、1ヶ月早い。去年の11月に農家民宿に泊まってこの棚田のデジカメ撮影に行ったが、県下ナンバーワンの棚田と言われるだけあって、広大でまだほとんど荒れていない。
棚田を維持するには、助成金なしでは維持できないと思う。
「菜の花プロジェクト」として各地で取り組まれているナタネ栽培も 助成金なしでは維持できないようである。農家が受け取る1俵(50キロ)1万円のうち、国の助成金は4166円を占める。助成金を外すと手取りは5834円。生産費(約6500円)を下回り、採算割れだ(日本農業新聞4月30日)。
1957年には26万ヘクタールの作付があったが、2000年には、たった476ヘクタールまで減った。2006年には循環型社会への関心の高まりや需要増加で800ヘクタールまで回復。それでも1957年に比べたら325分の1。つまり、外国産が圧倒的に安いのだと思う。
助成金を打ち切られたら、赤字を出してまでナタネは作らないと思う。かといって、助成金を続けるなら「永遠に」なる可能性がある。
大豆もナタネと同じである。国産は外国産に太刀打ちできないから、助成金がないと作れない。農作物もグローバル化しているので、常に外国産との値段の比較で作られたり作られなかったりする。これは市場原理である。
(1)国産を食べよう、国産は安全
(2)ご飯をもっと食べよう
と、新聞紙上でさかんに報じられているが、ニンニクなどは国産と外国産では驚くほど価格に差がある。個人の家庭では国産が購入されるにしても、業務用ではほとんど外国産の購入になるのではなかろうか。
外食産業、コンビニやスーパーなどの惣菜、冷凍食品等の業務用で使う野菜は、個人の家庭で使う野菜よりはるかに多いと思う。
家で料理をあまり作らなくなったのではなかろうか。そういう我が家も、夕飯の一品は市販の惣菜(野菜以外の惣菜)であることが多い。
今は働いている女性が多いし、家で時間をかけた夕飯の支度ができる人が何割いるだろう。
家庭菜園などをしていない限り、野菜を使って料理を作るという熱意は低くなる思う。
家庭菜園で野菜を作るより、スーパーの野菜を買った方がはるかに安くつくのと同じ理由で、野菜を原材料で購入して調理するより、出来合いの惣菜を買った方が、時間もかからないし、おいしいし、かつ安くつく。それでも自分で作るのは、
(1)よほど賢明?な専業主婦か
(2)料理の達人か
(3)原材料から作る事に慣れ親しんだ高齢の人か
野菜の安全性は自分で作ってみて、どんなものか初めてわかると思う。スーパーに並んだ野菜を見て、果たして国産だから安全、輸入品だから安全性が疑問と一概に言えるだろうか。それはあまりに大雑把な分類である。実際はよくわからないから、他の基準である高いか安いかで判断する人もいるはずである。
牛肉や豚肉や鶏肉など、飼料の大半は輸入物なのに、国内で飼育しているから国産というのも、考えてみたらおかしい。
(今日の夕飯)
タマネギとエンドウの卵とじ
イカフライ、チキンフライ・・・市販の惣菜
スナップエンドウの炒め物
レタス
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さっきストーブをつけた。夜はまだちょっと寒い。日中が暖かいと、夜、冷えることがある。この夜の寒さを防ぐために、4月下旬に定植すると、5月中旬頃までの3週間ほど、薄い毛布のような織布をトンネル状にしてかぶせている。
ポリより織布の方が便利と思う。雨は通すし、風にも強いし、ポリのようにすその開閉もしなくてよい。

左の二つは義兄にもらったスイカとナスビの苗。その右は自分が蒔いたトウガンとエンサイ。
スイカとナスビは直径12センチポット。トウガンは8センチポット。エンサイは5センチポット。
ポットが大きいと土がたくさん必要になる。義兄は前年の踏込温床を翌年のポット土に利用している。プロ農家は、このような大型ポットを利用して、ぎりぎりまでハウス内で育て、すでに花の蕾が膨らんでいる状態で定植をする。だから定植後短期間に実が成り出す。
自分の場合は、ナンキン、キュウリ、トウガン、ニガウリの「ウリ科」4種類だけは8センチポットを使い、その他は5センチポットを使う。
5センチポットでも、山の腐葉土がかなり必要であるし、ポットの土入れ作業も結構大変なので、12センチポットだと、いかに大変かがわかる。
なお、スイカは「接ぎ木苗」である。スイカはきゃしゃなので、強いナンキンに接いでいるのだと思う。自分は接ぎ木の技術は知らない。
接ぎ木苗を植えるのはスイカだけである。
義兄ももう若くないので、来年からは市販の苗を購入するつもりである。
ナスビ→40本+3本(補充苗)=43本
ピーマン→20本+2本(補充苗)=22本
スイカ→6本+1本(補充苗)=7本
トマト→18本
合計90本×60円(1本の市価)=5400円
これらは自分で蒔いたりしない。苗を購入した方がはるかに安くつく。
自分が蒔くのは、
(4月2日蒔き)
ナンキン 30ポット(1粒蒔き)
キュウリ 16ポット(1粒蒔き)
ニガウリ 7ポット(2粒蒔き)
トウガン 11ポット(2粒蒔き)
スイートバジル 2ケース→ポットに鉢上げ
イタリアンパセリ 1ケース→ポットに鉢上げ
(4月14日蒔き)
オクラ90ポット(5粒蒔き)
ツルムラサキ75ポット(5粒蒔き)
エンサイ55ポット(5粒蒔き)
畦岸のアップルミント。すでにこんなに大きくなった。近くを通ると、いい香りがする。


左はツルムラサキ、右はエンサイ。定植後、画像のような織布をトンネル状にしてかぶせた。
ヨトウムシ(ネキリムシ)の被害が出ていないか、織布の上から毎日確認することがポイント。やられていたら、すぐに植え継ぎする。
ニガウリは5本定植した。
トウガンは7本定植した。トウガンも同じように織布をかぶせた。
トウガンはニワトリのエサにも考えている。その他、ニワトリのエサとしてイメージしているのは、キクイモ、ジャガイモくず、ナンキンくず、サツマイモくず、サトイモくず、ヤーコンくず、変形ダイコン、変形カブ、変形ニンジン。
時々イメージすることは、仮に出荷を止めて家庭菜園だけにした場合、何をどれくらい作るか、ニワトリをどうするか、という問いである。
ハーブは春夏作のスイートバジルとイタリアンパセリは止める。秋冬作のロケット、ディル、チャービルは、ロケットだけ少量蒔く。その他は永年草のハーブなので、少量ずつ残す。
春夏作の野菜ではニガウリは止める。その他の春夏作と秋冬作は作付量は減らすが全部作る。
野菜の出荷は最長で60代の半ば頃までと思う。後10年ほど。
出荷は止めても家庭菜園は作り続ける。農作業は楽しみであり、癒しである。田んぼで収穫した野菜を、その日の夕飯で食べるのは、農家としての大いなる楽しみ。
別に菜食主義ではないが、自分で作った野菜を食べる楽しみだけは終生、手放せない。
ただ、最近「サル」が人の話に出るようになった。多分10年後くらいには、現在のイノシシのように、被害が出始めるかもしれない。これから農業を始めようと考えている人にとって、害獣防御のことを考えると、今までより何倍も手間がかかるものになるだろう。
この国の農業も山村も近未来、害獣によって滅ぼされる。

今日のニワトリ。好物のクローバやコンフリーをむさぼリ食べている。出荷を止めたらニワトリはどうするだろう。「長期間の留守」という問題をクリアできれば、飼い続けると思う。
(今日の夕飯)
レタス
黒豆・・・義父にもらった黒豆(時々圧力鍋で煮る)
刺し身・・・ボラ
イカのフライ・・・市販の惣菜
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水の問題では、いろいろあって、結局の所、井戸を掘ることになったが、結果的に井戸は、その後の農業にとってクリーンヒットになった。
田んぼ周辺に細い水路はあるが、水が流れるのは、稲に水が必要な6月15日~9月20日頃までである。その後は池の碑は閉められる。だから、池の「うだれ水」がちょろちょろと流れるだけである。
今の時期は苗物の水やりに井戸水が多いに役立っている。もちろん、井戸水がないとメタン菌液肥も作れない。
エンジンポンプをその都度稼動させるのは面倒なので、画像のような「つるべ」を利用して水を汲んでいる。
6月15日~9月20日頃の間は水路に水が流れると言っても、稲を作っていないので、竹薮沿いの水路に水は流れず、柿の木の下にある水路を走るだけである。だから夏場もこの井戸は大いに役立っている。
井戸のなかった時代が考えられない。しかし井戸ができたのは9年目の秋である。スタート時の3年間はエンジンポンプもなかった。それでも野菜は普通に収穫できていた。つまり、気候が現在ほど過激でなかったと思う。
4年目の秋に50メートル×2=100メートルのホースとエンジンポンプを購入し、柿の木の下を流れる細い水路にエンジンポンプを置いて、100メートルホースで水を使わせてもらった。
それでも、雨がほとんど降らなくて稲の水が足らなくて困っている時に、池の水を使わせてもらうのは少し気が引ける。そして、9月20日以降に雨がほとんど降らない時は、水をポンプアップする場所がない。
そんな諸々の事情が井戸につながったが、奇跡的に現在の場所に水の道があった。地下150センチくらいの場所である。
現在の水量は、毎日1時間半はエンジンポンプが使える量である。これだけ井戸水が使えれば十分である。
井戸の候補地として、ユンボで何箇所か、ためし掘りしてもらったが、水が出たのはこの場所だけだった。
井戸が作れなかったら、いけす(掘り池)のようなものが必要と思った。田んぼの一角に水場(ビオトープ)のようなものがあると、カエルやトンボが集まり、田んぼの害虫を退治してくれる。
井戸ができたのは、今までの農業人生の中間点のできごとだったが、振り返って考えても、最も大きな出来事だった。
農業をスタートする前は、野菜にこんなに水が必要とは思わなかった。水を巡る問題は古来から枚挙に暇がない。我田引水という言葉もある。水問題がこじれたら、人間関係が嫌悪になる。
井戸に掘り当たったことは、本当にありがたいことだった。ただ、現実には37万円という投資になっている。安い金額ではない。仮に75才まで後20年農業ができるとして、1年当たりの井戸代金は、37万÷(9年+20年)=12700円になる。65才までしか農業ができないとすると、37万÷(9年+10年)=19400円になる。
農業は投資の大きい職業である。へたに投資すると、決して元が取れなくなる。投資するなら、残りの農業人生をよく計算して投資する必要がある。
要するに言いたかったことは、農業などせずに、買って済ませた方が、経済的にははるかに合理的ということ。
4人家族で1年間にいくら野菜を購入するだろうか。1回の買い物で 250円の野菜代とすると、週2回買えば500円。1ヶ月だと2000円、1年間で24000円。つまり、野菜をよく買っても1年間で24000円ほどしか買わないと思う。
スイートバジルとイタリアンパセリの植え継ぎ用の苗。定植予定数より多めに鉢上げしているが、第2、第3の植え継ぎ用。特に大事な作物はこのようにしている。

オクラの定植をした。例年より20日余り早い。オクラにはまだちょっと寒いので、トンネル状にして、薄い毛布のような資材をかぶせた。
物置の北側に植えている、半日陰を好むミョウガの芽が出てきた。これから2ヶ月ほどの間に急激に大きくなり、6月末頃には収穫できる。
野の花。雑草の名前を知らないが、この雑草も日陰を好む。きれいな花が咲く。
タマネギに病気が来た。毎年この時期に発生する。近所の家庭菜園の人はたいてい、4月上旬頃に「ダイセン」という殺菌剤を散布しているので、まだ病気がきていない。5月末の収穫期までに1~2回散布しているようである。
毎年発生するのがわかっているのに、むざむざ放任しておいていいのか。
一応、農薬の使用は秋のアブラナ科野菜だけと決めているし・・・
農薬散布が慣れていないものにとっては、案外面倒な作業・・・
1500本ほどだから、まあいいか・・・
出荷する野菜には何度も農薬を使い、自給野菜は別な場所に作って農薬を使わないという言葉が一人歩きしているが、自分の場合は、出荷を止めて自給野菜だけになったら、逆に農薬を使う野菜が増えるような気がする。
来年以降のタマネギは農薬散布する方向で考えてみよう。
(今日の夕飯)
チマサンチュ(下葉から順次収穫するレタス)
エンドウ・・・卵、アゲ
煮魚・・・・・・ツナシ
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ナスビ40本、ピーマン20本の定植をした。もう遅霜の心配はないと思う。天気予報で気温が低くなりそうなら、薄い毛布のような、べた掛け資材をかぶせる。
イタリアンパセリをポットに鉢上げした。32ポット×5ケース=160本。
キュウリの定植13本(4回蒔く、その1回目)。
トマトの定植16本。自給用。トマトは雨避け設備がないと病気が出やすい。ハウスがあれば雨避けになるし、害獣の侵入が防止できる。
前年のイタリアンパセリの畝を利用して不耕起栽培。肥料は追肥で。

前年のスイートバジルの畝を利用して、不耕起で、黒マルチの上部をハサミで丸く切り、株間50センチでインゲンの種を蒔いた。 種蒔き後、クン炭をふって強い雨でたたかれるのを防ぐ。
育苗してもらっていたオクラ、ツルムラサキ、エンサイの3種類をもらって帰った。
例年この3種類は5月2日か5月3日に蒔いていたが、今年は今週末には定植できそうである。
手前はチンゲンサイの地床育苗。後方のレタス2種類の発芽がよくない。それでも30本は定植できる。
チンゲンサイは前後左右10センチ間隔で定植。
その他、スイカ6本(自給用)の定植をした。
小梅の現在。5月末~6月上旬収穫。
道路
下水道
農業
この3つには、莫大な税金が投入されていると思う。道路は今、見直しが叫ばれているが、下水道と農業は見直しどころか、ますます巨額の税金が投じられようとしている。
でもよく考えて見れば、道路も、下水道も、農業も、全て土建業関連である。農業は一見、土建業と何ら関係なく見えるが、
(1)小さい田んぼをまとめて大きな一つの区画にする圃場整備事業
(2)限界集落支援(農業支援)は、名目を変えた、限界集落の道路整備事業
つまりどちらも土建業の仕事である。道路が見直されても、名目だけ代えた土建業支援の「抜け道」がいくらでもある。
農協事業
現在の農協は、本体の農業事業は10%ほどで、他の90%の事業は、金融、共済、購買、介護等のありとあらゆる事業を、集落をターゲットにしてビジネス展開していると思う。だから、農業者など一人もいなくても、田舎(特に限界集落の田舎)をターゲットにして、ますます農協は栄える。つまり農業者と農協の利益(繁栄)は反比例する。
農業の分野には、農協経由で莫大な補助金 が下りているが、実際の所は「農業者支援」でなく「農協支援」ではなかろうか。
農協の果たしてきた役割はなんだろう。自分はほとんど農協との付き合いがない。たまに米ヌカを購入するくらいである。農協には出荷したことがないし、農業資材も農協ではなく、安いホームセンター等で買う。
顧客に直接販売をするのが農業の基本だと思う。自分で作り、自分で販路を開拓して、自分で値段を決める。この場合、作ることより顧客を見つけることが難しい。
食糧の自給率向上がさかんに言われているが、現実的に無理。
(1)誰でもが簡単に農業に新規参入できないし、
(2)3年くらいではなかなか1人前にならないし、
(3)初期投資の金額も大きいし、
(4)害獣の被害は年々激しくなるし、
(5)台風は大型化し、日照りと大雨の凹凸も著しいし、
(6)サイクルが1年なので、10年経過しても、たった10回の経験しかできないし、机上で学習できるものでもない。
(今日の夕飯)
新タマネギとトーフの煮物
摘み取り系レタス(初物)
目玉焼き
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時刻は10時20分。2日間更新していないと、随分しなかったような気がする。私事により、昼間も夜もどうしても時間が取れなかった。
画像は日曜日に更新しようと思っていた画像である。スイートバジルの鉢上げをした。今回は前年の温床の堆肥土がなくなったので、山へ腐葉土を取りに行き、ポットの8分目まではそれを入れた。上部の2割は細かい土の方が扱い安いので、市販土にクン炭を混ぜたものを使っている。
稲の苗箱2ケースで、軽く32ポット×10ケース=320本の鉢上げができた。残りの苗は「植え継ぎ用」に使う。
スイートバジルは2週間あまり育苗して、5月連休末頃に定植する。
昨日、今日と絶好の「定植日より」だったが、昼間も農作業はできなかった。明日は朝から農作業ができるが、すでに午後からは雨のマーク。雨の前に、キュウリ、ナスビ等の定植を終わらせたいが、どこまでできるかわからない。
明日はまた育苗の第2弾、エンサイ、ツルムラサキ、オクラのポット苗を大森園芸さんにもらいに行く。今年、育苗を依頼したおかげで、かなりの時間と費用の両方を節約することができた。
(1)朝、晩のポリの開閉、水やりの時間を免れることができた。
(2)発芽失敗とわかるのは、たいてい1週間ほど経過してから。その当日に蒔き直したとしても、すでに1週間遅れる。
(3)今まで失敗する可能性が高かった(発芽適温まで温度が上がらなかった)作物は、種を2倍買っていたので、種代もその分が高くついていた。
(4)第1弾の育苗では、たいてい温床が必要になったが、今回は依頼したので、温床を作る時間が省けた。
(5)1回で育苗が成功すると、市販の土も少なくてすむ。
(6)エンサイ、ツルムラサキ、オクラの育苗を3週間早めることができたので、収穫も3週間早めることができる。
育苗(発芽処理)を依頼したおかげで、毎年のこの時期の「育苗」という煩雑さから開放されて、余裕を持って過ごすことができた。だから今回のように急に2日間農作業ができなくなっても、そんなに影響を受けることなく通過できた。
夜の時間も取れなくて、ブログのことが気になって仕方がなかった。さっきからまた、普通の日々に戻れた。

左はイタドリ、右はワラビ。日曜日夕方の画像。春の訪れをつげる山菜は、あっという間に大きくなり、春の終わりをつげる使者にもなる。
日曜日夕方のニワトリ。
農作業はできなくても、昨日、今日と、ニワトリのエサやりだけは欠かしていない。しかし今日の産卵はゼロ。明日、明後日の産卵個数を見てみないとわからないが、ニワトリも春の終わりを告げているのかも知れない。
いつもご訪問ありがとうございます。
明日からまた、通常通りの更新予定です。
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